駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

阪田好 ~その7~

2012年09月16日 | 隷書(無剣・六清・三田玉枝・阪田好等)
歩兵ばかり彫っていたら

気力が萎えてしまいましたので、

思い切って大駒6枚を彫りました。

彫りとしては面白いですが、

難易度はやはり高いですね。

手前右側の飛車は失敗しました。

裏面も含めやり直しです。

まだまだ修業が足りませんね。。

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阪田好 ~その6~

2012年09月02日 | 隷書(無剣・六清・三田玉枝・阪田好等)
病気は治りましたが、

その間、随分と体力を消耗した様で、

作業は少しずつ再開です。

手始めに阪田好の字母紙を貼り、

2、3枚だけ彫りました。

隷書を彫るのは実に1年ぶりぐらいです。

入筆、終筆部分がいつもと違いますので、

やや慎重に彫っています。

がんばりまーす。

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阪田好 ~その5~

2012年08月25日 | 隷書(無剣・六清・三田玉枝・阪田好等)
裏面の彫が終わりました。

うーん。。。そうですねー。。。。

失敗らしきものは無かったのですが、

上手く彫れているのかいないのか?

ちょっと分からないというのが正直な感想です。

とりあえず、この後表面の字母紙を貼り、

気持ちが乗ってきたら彫刻再開致します。

作業としては楽しいです。

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阪田好 ~その4~

2012年08月12日 | 隷書(無剣・六清・三田玉枝・阪田好等)
彫刻を開始しました阪田好です。

いつもより幅が1mm狭い3.5mm幅の

彫刻刀を使用しています。

音楽を聴きながらリズムに乗って作業中です。

細かな作業は神経を使いますし、

技術的にも難しいのですが、

その難しさが楽しいのです。

気持ちが乗っているので、

可能な限り進めてしまいましょう。


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阪田好 ~その3~

2012年07月15日 | 隷書(無剣・六清・三田玉枝・阪田好等)
阪田好の字母紙を貼りました。

彫刻が難しい方から作業するのが小生流です。

従いまして、阪田好の場合は最も大変な

裏面から彫ります。

気持ちが整ったらスタートします。

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阪田好 ~その2~

2012年06月18日 | 隷書(無剣・六清・三田玉枝・阪田好等)
木地の均しが終わりました。

次回作は阪田好(さかたごのみ)です。

書体もこの個性的な板目木地も

全てお客様のご指定です。

さて、阪田好といえば「駒師泣かせ」

で有名な書体ですね。

ご覧のとおり、裏面が「筋彫り」ですので、

通常の何倍も手間がかかります。

細部彫刻用に新しい彫刻刀も1本購いました。

納期は12月ですので長丁場になります。

頑張ります!

