駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

第62期王位戦 ~その6~

2021年07月14日 | 日向のひとりごと
封じ手は△6五角でしたね。

私の棋力では形勢判断できませんが、

解説によると豊島さんの方が少し良い様です。

さて、今回の将棋盤は、、、





はっきりしませんね。

天面がきれいな柾目なのは、



これで分かりましたが、

盤に関しては良い写真がありませんね。

実は、それはそのはずで、

本来使用する予定だった盤の不具合が、

検分当日(棋具を確かめること)のタイミングでみつかり、

画像の盤は代用品らしいです。

こんな事、あるんですね。

⇒王位戦中継サイト

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第62期王位戦 ~その5~

2021年07月14日 | 日向のひとりごと
第2局の一日目が終わりました。

封じ手はなんでしょうね?

さて、タイトル戦で使用される駒は、

だいたい2~3組ぐらいが候補に上がり、

対局者がそのうち1組を決定します。



こちらが、今回惜しくも選ばれなかった方の駒です。

作者は分かりませんが、

「十三世名人関根金次郎書 赤柾 盛上げ駒」に見えます。



関根金次郎十三世名人のお写真です。

先にご紹介しました木村名人書と共に、

アマ強豪の故・新井田基信さんが所蔵していたものを、

将棋連盟北海道支部連合会(たぶん)に寄贈されたものではないかと思います。

両方見たかったなあ。

2日制なので、1日目は木村名人書、

2日目は関根名人書を使用する、って訳にはいかないか。。。

⇒王位戦中継サイト
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第62期王位戦 ~その4~

2021年07月13日 | 日向のひとりごと
王位戦第2局、始まりましたね。

例によって画像などは、

⇒王位戦中継サイト

から頂きました。

冒頭の写真が今回の使用駒です。

驚きました、「木村文俊作 十四世名人木村義雄書」です。

この書体がタイトル戦で使われるのを、

私は初めて見ました。



タイトルホルダーである藤井王位が選択されたとのことです。

粋な選択ですね。



この書体、バランスがとりにくく、作るのが本当に難しいんですよ。





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深く彫る理由

2021年07月12日 | 日向のひとりごと
オークションで見つけた駒の画像です。

漆が複数個所で剥離しています。



裏面はこんな感じ。

だいぶ使い込んでいますね。龍馬は判読できないです。

私は100年使える駒を目指していますので、

そういう立場からしますと、

やはりこういう状態は、あってはならないと思っています。

深くしっかり彫って、ちゃんと作れば防げる症状です。

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日向@宮崎2021 ~その2~

2021年07月09日 | 日向のひとりごと
続いて参りましたのはラーメン店「宝来」です。

たしか宝来さんの記事は2回目ですね。

まあ、そのぐらい好きということです。

似た名前のお店が他に2つぐらいあったと思いますので、

ご注意下さい。



これがお店の外観です。

あっさり、旨味たっぷりの豚骨スープに、

ストレート麺というのが宮崎ラーメンです。





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日向@宮崎2021 ~その1~

2021年07月08日 | 日向のひとりごと
仕事で宮崎におります。

とりあえず腹ごしらえですね

一軒目は「つぼやホルモン」です。

本当は第三つぼやというらしいですが、

宮崎でホルモン焼きを食べるなら、

私はここをお勧めします。



お客さん1人につき1つのシチリンを使い、



こういう要領で焼いてくれます。

概ね80%ぐらい焼けたところで、

店員さんが「どうぞ」って言ってくれますので、

後は自分の好みの焼き加減で、

網の上にお肉が乗った状態のまま食べます。

⇒第三つぼやホルモン

入るのに少し勇気が要るかもしれませんが、

慣れている顔をして、カウンター席に着き、

最初は「ビール、キムチ、ホルモン、軟骨」、

食べ終わったら、

「松の露(焼酎)とカルビ」

ぐらいたのんでみて下さい。

これで2500円ぐらいです。
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最年少九段

2021年07月06日 | 日向のひとりごと
まー、実現するだろうとは思っていましたが、

それにしても凄い記録がまた一つ生まれましたね。

最年少の九段ですか。。。。

多くの棋士が生涯を賭して実現する最高段位を、

10代で達成してしまうとは、恐れ入りました。

でも、やはり羽生さんと同じように、

九段を名乗るのは何十年も先のことなんでしょうね。

画像はこちらから拝借しました⇒棋聖戦のHP







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第62期王位戦 ~その3~

2021年07月01日 | 日向のひとりごと
第一局は挑戦者豊島竜王の勝利となりましたね。

内容的にもやや一方的だったようで、

終局が早くて少々驚きました。

盤の側面が写っていますね。

粗々ですが柾目に見えます。



先手番での敗戦はテニスでいうところの、

