表面が彫り終わりましたので、
裏面の字母紙を貼りました。
書体は、、、、、、英朋です。
どちらも隷書体で甲乙つけがたい、
そう思われたお客様が、
表:探山
裏:英朋
をご選択されました。
世界に一つ、自分専用の駒で指す将棋はですね、、、、
「まじっ、楽しい!」です。
愛好家の皆さんの、
将棋ライフを充実させる一助となれる、
そういう駒を今後も、ずっと作って参ります。
裏面の字母紙を貼りました。
書体は、、、、、、英朋です。
どちらも隷書体で甲乙つけがたい、
そう思われたお客様が、
表:探山
裏:英朋
をご選択されました。
世界に一つ、自分専用の駒で指す将棋はですね、、、、
「まじっ、楽しい!」です。
愛好家の皆さんの、
将棋ライフを充実させる一助となれる、
そういう駒を今後も、ずっと作って参ります。
探山の金将です。
竜王戦第3局を観ながら彫ってます。
本対局は静岡県富士宮市で開催されています。
映像ですが元気そうな師匠の姿を見ることができました。
いつの頃からか、駒を作る時は、
将棋番組や中継を見ることが習慣になりました。
将棋のことを考えながら作ると、
作品の出来に良い影響がある気がしています。
竜王戦第3局を観ながら彫ってます。
本対局は静岡県富士宮市で開催されています。
映像ですが元気そうな師匠の姿を見ることができました。
いつの頃からか、駒を作る時は、
将棋番組や中継を見ることが習慣になりました。
将棋のことを考えながら作ると、
作品の出来に良い影響がある気がしています。
探山の銀将です。
細かい部分が一番多く、
失敗しやすいので、
頭がクリアな状態の時に、
一気に彫りました。
ABEMAで竜王戦の第二局が放送されてます。
AIの評価は藤井竜王79%:広瀬八段21%となってます。
細かい部分が一番多く、
失敗しやすいので、
頭がクリアな状態の時に、
一気に彫りました。
ABEMAで竜王戦の第二局が放送されてます。
AIの評価は藤井竜王79%:広瀬八段21%となってます。
探山の香車です。
竜王戦の第一局を横目で観ながらも、
慎重に彫りました。
柾目の木地は曲がりにくいし、柔らかいので、
基本的には彫りやすいのですが、
刃が入り過ぎて、
余計に彫ってしまうことに注意が必要です。
現局面は藤井竜王がやや苦戦しています。
木地の表面が斑になっていますが、これは糊です。
水研ぎのタイミングで奇麗に落ちますので、
心配ありません。為念。
竜王戦の第一局を横目で観ながらも、
慎重に彫りました。
柾目の木地は曲がりにくいし、柔らかいので、
基本的には彫りやすいのですが、
刃が入り過ぎて、
余計に彫ってしまうことに注意が必要です。
現局面は藤井竜王がやや苦戦しています。
木地の表面が斑になっていますが、これは糊です。
水研ぎのタイミングで奇麗に落ちますので、
心配ありません。為念。
探山の歩兵、全20枚です。
粗彫りが終わりました。
目止めをする前に仕上げ彫りをしますので、
このまま次の作業に進みます。
だいぶ手が慣れてきました。
字母紙を剥がしているのは、
ちゃんと彫れているかをチェックしたためです。
彫刻刀の刃の減りが思った以上に早いので、
木地が堅いんですね。
ここで一旦彫刻刀を研ぎ直します。
粗彫りが終わりました。
目止めをする前に仕上げ彫りをしますので、
このまま次の作業に進みます。
だいぶ手が慣れてきました。
字母紙を剥がしているのは、
ちゃんと彫れているかをチェックしたためです。
彫刻刀の刃の減りが思った以上に早いので、
木地が堅いんですね。
ここで一旦彫刻刀を研ぎ直します。
探山の歩兵です。
久しぶりなので、一画・一画ゆっくり彫ってますが、
やっと感覚が掴めてきました。
久しぶりに字母紙の主の熊澤良尊師のブログを検索したら、
探山が太字にアレンジされていて、
その大胆さにちょっと驚きました。
この作品については、
字母紙に忠実に作ります。
久しぶりなので、一画・一画ゆっくり彫ってますが、
やっと感覚が掴めてきました。
久しぶりに字母紙の主の熊澤良尊師のブログを検索したら、
探山が太字にアレンジされていて、
その大胆さにちょっと驚きました。
この作品については、
字母紙に忠実に作ります。
新しくオーダーを頂戴して作ります「探山(たんざん)」です。
以心伝心と言っていいのでしょうか?