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阪田好 ~その1~

2012年06月14日 | 隷書(無剣・六清・三田玉枝・阪田好等)
次回作の準備に入ろうと思っています。

まだ詳細はオープンに出来ませんが、

木地はお客様のご指定で「ど板目」になります。

ど板目とは、小生の造語で

板目の中でも個性的なものを選りすぐった木地を

勝手にそう呼んでいます。

写真をご覧下さい。一枚も揃っていません。

存在感のある猛者たちが一同に会した感じです。

運よくここまで集まりました。

面白い作品になりそうです。

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無剣書 Round2 ~その3~

2011年04月04日 | 隷書(無剣・六清・三田玉枝・阪田好等)
もう一枚の試作品がこちらです。

模様の強い木地も試してみました。

特に支障は無いようです。安心しました。

木地師さんに感謝です。



台風の様な渦巻き模様がとても個性的ですね。

これをどう見るかは人それぞれですが、

木地の黄色と渦巻きの茶色い具合が

小生はとても美しいと思います。

自然美というんですかね。

これからもこれに魅了され続けて行くのでしょう。

駒づくりに出会えて本当に幸せだと思う瞬間です。



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無剣書 Round2 ~その2~

2011年04月02日 | 隷書(無剣・六清・三田玉枝・阪田好等)
試作をしました。これで木地の癖を掴みます。

木口杢ですので、かなり手こずるかと思いましたが、

この木地は意外と素直でした。

水研ぎしましたが、木地の曲がりも出ていません。


表面は駒の右サイドに波紋の様な

木目が出ています。



裏側は左サイドに出ています。


木目が詰まっているためでしょうか、

磨いたら良い色合いを見せてくれました。

漆の乗りも良い様です。

ここのところ扱い難い木地が連続していたので、

少しホッとします。


この木口杢木地は、十分乾燥してありますが、

かなり「しっとり」しています。

指すと静かな駒音とともに、盤に吸い付きます。

この「スー、ピタッ」という感触が

なんとも言えません。

気のせいだと思うのですが、

駒の先端が盤に触れてから、

駒尻が盤に着地するまでの間、

木地がほんの少し「しなって」いるように

感じます。

そのしなやかさがとても女性的です。

とにかく彫るのに苦労する木地ですが、

何度でも挑戦したくなる魅力的な木地です。



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無剣書 Round2 ~その1~

2011年04月01日 | 隷書(無剣・六清・三田玉枝・阪田好等)
新たな駒の制作に突入します。。。。。というのはウソで、

なんと昨年の4月10日以来の登場となります

「無剣書 島黄楊木口杢」です。

前回記事はコチラです。

字母紙を貼った状態でほぼ1年放ってありました。

ごめんなさい。。。。

理由は実に簡単で、無剣書を作るエネルギーが

充電できなかったということです。

この当時、もう一組無剣を作っておりましたが、

作るのが大変で、結局一組しか完成できませんでした。

隷書の太字は神経と力の両方を要しますので、

兎に角疲れます。

大好きな書体でも、流石に連続すればハードです。

パワー不足で彫り進めれば失敗は目に見えており、

高価な木地がパーになってしまいます。


最近ようやく「その気」になったので、

取り急ぎ2枚だけ彫ってみた次第です。


ただし、これで5作同時進行になってしまいました。

大丈夫かな???

まあ、何とかなるさ。

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六清書 Round 1 ~その10~

2010年09月19日 | 隷書(無剣・六清・三田玉枝・阪田好等)
先ほど全ての工程を終えた六清書です。

木口杢を初めて作るに当たり、木地師さんに無理を言い、

試作用に1組揃えてもらった木地です。

金の裏側をご覧頂くとお分かりのように、

黒点があったり、他の駒にも全て黒ずみや

節があったります。

本来捨てられる筈だった駒木地たちも、

こうやって揃うとそれなりに立派です。

怪しげな六清書から黒い煙が発せられた様を

形容し「悪魔風」と命名致しました。

暫く眺めて楽しむことと致します。。

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六清書 Round 1 ~その9~

2010年09月18日 | 隷書(無剣・六清・三田玉枝・阪田好等)
研ぎ出しをしました六清書です。

初めて使う木口杢ですので、一体どんな反応があるか

わかりませんでしたが、これでおおよその傾向は分かりました。

彫り方は今回の方法で良い様です。

しかし、目止めは溶剤系は避けた方が無難な様です。

目止めの跡が散見されます。

元々余り木地を使用していましたので、

思いっきりチャレンジ出来ました。

あわよくば「いい出来」であることを考えていましたが、

まあ。。。。。こんなもんですかね。。。

最初にしてはまあまあです。

手元に自作の完成品が一つもないで、

普段使いにするか、オークション行きか

決めかねています。。。

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六清書 Round 1 ~その8~

2010年09月12日 | 隷書(無剣・六清・三田玉枝・阪田好等)
墨入れを終えたばかりの六清書、

「まっ黒くろすけ」の登場です。

溶剤系目止めの効果でしょうか、いやらしいぐらい

ツヤツヤしています。

漆の仕上がりは、つや消しが好みなのですが、

この派手な書体には、このぐらいで仕上がっても

良いのかも知れませんね。

何があるか分からないので、

通常の2倍程度乾燥期間を設けようと思います。

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六清書 Round 1 ~その7~

2010年09月11日 | 隷書(無剣・六清・三田玉枝・阪田好等)
目止めを施したばかりの六清書です。

小生の場合、目止めは基本的に木工用ボンドなのですが、

木口杢は水分を多く含むと曲がる性質が強く、

それを避けるために有機溶剤系(?)の目止めにしてみました。

初めて扱う木地は、どんな反応を見せるか分かりません。

すんなり行って欲しいのですが、結果的に試行錯誤の

繰り返しになることもしばしばです。

果たして結果は?

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六清書 Round 1 ~その6~

2010年09月05日 | 隷書(無剣・六清・三田玉枝・阪田好等)
見たことない駒の様子が掲載されています。

現在製作中の六清書から3枚だけ取り出して

写真に収めました。

右の香車は説明不要ですが、左と中央の2枚は変ですね。

これは、彫り終えた後、字母紙を空研ぎすると

こんな風になります。

つまり白いものは、木の粉です。

こうやってみると、ちゃんとエッジが彫れているかどうか

一目瞭然です。

ちなみに、木地が白っぽい時は、赤色との粉に塗します。

表面が全て彫り終わりましたので、

明日から裏面に突入します。

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