駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

駒師の麻雀 ~その7~

2021年05月07日 | 麻雀
天鳳の段位戦、鳳凰卓東南戦における七段の「順位点」は以下の通りです。

1位 +90点
2位 +45点
3位   0点
4位▲135点

4位と「1位+2位」がイーブンという配点です。

そうすると、3位3回も±0点ですので両者は同点ですね。

しかし、天鳳には段位の他に実力を示すレーティングがあり、

総レートが2000点を切ると、

そもそも鳳凰卓でプレー出来なくなる仕組みになってます。

3位3回はレートが概ねマイナスなので、

これを続けているとレート不足で鳳凰卓では打てなくなります。

ちなみに、両者を平均順位で比較すると、

前者は、1+2+4=7、7÷3=2.33位です。

後者は、3+3+3=9、9÷3=3.00位ですので、

その価値の違いがお分かりいただけると思います。

マイナス回避は大切ですが、それだけだと勝てない仕組みになっています。

よく出来ていますね。
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師匠の彫駒

2021年05月07日 | 日向のひとりごと
オークションで見つけた師匠の彫駒です。

説明書きによりますと、25年前の作品とのことで、

銘が「建夫」になっています。

これは珍しい。

私がコメントするのはおかしいですし、

また当たり前ですが、

「いい線」が出てますね。

師匠は盛り上げでもこの「線」に拘っていらっしゃる様で、

自作を見て頂くと大概、

「いい線が出ているものもあるけど、安定してないね」

みたいなコメントを数多く頂戴しましたので、

大澤門下は線を意識した作品が多くなる訳です。

ただし、駒を盛り上げる方向とは反対に、

深く彫る方へ行った弟子は私だけ、、、、

不肖の弟子で申し訳ありません。


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