あきここの豆だいふく

VIVA 日常の嗜好品

オックスフォードリーティングツリー(ORT)

2009年08月10日 | 大人の英語
英語の多読を推進しているグループ(塾?)でSEGと言うところがあります。西新宿にあって、一部書籍も販売していると知ったので、やっぱり現物が見たくなって(癖)、土曜日に行ってきました。膳は急げ。

西新宿なんて久しぶり。と言うか、ここどこ?

ちょうど、(私の中で)噂のコクーンタワーの下に出たので、ほほーと眺めました。おのぼりさん状態。コクーンって言うとどうしてもプールから老人が出てくるシーンしか思い浮かばない・・・。

SEGは代ゼミをスモールにしたような予備校みたいなところでした。A館とかB館とか図書館(自習室)とかあるみたいだし。
そのブックショップも近くの雑居ビルに小さくまとまっていました。

ORTがたっくさんありました。
カードで支払えるならその場で買っちゃおうかな~と思ったんですが、現金のみ。現金を持ち歩く癖がないので、現物だけなめるように観察してきました。

のんたんが「キッパー買いたい」(キッパー=ORTの主人公。4歳の男の子)と言うのでレベル1+のファーストセンテンスパック(6冊入り、CD付き)を買ってあげました。それだって3,500円もする。
私が図書館から借りてきたORT指南本に実際の絵本の抜粋があるので読んであげてたら気に入ったみたいです。

ORTがいいなぁ~と思ったのは、ゆくゆくはのんたんが読めるんじゃないかな?それに私の勉強のために読み聞かせをしてもいいな、と思ったから。セサミえいごワールドには絵本などはないので、英語の絵本が欲しいな~と思っていたのでそういう点ではちょうどいいな、と思いました。
レベルも細かく丁寧だし。

結局、帰ってから、インターネットでSEGのショップサイトで注文しました。ちなみにいろいろと見てみたんですけれど、SEGのショップサイトが一番リーズナブルでした。

英語の多読

2009年08月10日 | 大人の英語
密かに「大人の(やり直し)英語」と言うカテゴリーを作ってみました。

ロンドンに行って、語学ってコミュニケーションのために学んでるんだ!と言うことを再確認しました。最初はそうだったのに、だんだんその意識が薄らぐ・・・と言うか、自分が何を目標として英語をわかるようになりたいかと言うものが実のところちゃんと定まっていなかったりして。

以前英会話に100万円つぎ込んだ!と言いました。それはそれでよいと思っています。そのときもネットで「英検準1級以上くらいでないと、TOEIC700点以上くらいじゃないと、英会話に行ってもムダ」と言う記事を読んだりしました。そうだよなーと思いつつ、「お稽古ごと」って楽しいでしょ。勉強するってすごくキラキラしてる感じがしたし。

でも、やっぱり自分が毎日どっかで努力をしないと実にならない。のんたんが生まれることになって、きちんとした時間が取れないから英会話に行くことはやめちゃったんだけれど、どこかで英語とつながっていたいなぁ~と思って始めたDS。

「えいご漬け」、「続えいご漬け」とやってみて、「英検王準2級」をやったところで検定試験を受けてみました。そして努力が叶って受かりました。でも、本当は検定試験に合格することが目標じゃない。TOEICを受験することが目標ではない。とは言え、検定試験はモチベーションの種になるからやっぱりある程度は必要。受かると単純に嬉しいし。
(※ちなみにTOEICじゃなくて英検を受けたのは、1回受けて合格したらその後は受けなくて済むから)

使える英語ってなんだろう?って思いました。
そしてロンドンに行って、必要最低限、自分のやりたいこと、行きたいとこ、と言うのは熱意で伝わるんだけれど、楽しんでコミュニケーションを取っていない。やっとこさ、って感じ。
いつものように「Excuse,me.Where can I exchage?」と聞いたら相手に「Hello!」と言われました。まずはあいさつだろっ!と言う意味でした。すっごく新鮮でした。(アメリカでは言われたことないから)
さすが、ロイヤルな国。そして人種のるつぼ。

人とコミュニケーションするときに「礼」を忘れちゃいけませんね。
ま、その時話した人の個人の特性もあるでしょうけど、この「Hello」が私の心に刺さりました。

 *

さて、英語学習が楽しくなってきました。続けることがそんなに辛くなくなりました。これってラッキーなことだと思います。

ロンドンへ行く前に少し気になっていた、オックスフォードリーディングツリーという教材。イギリスの小学校でよく使われている、国語の教材なんだそうです。

現物を見てみないと買えないと言う体質な私。ロンドンの本屋さんで探してみました。でもやっぱりたくさん種類があって分からない。
結局、日本に帰ってきて、『イギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶ』を図書館で借りてみました。

英語を英語のまま理解する。

それがこのオックスフォードリーディングツリー(ORT)を使うことの最大の特徴。もちろん、本国イギリスでの話ではなくて、日本でのこと。(イギリスでは、国語の教科書なので「読み方」を理解するための教材)

この間、『アメリカのブログを読んでみよう』と言う本も借りたんですが、なんとなくは読めるけど、やっぱりその後の日本語を読まないと気が済まない。

英語を訳さずに英語のまま理解したい!使える英語を知りたい!フツフツと湧き上がってきます。

それには英語の「多読」がいい!とこの本で言っていました。この本だけではいま一つ「多読」方法が分からなかったので、もう一冊図書館から『100万語多読入門』を借りてきました。
※多読=自分が楽しいレベルの英語をとにかくたくさん読むということ。



この本もあわせ読んでやっと理解できました。

一番最初から始めるならやっぱりORTはとてもいい教材であることも分かりました。とは言え、10段階(レベル0~9)あるうちのレベル0を学べると言うもの。

そのレベル0も細かく、0.0~0.9に分かれています。
ここの部分を多読するだけでも、本の数が必要なのでざっと5、6万円の投資が必要らしい。さらにレベル1、レベル2、レベル3くらいまでが基礎。ここまでできると簡単なペーパーバッグが読めるようになるらしい。まずは、そこが目標。(いや、やれるならレベル9までやってみたいのはやまやま)そのレベル3までで本代は10万円はかかるとか。

昔、英会話の先生が「英語圏でない日本人が英語を習得するにはやっぱりお金はかかる。私だっていくらつぎ込んだか」と言っていました。

だんなの人に話したら「ボクも多読には興味があるよ。英語で読みたい資料はたくさんあるし、本代だと思ったら10万円なんてそんなに高い投資じゃないんじゃない?」と言います。
彼はね、プログラミングの本をたくさん買って勉強してますから、本にはお金をかけるもんだと言うことはよく知ってるんですよ。
私もだんなの人が買うんだったら「いいんじゃない!」と後押しするんですけど、自分のこととなるとケチな性格が邪魔する。

でもね。やっぱり使える英語を学んでいきたい!
そんなわけで、長々と書きましたが多読を始めてみようと思ってるんです。

限られた時間を盗むようにしてやるつもりなので、歩みはのろいと思いますが、チリも積もれば山となる。千里の道も1歩から。

ちょこちょこ報告していきます。興味がある方は読んでくださいね。