英朋書 Round1 ～その７～

英朋書です。

漆を入れたところです。

この辺りの工程は変化に乏しく、

面白くないですね。

ん？

全体的に面白くないか。。。

元々地味な仕事ですから、

全てがそうですね。

(^o^;)

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英朋書 Round1 ～その６～

全ての彫りが終り、

目止めをしている英朋書です。

この木地は初めて使う木地師から仕入れたもので、

おそらく導管がやや太めな気がします。

従って、通常の目止めですと

滲みが出ると予想し、

かなり丁寧にやらないと危ないと感じています。

写真は一回目の状態ですが、

案の定、目止め剤をかなり吸い込みます。

ちょっと試してみようと思っている方法がありますので、

それは次回以降にお伝えしますね。


全面に塗布し、涼しい日陰で乾燥させます。

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英朋書 Round1 ～その５～

英朋書の龍王です。

龍馬ほどではありませんが、

それでもかなり個性的な字母です。

浅学ですので、

隷書の魅力を口でも文字でも説明出来ず

申し訳ありませんが、

これがきっかけとなり、

少しでも興味を持って頂ければ嬉しいです。

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英朋書 Round1 ～その４～

英朋書の龍馬です。

まるで何かの象形文字の様に見えます。

細かい所が多いので、

気は抜けませんが、

彫っていて楽しいです。

この字は根付向きかも知れませんね。

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英朋書 Round1 ～その３～

久しぶりですね。英朋書です。

おもて面を全て彫り終えました。

どうやったら深く滑らかな彫面が出来るか？

という質問をメールで頂く事がありますが、

印刀を良く研いで、丁寧に彫る以外に、

コツは無いと思います。

ただし、私もその出来に

心から満足した事はありません。

それがこの仕事を継続出来る

最大のモチベーションの様な気が致します。

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英朋書 Round1 ～その２～

改めて英朋書を字母紙から紹介いたしましょう。

ご覧のとおりの隷書です。

書の主は明治・大正期に活躍した挿絵画家、

鰭崎英朋（ひれざきえいほう）との事です。

特徴的なのがこの象形文字の様な龍馬です。

賛否両論かもしれませんが、

私は好きですね～

無理やりにでも角を成り、

自陣に引き付けてしまいそうです。

豊島字母帳にも存在する歴史ある書体です。

想像でしかありませんが、

その頃に想いを馳せながら

一字一字を丁寧に刻んで参ります。

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英朋書 Round1 ～その１～

英朋書を彫っています。

あっ、ご紹介は初めてでしたね。

失礼しました。

歩兵から彫はじめまして、

この歩兵が２０枚目です。

残念ながら英朋書に関する詳しい情報が

私のところにはありませんが、

以前から作りたいと思っていた書体に取り掛かれて

ちょっと嬉しいです。

勢い余って一気に２０枚彫ってしまいました。

調子に乗り過ぎると失敗しますので、

ここからはゆっくり彫りますね。

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三田玉枝 ～その１３～

先ほど完成致しました三田玉枝です。

撮影技術が足りなくて申し訳ありません。

せっかくの個性豊かな木地の模様が

写っておらず残念です。

箱にしまったらお客様のところへ出発です。

岡山県へ嫁ぎます。

いってらっしゃい！

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三田玉枝 ～その１２～

先ほど研ぎ出しが終りました三田玉枝です。

うーん？

うん！

滲みは無いね。

堅く密度が高い木地は、

彫るのに大変苦労しますが、

反面、滲みの心配が少なくて助かります。


時々ネットで安い木地が出回っています。

練習用とか試作用なら良いですが、

本チャンの作品を作るときは要注意です。

導管が極太のスカスカ木地もありますので。。。。

一般の方には分かり辛いですよね。

当たり前ですが、我々も手に取ってみないと

分かりません。

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三田玉枝 ～その１１～

申し訳ありません。

暫く更新をサボってしまいました。

なんとなく文章を書くのが億劫になることが

時々ありますね。。。

気を取り直して。

ただ、作業は結構真面目にやっておりまして、

写真のとおり三田玉枝の彫りが終り

目止めの作業に入りました。

なんとか、今月内に仕上げたいですね。

面白い作品になると思います。

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三田玉枝 ～その１０～

表面の彫りが終りました三田玉枝です。

これで工程の７割ぐらいは終わりましたね。

明日から裏面の彫に入ります。

今のところ目立った失敗はありません。

なんとか１０月中には仕上げたいと思います。

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三田玉枝 ～その９～

三田玉枝の金将です。

先ほど彫上がりました。

銀将より画数が少ないので

気分的にはあっという間でした。

可愛らしい文字ですねぇ～

こんな駒で将棋をしたら

さぞかし楽しいでしょう。

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三田玉枝 ～その８～

三田玉枝です。

桂馬の次は銀将です。

こちらも可愛らしい。

聞いた話なのですが、

どうも隷書というのは、

昔の中国の役人が使っていた書体らしいです。

公文書はすべて隷書で書かれていたんですかねぇ？

なかなか味があっていいですね。

これで銀将も彫上がりました。

すみません。写真がピンボケでした。。。。

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三田玉枝 ～その７～

三田玉枝の続きです。

桂馬４枚を彫り終えました。

クルリと丸まった書体が可愛いですね。

どの様な方がお書きになると

桂馬がこの様になるのか知りたくなります。

女性にモテる駒を意識して作ってみますね。

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三田玉枝 ～その６～

三田玉枝の香車です。

なんとも不思議な書体ですねー

でも、ちゃんとした隷書だそうです。

書の世界は奥が深いということでしょう。

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