駒師「日向」のブログ 本店

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将棋駒作家のつぶやき

彫埋駒の磨き

2010年11月25日 | 永世名人書シリーズ
磨いた後の大山書の王将と玉将です。

通常油は使用しないのですが、

小生の場合、彫埋駒には極微量の菜種油を使用します。

これにより、彫埋面のムラが消え、鏡面仕上げになります。

一般的に椿油を使用する方が多いようですが、

何度も書いていますとおり、酸化→黒ずみの原因に

なりますので、多量の使用は厳禁と考えています。

大山書、ここまでのところ順調です。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すごいです (慎秀)
2010-11-25 18:02:22
すごく綺麗な仕上がりですね!

菜種油ですか・・・
いろいろあるのですね
わたしは荏油というものを使っています。

確かに油を微量使うと文字がくっきりしますね
返信する
慎秀師へ (日向)
2010-11-25 22:56:07
サラダ油でも良いようです。
できるだけニオイの少ないものを選んでいます。
返信する

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