ブレークポイントを許した様なものなので、

藤井王位としては、ちょっと苦しい展開になった気がします。

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第62期王位戦 ~その2~

2021年06月30日 | 日向のひとりごと
対局の途中ですが、封じ手をしましたので、

駒は一旦片付けます。

再開は封じ手前の局面まで再現してから、

指し継ぎます。

盤の上方から撮った画像ですね。

本榧のこの艶っぽい黄色と茶色の具合が素敵です。

所有者は中山則男指導棋士六段とのことでした。

一度指導対局を受けたことがありますが、

たしか静山か影水の盛り上げ駒を普段使いされていて、

棋具に対する造形も深い方だったと記憶しております。

駒箱も趣があっていいですね。



蓋を開けたら特有の模様が出てきましたので、

「黒柿」と分かりました。

画像の男性は、記録係の柵木幹太三段です。

柵木は「ませぎ」と読みます。珍しい苗字ですね。

画像等はこちらから頂きました。⇒王位戦中継
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第62期王位戦 ~その1~

2021年06月29日 | 日向のひとりごと
始まりましたねー、藤井王位の防衛戦。

将棋の内容は高度過ぎてまったく分かりませんので、

それ以外のことについて、

独り言をつぶやきたいと思います。





駒、凄いね。

竹風作菱湖赤柾でしょうか。

赤柾と盤の柾目がマッチしていてとてもいいチョイス。



盤もいい、こういう木口、味があって私は好きです。

藤井さんから見て右盤側だけが板目になっていますが、

木取りからして、それ以外は全部柾目でしょう。

画像はこちらから頂きました。⇒王位戦中継
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師匠の彫駒

2021年05月07日 | 日向のひとりごと
オークションで見つけた師匠の彫駒です。

説明書きによりますと、25年前の作品とのことで、

銘が「建夫」になっています。

これは珍しい。

私がコメントするのはおかしいですし、

また当たり前ですが、

「いい線」が出てますね。

師匠は盛り上げでもこの「線」に拘っていらっしゃる様で、

自作を見て頂くと大概、

「いい線が出ているものもあるけど、安定してないね」

みたいなコメントを数多く頂戴しましたので、

大澤門下は線を意識した作品が多くなる訳です。

ただし、駒を盛り上げる方向とは反対に、

深く彫る方へ行った弟子は私だけ、、、、

不肖の弟子で申し訳ありません。


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無銘について

2020年10月01日 | 日向のひとりごと
今も未熟な自分を自覚しておりますが、

試作も含め、作者の責任として銘を刻まなかったことはありません。

しかし、最近ちょっと多いな、と思うのが無銘の駒です。

銘を刻まず作品を世に放つ、その心理とは?

買われる側、使われる側にそういうニーズがあるのでしょうか。

マーケティングにお詳しい方、

浅学な私に、こっそりご教示頂きたく。。







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閑話休題 ~YOASOBI~

2020年09月30日 | 日向のひとりごと
人間の才能はいつ開花するか分かりません。

私のように何十年もそのまま変わらない人間もいれば、

藤井二冠のように10代で頭角を現す人もいます。

音楽の世界も同じ様で、

近年はその傾向が更に強くなった気がします。

最近、敬意を抱きつつ聴いているのがこの曲、

YOASOBIさんの「夜に駆ける」です。

⇒YOUTUBE

(実の)娘のLINEしたら「今頃?」と言われるかと思いきや、

気遣い満載ながらも「いいね」で一安心。

説明は出来ませんが、私の様な素人にも、

作曲家と歌い手の技巧は伝わります。

神は細部に宿る、世界は違っても基本原則は変わらない様です。

相手の年齢に関係なく優れた人に学び続けます。
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デジタル将棋世界

2020年07月02日 | 日向のひとりごと
将棋世界最新号の巻頭詰将棋です。

17手詰めだと思います。

挑戦意欲をそそる初形だと、

私は思います。

解答が知りたい方は、

来月の将棋世界を購入下さい。

ちなみに私は、

YAHOOプレミアム会員なので、

毎月デジタルで購読しています。

サブスクライブっていうんですよね?

良い時代です。



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虎斑霧島

2020年04月22日 | 日向のひとりごと
ドン・キホーテで偶然発見、購入しました、

虎斑霧島(とらふきりしま)です。

最近はなんでもかんでも「●●霧島」感が半端ないですね。

と言っても、元都城市民としては、

仕掛けを見送る訳には参りません。

「飲む一手」です。

ふむふむ。。。。

そうですね。。。



香りが強いです、鼻に抜けます。

切れは良く、後味もスッキリしています。

どのへんが虎斑なのかは全くもって不明です。



黄麹と黒麹、両方を使っているんですね。

あぁ、なるほど!

黄色と黒の虎柄なんですね。

私はてっきり将棋駒好きな方がネーミングされたものと。。。。


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