散策で見つけたよ!

自然を大切にし、健康な散策を続けることにより新しい発見があります、さあ今日も皆で出かけましょう。

多度 みどりヶ池のイヌナシ群生地

2012年10月30日 | 花談義
マメナシ(豆梨)バラ科ナシ亜科ナシ属の落葉高木。別名がイヌナシ、三重県ではイヌナシと呼ばれることが多い。
多度大社の奥、八壺谷のアカマツ林の中、 みどりヶ池の周りに は約4haにわたって、イヌナシが百数十株ほど、群生している。 イヌナシは日本の野生 ナシの一種で、果実は小さく直径1cmほどしかありません。 葉の形状は楕円形が普通であるが多度のイヌナシには先が三つ叉に分かれているものがあり、 野生ナシの中でも最も原始的な種類と考えられている。
平成22年8月5日に国の天然記念物に指定され今後見学に訪れる人が年々増加することを期待します。

美濃加茂 エノキとその寄生木

2012年10月13日 | 花談義
皇女和宮御降嫁行列 瓦版中山道会館の広場中央には美濃加茂市保存樹の榎とその宿木が立っている、注連縄がつけられた巨木で見上げると、丸い寄生木(ヤドリギ)がたくさんついていて、エノキの枝が重そうな感じをうける。
ヤドリギはエノキ、ブナ、ミズナラ等の高木落葉樹が落葉した後の樹木に、ボンボリのような丸い形の葉が残る、これがヤドリギで、実は甘く、粘液を含んでおり、この実を食べにいろいろな鳥が来ます。この実を食べた鳥の糞にヤドリギの実が残っており、枝に付着して発芽し、その木に寄生してどんどん増えていくそうです。


坪内逍遥ゆかりのムクノキ

2012年10月13日 | 花談義
木曽川土手横「太田宿」西の入り口に建つ「虚空蔵堂」裏側にムクノキの巨木がある、坪内逍遥は安静六年に太田代官所の役人であった平乃助の10 人兄弟の末子として生まれた、その後名古屋に移り住み東大を卒業後、近代日本 文学の基を築きました、大正八年夫婦でここを訪れこのムクノキの根元記念撮影をしたそうです。

城山天満宮 連理木

2012年10月11日 | 花談義
愛知県名古屋市千種区城山町 城山天満宮の本殿裏手の参道沿いに縁結びの御神木とされている連理木がある、自生のアベマキの古木で幹周り4m、根回り4.7m、樹高15m、名古屋市内最大のアベマキで、地上約3mの所から二幹に分かれ、6m程で再び合一して連理となり、そこから上にも枝を出しているのだが、樹勢保護の為か大きなテーピングが施されていて、連理の状態は見ることができなかったのが残念。