鹿児島の「ついでこん」がこうなりました。
夫が家庭菜園で作った大根です。大根3本分です。
日曜日の夜に室内に干し(夜だったのでやむなく・・本当は、昼であれば外がいいの)昨日、今日と外です。夜もそのまま外です。
太陽ってありがたいですね。
「ついでこん」とは「つりだいこん」のことです。
大根を鹿児島弁で「でこん」といいます。
これから、しばらく干して、カラカラになったら、湯通しをして、また干します。
この湯通しのときに匂いがたまらなくいいのです。
「ついでこん」を作るのに必要なのは、太陽と風です。
幼いときに、家の軒下にたくさんつるされて「ついでこん」ができていきました。その光景や素晴らしく寒いときの風物詩でした。
私の記憶では2月というイメージがあります。
私はひもをこのいわゆる「よま」にしましたが、鹿児島では大きくなった棕櫚の葉をさいて使っていた気がします。
大根ももっときれいに縦に切って、太い針のようなもので穴をあけて、何枚だったかなあ・・一緒に干していました。
そして、できあがったら、保存食として、お煮しめ、巻きずしの具、炒め煮などのお料理に使います。
腸にとてもいいのです。
昔の人の知恵ですね。
皆さまも作ってみませんか。
とってもおいしいですよ。