あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

夫の幼稚園の先生を訪ねて~そして、湯河原へ~

2018-10-12 20:05:49 | Weblog
こんばんは。

今夜は湯河原です。
虫の音と川のせせらぎのコラボレーション。まさしく秋です。

実は、今日は、夫の幼稚園のときの先生宅へおじゃましました。

夫が先生に受け持たれたのは、60年以上前。熊本でです。
夫が退職して帰省したときに教育委員会に行き、かつての幼稚園のことを尋ねた。もう幼稚園はないかと思いきや、移転してあった。そして、幼稚園に行き、先生のことを尋ねたら「残念、横浜にいらっしゃいます」とのお返事。どんなに驚いたことか「えっ、私も今、横浜にいます」と・・・。

そういう経緯で数年前に一度訪れたのです。今回はあのときにお話した優しい穏やかなご主人様が他界され、今、先生は、88歳。
時の流れは、いろいろな変化があり、お電話でのお声はお元気だよと夫は言っていましたが、実際にどうされていらっしゃるかしらと少し心配しながらの訪問でした。
ところが、そんな心配など徒労に終わりました。

なんとまあ、お元気。

今、流行りのスポーツ教室にいらしているとのことで、腹筋は、へいちゃらよと10回して見せてくださいました。30回も普通にできるそう。
私は、今、できない・・・トホホ。
刺繍も数十年されていて、編み物もセーターからマフラー、首に巻くもの(何というのかな)とたくさん作られ、お土産に下さいました。
私も幼稚園に勤めていたので、話も合い、楽しく、おしゃべりに花が咲き、5時間位いたかしらんと思います。
前向きに明るく過ごさなきゃと、近所の方々と楽しく過ごされている様子。
少なくとも私よりお元気だと思いました。

思いがけず、夫のお母様の話も聞けて、夫は、あらためて、母の愛情を感じたかなと思います。
また、かつて注射をお尻にしてくれたかかりつけのドクターが、先生の伯父様ということも判明。昔にタイムスリップして、いろいろな話に涙も出てきて・・・今の北朝鮮にいて、そのときの話、帰国時の怖かった話など、先生の話は宝箱から大事な宝を取り出す感じでした。

おいしかったお寿司、お茶、おみかん、コーヒー、こうして、恩師に会える夫は、幸せですね。
私には夫が先生から「Fくん」と呼ばれたことが新鮮で、一緒の友達のなかで「大将だったわねえ」と言われたのにもびっくりでした。

お庭には、お野菜も作っていらして、お花もきれい。

あちこちに額に入れた刺繍がありましたが、玄関のひとつです。



そして、かわいいお菓子。



先生っていつまでも先生だなと思いました。たくさん、学ばされました。感謝です。

夫が帰り際「君も先生みたいでいなきゃね」と。
我が家にも、かつて受け持ったかわいい子どもたちがいらしてくれますが(いちばん上で今は40歳半ばかな)元気でいなきゃと思うことでした。

それから、なんと、帰りに、玄関の引き戸を開けたら、黄色い蝶がヒラリと飛んできました。
びっくりです。
母が来たと思いました。
「先生、ありがとう」と・・そして、「先生のお幸せを願っています」と言っているような・・・。
この前、父とトンボの話を書きましたが、母は、蝶だと思っています。やはり、不思議な話がたくさんあります。母の魂が蝶に乗ってくると・・・薩摩川内から指宿に帰るとき、熊本の夫の家の庭にいるとき、ずっと近くにいた蝶(1時間位いた)・・・母が来ていると思いました。
今日も不思議。しばらく、きれいにヒラリヒラリ優雅に舞って、お庭の木に行き、隣に飛んでいきました。
先生も「今頃不思議ねえ」と。
とてもきれいな黄色い蝶でした。
私に「のりちゃん、先生とお話できて、よかったね」とも言ってくれているようでした。

素敵な時間を過ごせ、幸せ。
先生に心から感謝です。

先生は、これからまた、スポーツ教室に行かれるとか。
素晴らしすぎますね。


そして、私たちは、朝に予約した湯河原です。
今年はとても忙しく、少しのんびりしたくて、来ました。
温泉も気持ちよく、夕食もきれいでおいしかった。
ベトナムからの大学生の実習生がスタッフとしていて、かつて行ったハノイ、ホーチミンの話をしたら、おうちがホーチミンで空港から15分とか、案内しますよって。嬉しく思いました。
私たちの「カムオン」を喜んでくれました。

頑張っている若者たちを応援したいですね。

今日もいい日。
このブログを書き始めたのが8時過ぎでしたが、うたた寝。目が覚めたのが23時半。
二度目の温泉に入り、再び、ブログに向かいました。

というわけで、今夜は湯河原にて・・・秋の夜長・・・

おやすみなさい。


コメント (2)
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