ならずの梅 2012年06月27日 | 花談義 熱田神宮境内にあり説明版によると、この梅は享禄古図にも描かれている奇木で、花は八重である。 一度も実をつけたことがないので「ならずの梅」と名付けられ、古くから有名である。満開に咲いた花を見てみたいものである。
太郎庵椿 2012年06月27日 | 花談義 名古屋市熱田 別宮境内にある樹齢300年を越える淡紅の花をつけるやぶ椿の一種で、江戸中期古渡 に住む高田太郎庵という茶人が、愛好したことでこの名がついた。 全国的に数少ない 銘木で11月末から3月まで咲き、開花の時期が長いことでも知られている。
熱田神宮の大楠 2012年06月27日 | 花談義 名古屋市熱田区 熱田神宮の参道を本殿にむけて進むと、左側に幹周/7.70m、樹高/20m、樹齢/千年、弘法大師のお手植えといわれる、御神木の大楠があるのに気がつく、大楠には蛇が住んでおり、時折その姿を見せるとのこと、木の根元にはエサとなる卵が置かれていて蛇を大切にしているようだ、熱田神宮には7本の大楠があるようで、信長塀横にも保存木としてそびえていた。
ヒレハリソウ 2012年06月18日 | 花散策 ヒレハリソウ ムラサキ科 ヒレハリソウ属 別名:コンフリー ヨーロッパの原産、多年生草、若葉を食用にする。木根を薬用、抗炎症薬や骨折を治すのに伝統的に用いていた、背丈が1m近くと大きく育ち、釣鐘状の紫色の花を付ける、御杖村にて。
神末上村の観音桜 2012年06月18日 | 花談義 奈良県宇陀郡御杖村神末上村にあるバス停から100mほどにある、公民館前に駐車し学能堂山の登山をおこなった、公民館の上に赤い祠が目にはいる、その上に案内表示があるが、上にあがり、公民館をみおろすと、観音桜と記されていることがわかる、2本のヤマザクラは満開であれば美しいのであろうが今は気が付かない桜といえる、表示板をたててあるので何かいわれでもあるのだろうか?、学能堂の登山口の駐車地として覚えておくのにとどめる。
物部神社のムクノキ 2012年06月17日 | 花談義 三重県津市木造町 雲出川左岸の住友電工工場前を北に進むと、物部神社がある、境内に入るとムクノキの巨木がある、樹高20m幹周り5mと素晴らしく、見上げると覆いかぶさるように枝を広げている、境内にはムクノキ以外、杉、イチョウの等の素晴らしい樹木の林をなしている。
坂手島のタブノキ 2012年06月09日 | 花談義 三重県鳥羽市の坂手島の船着場を下りると、正面にクスノキ科で常緑、高木の数本のタブノキが目にはいる、このタブノキは市の天然記念物にも指定されていて4、5月頃になると枝先に黄緑色の小花をつけるという、近くに寄ってタブノキの幹を見ると表面はゴツゴツしており、巨木で歴史を感じさせられる。
斎宮のハナショウブ群落 2012年06月03日 | 花談義 三重県多気郡明和町大字斎宮字蛭ノ沢1817番地 に 国指定天然記念物の「斎宮のハナショウブ群落」があるまだ完全満開となってはいなかったが開花し目を楽しませてくれた、ここに群生するショウブは現在栽培している花菖蒲の原種、「ノハナショウブ」で平野に群生しているものは珍しく昭和11年12月16日に国の天然記念物に指定された、この花は俗に「どんど花」といい、古代にはこのあたり一面に群生し、花期になると「紫の雲がたなびくように、たいへん美しい眺めで、伊勢参宮の目を楽しませた」と古事記に記されている。
イヌナズナ 2012年06月02日 | 花散策 イヌナズナ(犬薺)アブラナ科 ナズナに似ているが,花が黄色い、人里で目にするナズナに似て黄色の花はすべてイヌナズナと思ってよい、藤原岳 袴腰を訪れると、山の斜面、道路脇全体が黄色で埋め尽くされていた、美しいが植生の変化が心配である。
ムラサキサギゴケ 2012年06月02日 | 花散策 ムラサキサギゴケ(紫鷺苔) ゴマノハグサ科 常盤黄櫨(ときわはぜ)とどう区別するのであろうか?、ムラサキサギゴケの方が花は大きく、地面を這う横枝を出す、右下に伸びているのが走出枝である、藤原岳にて撮影。