駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

英朋 Round 2 ~その8~

2021年02月18日 | 隷書(無剣・六清・三田玉枝・阪田好等)
英朋の王将です。

ようやく表面の彫りが終わりました。

皆さんは「玉捌き(ぎょくさばき)」という言葉を使われますか?

捌きは一般的には駒の交換をする時に使いますが、

王将を何かの駒と交換したら負けですので、

この場合の意味は「王将を巧みに扱った」の意味になります。

「手綱(たづな)さばき」とかと語用は同じかと。

私が将棋を指すとき常に意識しているのがこの玉捌きです。

はい、もちろん、勝敗とは全く関係なく、

そういう局面を探しています。

巧みに捌いたつもりが、、、即捕縛みたいなこともありますが、

快心の玉裁きができた時はそれだけで満足しちゃいます。

あっ、でも未来ある良い子たちは、決してマネしないで下さいね。





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