岩国の錦帯橋のたもとに、巖流ゆかりの柳がある、吉川英治は、錦帯橋-柳の木ーつばめーつばめ返しー巌流ーと連想して、「佐々木小次郎が、錦帯橋畔で柳の枝が燕を打つのを見て「燕返し」の術を得た」と、岩国に来て自ら創作したそうです、柳の木から少し離れているが、、佐々木小次郎の銅像と合わせ見て昔を忍んだ。
ムクロジ(無患子)ムクロジ科 落葉高木)、実は有毒植物といわれるが 無患子は読んで字のごとく、子どもが患わない病気をしないという意味、漢方薬として強壮・止血・消炎などの薬効を重用されている、ムクロジの別名ソープナッツは、欧米でも究極のエコ洗剤と人気があるとのこと、黒い種子はお釈迦様からの数珠としての贈り物といわれる、正月の羽子板遊びの羽根に使われていて、打ち合うのは、子供が蚊や害虫から伝染病にかからないように、悪い虫を退治して守ってもらうとのことです。岩国の散策途中、素晴らしい黄葉をみて撮影した。
エンジュ(槐)マメ科 中国原産 、古くから止血や血圧降下にもちいられた、寒さに強く公園や街路に植えられたようだ、岩国の吉香公園で黄葉している巨木に気が付き撮影した、山口県の天然記念物となっていて高さ25m、幹周り3.3mで樹勢旺盛、夏には黄白色の豆花をたくさんさかせるとのこと、エンジュ、ハリエンジュがあるが(アカシア、ニセアカシア)どちらであろうか?、花の時期に見てみたいものである。
コウゾ(楮)クワ科 ヒメコウゾ属・カジノキ属 和紙の原料としても使われている、古くから和紙の原料は、楮(こうぞ)、みつまた、雁皮(がんぴ)の靭皮(植物の外皮の下 にある柔らかな内皮)繊維を中心に使われている、山歩きで 「ミツマタ」、「ガンピ」の花を知るも、「コウゾ」は気に留めていなかった、岐阜県揖斐郡大野町 5世紀中から6世紀初頭( 1500年前)にかけて造営された野古古墳群を訪れた時、楮畑に気が付き写真に収めた、花時期にみてみたいものだ。
スズメウリ(雀瓜)ウリ科 スズメウリ属 つる性1年草。原野や水辺などに生える雑草。 果実がカラスウリより小さいことからとか、果実をスズメの卵に見立てたことからとから名がついた。カラスウリが熟すると派手な色合いになるのに対し、こちらは熟しても白く、枯葉に紛れると目だたない、だからスズメウリに出会う機会も少なかったのであろう、瓜と名がつくので、味わった人がいるようだが、カラスウリはとても苦い、スズメウリは少し甘味があるようであるが
散策で採って帰る人はいなかった、伊賀地方の散策で荒れた茶畑にて撮影した。
散策で採って帰る人はいなかった、伊賀地方の散策で荒れた茶畑にて撮影した。