見たかった映画をようやく見て来た。(日比谷、TOHOシネマズシャンテにて)
鑑賞券ポイントが貯まっていたのでそれを使用したので
実質0円で見て来た
ストリーは終戦間際のドイツのこと。
ドイツのヒトラーによる侵攻したヨーロッパ各国の美術品を奪還する話。
それも戦争経験ない美術館のキュレーター達の奮戦を描いた作品だ。
(実話の映画化作品なのです)
主役のストークスを演じたジョージー・クルニーはやはり素敵
どんなときも冷静で…時にはウィットに富んでいたりで面白かった。
(どうしても「オーシャンズ11」のイメージがあって…
オーシャンズ11の方が緻密な作戦を立てて宝石やら大金をせしめていたが…)
脇ではマット・デイモン、ビル・マーレイ、ジョン・グッドマンは
かなり重要な役を演じていた。
ケイト・ブランシェットは紅一点だが重要な役を演じていた。
いろいろな役を演じている大女優さん。脇にしておくのはもったないほどだが…
美術品の奪還の話なのであまり女性は出て来ない。
キュレーター役だったけど…ドイツの将校が好きではなかったので、
ワイングラスにつばを吐いていた。(給湯室で…
)
そのワイングラスにお酒を注いで将校に飲ませていたけどね。
(知らぬは将校ばかり…)
「ブルージュの聖母子像」はレプリカとわかっていても素敵だった。
他の美術品もすべてレプリカだと思う。がかなり精巧に作られていて、
本当に圧巻というしかない。
(最後の方でドイツのノイシュヴァンシュタイン城から大量の美術品が見つかった
時は思わずため息が出たくらい)
ドイツ軍は美術品やユダヤ系の人々が愛した装飾品、食器類などは壊してしまっていた。
(ヒトラーがそうしろ命令したから…)
人を人と思わなかったそういう思想はもう持って欲しくない。
人を愛しましょうよ。物を愛しましょうよという作品なのかもしれない。
肩の凝らない映画で良かった