あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

「さんぼんぼうってなんだろな」高橋秀雄作 えがしらみちこ絵

2017-07-12 19:39:52 | Weblog
「さんぼんぼうってなんだろな」



高橋秀雄さんとえがしらみちこさんの「こどものくに ひまわり版の6月号」です。

さて、さんぼんぼうってなんでしょうね。

この絵本、3月の季節風の研究会で表紙を見せていただき、かわいいなあと思っていました。
で、今回7月のやはり季節風の幼年部会で高橋さんとお会いして、絵本の話になり、送ってくださいました。
すぐに読みました。
すぐに絵本を紹介したかったのですが、あれやこれやで・・・今日になりました。


なんと、素敵なお話なんだろう!がまず最初に感じたこと。
私もこういう話を書きたいと思いました。

熱をだした妹のなつみのほしかった「さんぼんぼう」をバナナ?アイス?うめぼし?とおねえちゃんのわたしはなつみに持っていきますがどれも違う・・・「どこでたべたのよ」と問えば「あっち」
わたしは「あっち」を目指して歩きます。走ります・・・そして、行きついた先は?

妹を思うわたし、そしておいしく食べるなつみ。

姉妹愛があふれ、おばあちゃんの優しさもあり、ほんとに心安らぐほっこりする絵本です。

こういう絵本を子どもたちに手渡せたらと思います。

高橋さんの優しさとえがしらさんの絵がいいなあ。

とってもいいお話。

表紙の裏のサインも高橋さんの真摯さが伝わり、素敵です。

高橋さんは「やぶ坂に吹く風」で第49回日本児童文学賞を受賞されています。
数々の賞をもらっていらっしゃる・・魚釣りも大好き。

そして、何よりも私たち季節風の重鎮であり、高橋さんはもちろん作家ですが、「季節風」での高橋さんの惜しみない事務作業のおかげで多くの方が作家として本を出されています。
本当にボランティアで活動してくださっています。

そんな高橋さんが書かれた本ですから、最高に心温まる本です。
どうぞ、多くの高橋秀雄さんの本が皆さまの手に渡りますように。

書店で探してくださいね。

素敵な絵本をありがとうございました。

きっとハードカバーで出版されるだろうと思います。

楽しみです。

そうそう、さんぼんぼうって・・・うふふ、どこかでこの絵本を読んでくださいね。
どうしても知りたい方はメッセージ欄へメールをください・・・なんて。

今夜はないしょで、いつか、答えを書きます・・・ね。

追伸

今、自分のブログをアップしてから、akiさんのブログにおじゃましました。
恐れ多くも日本児童ペンクラブで新人賞をいただいた「黄色いかさ」についてakiさんが嬉しい感想を書いてくださっていました。
本当にありがとう。
また、のびたさんからも身に余る感想をいただき、恐縮しています。
昨夜はonoさんからも・・・。本当にありがとうございます。
皆さまから元気をたくさ~んいただきました。
私も絵本を、物語を出すべく、頑張りたいと思います
これからもよろしくお願いいたします

コメント (6)
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