山華石の次は久しぶりに探山を作ろう思っていたので、
少々驚きました。
タイトルには英朋とも書かれておりますが、
その理由は後に明かします。
木地は御蔵島黄楊の柾目(追い柾交り)を用意しました。
木地のサイズに合わせて、字母紙もリニューアル致しました。
以心伝心と言っていいのでしょうか?
山華石の次は久しぶりに探山を作ろう思っていたので、
少々驚きました。
タイトルには英朋とも書かれておりますが、
その理由は後に明かします。
木地は御蔵島黄楊の柾目(追い柾交り)を用意しました。
木地のサイズに合わせて、字母紙もリニューアル致しました。
玉刀作金光書彫駒です。
字母紙が欲しくて中古品を入手しました。
玉刀は小野幸市師の雅号の様です。
これ以外の作品を手に取って見たことがありませんが、
大正12年生まれとのことですので、
ご存命ならえーと、
大正は15年まで、
昭和は64年まで、
平成は31年まで、
今は令和は2年。。。。
97歳ですかね?
ご存命でも現役は引退されていることでしょう。
さて、書体はとても珍しい金光、隷書ですね。
経年変化で駒が全体的に茶色っぽいのは自然現象ですから仕方ありません。
時々見かける初代、二代金光師が作られた書体でしょうか?
詳しい事はわかりませんが、
とにかく字母は保存しましたので、
作品はオークションへ出しました。
⇒YAHOOオークション
字母紙が欲しくて中古品を入手しました。
玉刀は小野幸市師の雅号の様です。
これ以外の作品を手に取って見たことがありませんが、
大正12年生まれとのことですので、
ご存命ならえーと、
大正は15年まで、
昭和は64年まで、
平成は31年まで、
今は令和は2年。。。。
97歳ですかね?
ご存命でも現役は引退されていることでしょう。
さて、書体はとても珍しい金光、隷書ですね。
経年変化で駒が全体的に茶色っぽいのは自然現象ですから仕方ありません。
時々見かける初代、二代金光師が作られた書体でしょうか?
詳しい事はわかりませんが、
とにかく字母は保存しましたので、
作品はオークションへ出しました。
⇒YAHOOオークション
完成しました英朋です。
目止めや漆入れなどの画像は、
どの作品においても大差がありませんので省略し、
完成した画像をアップさせて頂きました。
しかし、何度見ても不思議な魅力のある書体です。
美術的才能の成せる技なんでしょうね。
目止めや漆入れなどの画像は、
どの作品においても大差がありませんので省略し、
完成した画像をアップさせて頂きました。
しかし、何度見ても不思議な魅力のある書体です。
美術的才能の成せる技なんでしょうね。
英朋の龍王と龍馬です。
英朋の中で何が一番好きかと問われれば、
間違いなく龍馬と答えますね。
ここまで絵的な字母は他にないですね。
さらに私が気に入っているのは、
この馬が鳥の様に見えるところです。
「馬と鳥はもともと似た字だからじゃないの?」
と言われればそれまでなんですが、
私はこの書体の主である鰭崎英朋さんが、
それを意識して書かれたと思っているからです。
その理由は雅号英朋の「朋」の字です。
もともと朋は右側に鳥がついた「鵬」で、
これは「おおとり」と読みます。
私は禽将棋駒を作った際にこれに気づきました。
鰭崎英朋さんが自らの雅号に用いるぐらいですから、
鵬に対する何かしらの感情があったのだと思います。
鰭崎英朋さんのご本業は絵師ですので、
彼にしか書けない文字、とも言えそうです。
亡くなられて50年以上経過してもなお、
駒字として愛されるなんて素敵なことですねぇ。。
英朋の中で何が一番好きかと問われれば、
間違いなく龍馬と答えますね。
ここまで絵的な字母は他にないですね。
さらに私が気に入っているのは、
この馬が鳥の様に見えるところです。
「馬と鳥はもともと似た字だからじゃないの?」
と言われればそれまでなんですが、
私はこの書体の主である鰭崎英朋さんが、
それを意識して書かれたと思っているからです。
その理由は雅号英朋の「朋」の字です。
もともと朋は右側に鳥がついた「鵬」で、
これは「おおとり」と読みます。
私は禽将棋駒を作った際にこれに気づきました。
鰭崎英朋さんが自らの雅号に用いるぐらいですから、
鵬に対する何かしらの感情があったのだと思います。
鰭崎英朋さんのご本業は絵師ですので、
彼にしか書けない文字、とも言えそうです。
亡くなられて50年以上経過してもなお、
駒字として愛されるなんて素敵なことですねぇ。。
英朋の王将です。
ようやく表面の彫りが終わりました。
皆さんは「玉捌き(ぎょくさばき)」という言葉を使われますか?
