YNU土木の学生マネジメントチームが企画・準備を進めている、3月6~8日の東北復興見学会の参加募集が2月3日に始まるようです。私も引率教員として参加しますが、参加希望者は要チェックです。
2月がスタートしました。
1月は体調不良からスタートしましたが、最終的には上向いて2月に入りました。
1月30日に土木史の講義の最終回も終わり、帰宅時に読んだ2年生のレポートで何度も涙を流しました。まさに私の全力をもって講義に臨んだつもりですが、すべての学生ではないものの、少なくない学生たちも全力で応えてくれたようです。200名を超える巨大教室での講義でも、工夫すれば本物の講義が成立する、ということですね。極めて実験的な講義ではありますが、スタイルもほぼ確立されてきたので、現状維持にとどまらず、次への発展を模索したいと思います。
土木史の講義からは、私も多大なエネルギーをいただきました。大学、講義、というシステムがあることに改めて感謝いたします。
昨日、1月31日には、椿先生の最終講義が実施されました。「構造の力学Ⅲ」の最終回をもって最終講義とする、という最近の一般的な理系の先生の最終講義(ご自身の研究成果について、大勢のお客さんを呼んで開催する)とは異なるスタイルでしたが、とても素敵な最終講義でした。学部2年生が教室の前で生の講義を受け、教室の後ろの方にはOBOGや土木の現役教員も少なからず聴講していました。学部の講義の中に、椿先生のこれまでのご研究や、考えてきて来られたことを少しずつ織り込まれ、60分足らずの講義でしたが、最後の花束贈呈、記念写真撮影も含めて、とても和やかな、温かい時間であったように思います。
私も同じように、私の講義の最終回は椿先生と同じようにやってみたいなと思いました。温かい雰囲気にはならないだろうな。。。暑苦しさがそのときにも残っているでしょうか?果たして、私の講義の最終回はいつになるでしょうか。
悩みはそれなりにありますが、一つの悩みのたねでもあった、JCIの研究委員会の運営についても、今日、2/1のWGでブレイクスルーがありました。WGのメンバーも私と同様悩んでいたかもしれませんが、今日は非常にクリエイティブで、スケールの大きな議論ができました。具体的な内容はまた追ってブログでも報告しますが、そのきっかけになったのは、いかに日本の電力事情が厳しいか、また、人類の直面する資源、エネルギー問題がいかに深刻か、について本当の知識を入手でき始めたかこと、でした。相当に厳しい状況なので、皆さんも真実を知ることをおすすめします。
テレビ番組で勉強したい方は、これをどうぞ。シリーズ物の番組なので、今後も続いていきます。
上記のテレビ番組のメインの解説者である、小野章昌さんも執筆者の一人である、本はこちら。この本を読めば、電力、エネルギー、資源問題の根幹、深刻な状況、真実が分かるかと思います。過激なタイトルですが(私は別に過激とも思いませんが)、タイトルは本屋で売れるための作戦だそうで、中身は硬派でデータに基づいた良書、です。ぜひご一読されることをおすすめします。
このような電力、資源の問題の真相に迫る情報を得ることができたのも、1月冒頭の体調不良があったからです。人生万事塞翁が馬、ですね。
申請していた大型研究助成もヒアリング審査に進むこともでき、私の得意なプレゼンで頑張って説明しようと思います。この研究の意義も、今であればもっと高い次元で説明することができそうです。
明日、2/2は新潟県でのコンクリート構造物の品質確保に関する講習会で60分、講演します。実質的な新潟県でのキックオフになりますので、とても大事なイベントです。もちろん、夜の大型懇親会も含めてすべて重要イベントですので、気合とエネルギー満点で行ってこようと思います。
2月はかなりタフなスケジュールになると思いますが、チャレンジのスタートです。