あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

Tちゃんの絵&思い出

2017-08-08 21:05:55 | Weblog
Tちゃんの描いた絵です。

沖縄の海で見た「オヤビッチャ」という魚だそうです。



模様がきれい。魚のひれがいいなあ。目がかわいいな。

きっと透きとおった海でたくさんのきれいな魚を見たんだろうなあ。
画用紙いっぱい、上手に描けたね。



幼稚園に勤めているときに、絵画制作の全国大会の研究保育をした。

多くの幼稚園教諭が来られた。
その研究会のために鹿児島の絵の第一人者をよび、私たちは研修をした。よく勉強をしたと思う。

私自身、絵は描けないのだけど、子どもたちに何度も絵を描いてもらった。
「えっ、また絵を描くの?」ってYくんが言ったのを思い出す。

いろいろな教材をつかった。
紙も細長い紙、広~い紙・・・いろいろ。
みんな絵を描くことが好きになったと思う。

あのときのN園長先生は、子どもたちのためならと私たちに思い切り保育を任せてくれたし、研究することに対して、たくさんのお金を使うことを厭わなかった。

そして、何名かが入選して画集に載り、その下に指導教諭として、私の名前があった。

自分の名前を見ながら「指導なんてしていないのになあ」がそのとき、思ったことである。

この前、遊びに来た添乗員のM子ちゃんは、お絵かきの時間はただ座っていて「描けない」とじっとしている。
う~ん、がんこだったなあ…意志が強い(今、彼女にその話をすると笑う)
でも、その彼女の絵が特選になり、県立美術館だったか、そこに展示されたのだ。

おとうさんの顔か、おかあさんの顔だった(ああ、どっちだったかなあ・・・忘却とは恐ろしけり)

でも、楽しかった。
絵の具をといて、大きな筆で思い切り描いてもらった。
絵は、心の表現だった。

Tちゃんの絵を見て、今は40代半ばになっているであろう子どもたちの絵を思い出した。

おやすみなさい。
コメント (2)
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