捌きは一般的には駒の交換をする時に使いますが、
王将を何かの駒と交換したら負けですので、
この場合の意味は「王将を巧みに扱った」の意味になります。
「手綱(たづな)さばき」とかと語用は同じかと。
私が将棋を指すとき常に意識しているのがこの玉捌きです。
はい、もちろん、勝敗とは全く関係なく、
そういう局面を探しています。
巧みに捌いたつもりが、、、即捕縛みたいなこともありますが、
快心の玉裁きができた時はそれだけで満足しちゃいます。
あっ、でも未来ある良い子たちは、決してマネしないで下さいね。
ようやく表面の彫りが終わりました。
皆さんは「玉捌き(ぎょくさばき)」という言葉を使われますか?
捌きは一般的には駒の交換をする時に使いますが、
王将を何かの駒と交換したら負けですので、
この場合の意味は「王将を巧みに扱った」の意味になります。
「手綱(たづな)さばき」とかと語用は同じかと。
私が将棋を指すとき常に意識しているのがこの玉捌きです。
はい、もちろん、勝敗とは全く関係なく、
そういう局面を探しています。
巧みに捌いたつもりが、、、即捕縛みたいなこともありますが、
快心の玉裁きができた時はそれだけで満足しちゃいます。
あっ、でも未来ある良い子たちは、決してマネしないで下さいね。
英朋の飛車と角行です。
バランス型の将棋を指していますと、
確実に飛車交換の機会が減ります。
守護神ですから捌いたら即死です、当たり前ですけど。
従って攻めの主役は角行になりがち。
馬を作って相手の飛車をいじめたり、
自陣に戻して厚みでじわじわと押したりします。
大駒なのに、飛車角乱舞なんて言葉とは無縁の将棋で、
時々申し訳ない気持ちになりますなぁ。
と言いながら、飛車を1マス動かすだけ、
みたいな手が好きです。
バランス型の将棋を指していますと、
確実に飛車交換の機会が減ります。
守護神ですから捌いたら即死です、当たり前ですけど。
従って攻めの主役は角行になりがち。
馬を作って相手の飛車をいじめたり、
自陣に戻して厚みでじわじわと押したりします。
大駒なのに、飛車角乱舞なんて言葉とは無縁の将棋で、
時々申し訳ない気持ちになりますなぁ。
と言いながら、飛車を1マス動かすだけ、
みたいな手が好きです。
英朋の金将です。
王の守りは金銀3枚、
少し前まで金将は王将のそばに
2枚とも配置するのが基本でしたが、
最近は全然違いますね。
特に飛車に近いほうの金将は、
飛車の弱点を補うように配置することが多くなりました。
▲2九飛+▲4八金がその典型ですね。
金将は斜め下が弱く、飛車は斜め上が弱い、
それを相互に補う互恵の関係がいいみたいです。
王の守りは金銀3枚、
少し前まで金将は王将のそばに
2枚とも配置するのが基本でしたが、
最近は全然違いますね。
特に飛車に近いほうの金将は、
飛車の弱点を補うように配置することが多くなりました。
▲2九飛+▲4八金がその典型ですね。
金将は斜め下が弱く、飛車は斜め上が弱い、
それを相互に補う互恵の関係がいいみたいです。
英朋の銀将です。
成りか?成らずか?
悩ましいことが多いです。
将棋を始めて10年くらいまで誤解していたのが、
この銀将の成りです。
私に将棋を教えてくれた人が、
「一度成る権利を得た銀将は、その後好きなタイミングで成ることを1回のみ選べる」
って教えてくれたので、ずっとそう誤解していました。
具体的に符号で言いますと、
「4三の銀将を▲5四銀不成とし、次に▲6五銀成ってできる。」
って誤解です。
幸いにもそういう局面が現れなかったので、
反則負けになることはありませんでしたが、
成る権利を既得権みたいに教えるとこういう誤解が生まれますね。
▲5八銀成!
なんてしなくて良かった。。
でも、あいつはまだ誤解したままかも知れんなぁ。
成りか?成らずか?
悩ましいことが多いです。
将棋を始めて10年くらいまで誤解していたのが、
この銀将の成りです。
私に将棋を教えてくれた人が、
「一度成る権利を得た銀将は、その後好きなタイミングで成ることを1回のみ選べる」
って教えてくれたので、ずっとそう誤解していました。
具体的に符号で言いますと、
「4三の銀将を▲5四銀不成とし、次に▲6五銀成ってできる。」
って誤解です。
幸いにもそういう局面が現れなかったので、
反則負けになることはありませんでしたが、
成る権利を既得権みたいに教えるとこういう誤解が生まれますね。
▲5八銀成!
なんてしなくて良かった。。
でも、あいつはまだ誤解したままかも知れんなぁ。