2/19(火)に,横浜国大でシンポジウムを開催します。
企画の骨子を作成したのが私,ということで,過去に私が主催で6回ほど開催してきた「コンクリート材料-構造の最先端技術に関する研究会」と共催ということで実施させていただきます。
最初にこの研究会を開催したのは2007年だったように思います。2006年度までは,研究室としてはインプットが多く,外に向けて発信する情報もほとんど無い状況でした。それはそれで,力不足の時期であり,力を付けるための勉強の時期ということで, 当然に必要な時期であったと思っています。
2007年からは,外部からお客様を呼んで研究室のメンバーだけに講演してもらう,という受動的な行為を止め,もっと外にも開かれた講演会を企画し,私自らも発表して,人の交流を活性化するようなイベントをやりたいと思い,研究室の仲間たちと協力しながら実行してきました。
毎回,100人以上集まるビッグイベントとなり,懇親会も相当に手をかけて実施していましたので,講演者(毎回6名くらい)やお客様方からは大変な好評を博し,「次はいつやるんだ?」とよく聞かれる状態でした。ですが,実施する側には相当な負担がかかっておりました。最後の方は,聴衆への配布資料をカラーで製本していたため,赤字で,自分たちの持ち出しでした。無理すると長続きしませんね。
今回は,横浜国大に昨年度できた,GMIという研究拠点がシンポジウムの運営をしてくださっています。私の研究室には,事務的な負担が少なく,研究室のメンバーとして事務的な仕事に携わるのはほぼ私だけ,という状況です。これはとてもありがたく,今後もこのシステムで運営させていただけると,すごくうれしいです。どんどん研究を進めて,世の中に還元する,という本来の大学のあり方に近くなってきます。
というわけで,今度のシンポジウムは7回目ではあるのですが,ある意味では心機一転であり,第二ステージに入ったと言えます。
今回も100名以上が参加で,懇親会も80名以上が参加するようです。年度末の大変な時期ではありますが,私も強烈なエネルギーを発信できるよう,体調を整えておきますので,お楽しみに!先ほど,私の基調講演の資料が完成したので,GMI事務局に送信しておきました。
私は基調講演と要素技術の講演で2回ほど登場いたします。