細田暁の日々の思い

土木工学の研究者・大学教員のブログです。

習慣

2017-11-01 20:46:18 | 人生論

44歳もの、いいおっさんになっても、多少精神面での調子を崩したり、持ち直したり、生きることは常に容易ではありません。

今日は良い気分で一日を過ごした日でした。微妙なバランスでいろいろと感じた日でもあったので記しておきます。

私自身の場合、目指す「原則」はそれなりに確立されており、その原則なるものに沿わない、すなわち、本来の「習慣」と離れた生活をすると、フラストレーションが溜まります。すなわち、自堕落な生活に陥ると、フラストレーションが溜まります。

本来の習慣に沿った生活を常に続けることも、本来が自堕落な人間の性のために容易ではなく、その中間を行ったり来たり、というのが現実です。

今朝は、当初の予定からは少し遅れましたが5時半ごろ起床し、朝のルーティン(コーヒーの準備、仕事、排泄、体操、柔軟体操、入浴、そして朝食)をこなし、手伝いに来ている母親とのコミュニケーションも行い、次女と一緒に出発しました。次女との短い朝の通学時間に、百人一首の暗唱を行いました。

次女と別れてからは、英語のSpeed Learningの視聴を歩きながら。電車に乗ってからは、大学院の講義で使用するNeville教授の教科書の第11章(コンクリート構造物の劣化に関する内容)の読込みを、ショパンのピアノ協奏曲を聴きながら。

大学に到着後は、研究の打ち合わせや、10時半からは少人数ゼミ「人間学とリーダーシップについて考える」の初回(学部3年生4名+コンクリート研の学生4名+細田)。このゼミでの共通の課題図書は、「7つの習慣」です。この少人数ゼミはとても重要な時間であるため、その指導者である私自身の今朝の行動(習慣)にも責任感が宿っていたのかもしれません。

人間とは、自分の大切にする原則に従った習慣に沿って生活していると安心し、充実感を覚えるものだと思います。

私も迷うことも無きにしも非ず、ですが、今日は初心に帰った気分です。

午前の少人数ゼミが終わった後は、その会議室で都合の付くメンバーと昼食をともにし、会話を楽しみました。

午後は、大学の雑用に借り出されたり、いくつもの研究ミーティングも行いましたが、出勤されていた前川先生と雑談、研究・技術的なお話をする時間もあり、いくつか重要なヒントもいただき、非常に有意義でした。

振り返れば、今日は、私にとっては珍しいのですが、ただ単に大学で日中を過ごした一日だったのですが、多くの方々とコミュニケーションした有意義な、刺激にも溢れた一日でした。

大学で一日を過ごすことでいろいろと感じることのできる環境で仕事をさせていただいている、ということに感謝すべきです。

11月が始まりました。私にとっての繁忙期の最初の一ヵ月が終わりました。これからが本番ですので、周囲の皆さんと少しでも充実した時間を過ごせるよう、努力のギアを上げていきたいと思います。