昨日の夕方には、研究室リーダーのVeroniqueと初めての研究ディスカッションを1時間ほど行い、二週間後にまたやることになりました。私もこの機会を活用して、自分自身や関連する日本の研究者の優れた研究成果を紹介するパワーポイントも整備したいと思います。議論の中でVeroniqueからも多くの情報を教えてもらえそうです。ですが、Veroniqueに適切にインプットしておくことは、今後の様々な国際的な展開にもつながると思っています。
今日のランチは、研究室でNo.2の実力を持つNicolasと一緒にしました。私がIFSTTARで最も仲の良くなった研究者の一人で(もう一人は、Francois Toutlemonde)、今日のランチでも様々な情報交換をして、私も楽しかったです。またときどきランチを一緒にしよう、ということになりました。彼は、来年の冬くらいからスイスのETHに滞在するようなので、できればその間に会いに行きたいなと強く思っています。
この年になると、人とのコミュニケーションからが最も多くのことを学べます。
相部屋の女性研究者Assiaとは、来週に研究のディスカッションを開始することになりました。アルジェリア出身で個性的な女性ですが、研究についての真剣な議論ができることを楽しみにしています。
IFSTTARにはその他にも多くの研究者がいますが、帰国までに少しでもコミュニケーションを重ねておきたいと思います。フランスには今後も何度も来るだろうし、フラッと来たときにたくさん友達がいると楽しいですしね。
今週末は、仕事を頑張らなくてはなりません。フランス滞在も4分の3が終わりました。残り4分の1、充実した期間となるよう、ベストを尽くします。
パリのメトロ6号線での通勤時間がとても大事な時間であることは、すでに書きました。参考までに、ウィキの6号線の説明はこちら。
地上区間が結構多いことも、私が6番線を好きな理由の一つですが、どれくらい地上区間があるのかを、今朝、乗車中に確認しました。
・Etoile (ターミナル、凱旋門のある駅) ~ Trocadero まで、4駅は地下
・Passy,Bir Hakeim(最寄駅)、Dupleix、~ Sevres Lecourbe まで、6駅が地上,その間にセーヌ川を渡る
・Pasteur から Denfert Rochereau まで5駅が地下
・Saint Jacques から Corvisart まで3駅が地上
・Place d'Italie のみ地下
・Nationale から Quai de la Gare まで3駅が地上,セーヌ川を渡る
・Bercy から Daumencil まで3駅が地下
・Bel-Air のみ地上
・Picpus と Nation (ターミナル)が地下
こうしてみると、本当に地下と地上を行ったり来たりです。パリの地形に合わせてそうなっているようですし、地上区間では二ヶ所でセーヌ川を跨ぎます。
これだけ景色の変化も激しいので、リズミカルで、私も心地よく感じるのだと思います。もしかすると、これまでに私が乗った電車の時空間で、最も好きなものになるかもしれません。
セーヌ川を跨ぐときはよく分かるのですが、 Bel-Airのようにどうしてその駅だけ地上にあるのか、すぐには理解できない部分もあるので、もう少し観察、調査してみようと思います。パリの地形図があれば購入してみよう。