駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

明朝 Round2 ~その6~

2019年05月05日 | 創作書体
明朝体の歩です。

連続する直線と、

独特の始筆、終筆に

ノロノロ運転が続いていました。

王将から始めて歩を10枚も彫りましたので、

手が覚えてきた様です。

彫る速さが上がってきました。

しかし、ここにきて考えなければ

ならない事があります。

裏面の書体をどうするか?

一般的に将棋駒裏面の書体は草書が多く、

表面の書体より崩したもの、

とするのが原則の様です。

その原則に従うと、

裏面は楷書~行書でしょうか。

今から慌てて字母紙を作ります。。

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1 コメント

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お久しぶりです♪ (びりたん)
2019-05-05 10:02:14
https://ameblo.jp/billytan/entry-12421342279.html

熊澤先生の工房を訪問してお話を伺って
「書について勉強しなさい」と
アドバイスをいただき、私なりに勉強しています。
書店には「崩し字辞典」なるものも存在しますし、
将棋関連書も私が目を通した限りではどれも
駒裏の草書は楷書の崩し字と解説されていますが、
時代考証的にはおかしな説明が
流通しちゃってるなーと不思議に思っています。
書家の方まで崩し字という言葉を
使っておられたのでお聞きしてみたら、
世間一般に「崩し字」という表現が浸透しているので
おかしいと思いつつも、追従して「崩し字」という
言い回しを使っておられるそうです。
大昔の夏目漱石さんみたいな人が
「俺が崩し字と言ったら崩し字なんだ~っ!(-_-メ)」とやっちゃって
広まったのでしょうかね?
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