あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

大久野島での毒ガス製造

2014-08-10 16:11:16 | Weblog
のんびりの日曜日。

台風が気になりながら、ゆっくりです。
先ほど、テレビを見る。
大久野島。
そこで毒ガスを作っていたという。
広島県竹原市である。

知らなかった。
あの、電車から見た瀬戸内の美しい島々が浮かんだけど、あのひとつの島でそんなことが行われていたなんて…無知なることの恥ずかしさだ。

きい弾、あか、みどり…。

戦争は人間を人間にしない。

戦争が終わって69年経った今でも、被害者、加害者ともに苦しんでいるということ。

人体実験をしたこと…マルタ…

人を「人」とはみないという戦争。

広島、長崎での式典での安倍首相のあいさつ文。

笑えるくらいに昨年とほとんど変わらなかったことへの憤り。

アメリカは1945年11月に九州にその毒ガスの爆弾を落とす予定だったという。

チラッと見えた地図、南九州にも番号があった…。
それならば、今の自分はいないかもしれない…。

多くの人もそうだろう。

戦災孤児も、原爆症に苦しむ人も、加害者も、多くの被害者も(こんなにひとまとめにしてはいけないけど)戦争がなければ、なかったこと。

なぜに、戦争をするのだろう。
なぜに、しなければならないのか。

アメリカと日本のだまし合い。
駆け引き…ご都合主義。
日本の毒ガスを追求できなかったというアメリカ。
それを使えなくなるから。

この番組の間でみたAKBのコマーシャルがなんとも言えず、むなしく写った。
コメント (6)
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