陽炎日記

日々の出来事を中心に綴ってます。

「グッドバイ~嘘から始まる人生喜劇~」DVD

2021-02-06 22:51:35 | Weblog
<太宰治の未完の遺作「グッド・バイ」をケラリーノ・サンドロヴィッチが
独自の視点を交えたスクリューボールコメディとして「グッドバイ」の
タイトルで戯曲化、演出した舞台を大泉洋、小池栄子主演で映画化。
戦後の復興期、文芸雑誌の編集長・田島周二は何人もの愛人を抱えていた。
さすがにこのままではまずいと思った田島は彼女たちと別れる決心を
固めるが、愛人たちを前にすると優柔不断な性格が災いし、別れを切り
出すことが出来ずにいた。困り果てた田島は、ガサツで金に金にがめつい
担ぎ屋・キヌ子に女房を演じてくれと頼み込む。しかし、泥だらけの顔を
洗ったキヌ子は誰もが振り返る美しい女性だった。大泉が田島役を、
小池が舞台版でも演じたキヌ子役をそれぞれ演じるほか、水川あさみ、
橋本愛、緒川たまき、木村多江、濱田岳、松重豊らが顔をそろえる。
監督は「八日目の蝉」「ソロモンの偽証」の成島出。  映画.comより>

大泉洋さん、情けない男を演じるとどうしてこんなにもハマるのだろう。
小池栄子さんが声を低くするとかなりダミ声なんだね。顔見ないで聞いて
いると誰かわかんないよ。二人の演技は超一級だね。息もバッチリあって、
間合いもかなり良かった。
木村多江さんが青森にいた田島の妻役だったが、小説家の先生(松重豊)
と出来てしまって笑った。田島が愛人と別れたいがと相談していた小説家の
先生だったとは・・・それはないな~と思った。
占い師に「そっちは行かない方が・・・」と言われたのに、フラフラと行って
しまった田島はメッタ打ちにされて死亡。とされてしまった。
実はその後誰かに連れて出されて開拓の手先にされ、土嚢を落としたら
自分も落ちて・・・意識を取り戻した。警察で事情を話して東京に戻る。
元部下(濱田岳)はキヌ子と婚約中。田島は会わせてくれと頼むが
「嫌だ!」と断られてしまった。窓際で結婚式用のドレスの試着をしていた
キヌ子。それを窓越しに見た田島。それだけ逃げ出してしまった田島。
キヌ子は驚きとともに涙を流していた。
キヌ子も田島のこと好きだったんだね~。ここまで2年かかってしまった。
優柔不断な田島に翻弄されていたのにキヌ子は見捨ててなかったことに
なるのかな。 面白い作品だった。

原作は太宰治の遺作を戯曲化したものだったとはね。
太宰治と言ったら「人間失格」「斜陽」と「走れメロス」しか知らなかった。
「走れメロス」は必ず読まされたものだ。「人間失格」も読んだが
あまりにも暗い話で今でも読む気はしない。太宰治の心の奥底が見えて・・・
と言って評価する人が多いが、そういう筋の本が苦手かも。
私は笑ったり、ほっこり泣けたりする小説が読みたい。
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震度2の地震

2021-02-06 15:07:02 | Weblog
 午後2時10分過ぎにカタカタと引き戸が揺れて地震に気づいた。
夫が1階へ行ったり2階へ来たりして地震を気づかなかったらしい。
(1階トイレの故障で業者が来てて対応していたから)
ちょっと地震長かったと感じたが・・・(震度2)
今日は昼頃にも地震があったらしいが、それは感じなかった。
いやな予感がする、今日はもう一度あるかもな~😟 
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