細田暁の日々の思い

土木工学の研究者・大学教員のブログです。

最繁忙期 2月後半戦

2019-02-16 10:07:36 | 職場のこと

逃げ出すことはありませんが、さすがに堪忍してほしいという気持ちになる最繁忙期も終盤戦に入ってきました。

YNU土木は、とにかく留学生の数が多く、大学院(博士、修士)について言えば、日本人学生の1.5倍くらいの留学生が在籍しています。ほとんどが奨学金を給付されている学生なので、優秀な方々が多いのですが、教員側への負担も大きくなってきています。

私は今年度、大学院の教務、入試を担当する係なのですが、土木以外は教務と入試は別々の教員が担当します。土木は人員に余裕がないこともあり、一人が兼務します。留学生の激増により、この業務の負荷も相当に大きくなっています。もちろん、この業務だけをやればいいのであれば大した量ではありませんが、我々の通常の業務の他に、これらがのしかかってくるので回し切れなくなります。

しかも、種々の経緯により、YNU15年目選手である私は、大学院担当は実は今年度が初めてです。これまで、学部の入試、教務の担当は数知れずやってきましたが、負担が急激に増大した大学院担当を初めて経験しているため、仕事を回し切れない状況に何度か陥ってきましたが、ようやく終盤戦に入ってきました。

研究指導や講義は最重要業務なので当然に粛々と実施しますし、研究に携わっている学生たちも必死ですので、そのための時間はなるべく多く確保したいと常に思っています。大学のオフィスにいる時間は、相部屋ということもあって個室であった以前よりは学生もコンタクトしやすいためか、ほとんど自分で自由に使える時間はなく、これもまた火の車がさらに回りにくくなる理由になってしまいます。まさに、何事もプラスマイナスの両面、ありますね。

大型外部資金の中間審査や、報告書の作成も複数あり、まあ文句を言っても仕方ないので、魂を吸い取られないように「独立確保」を意識しつつ、火の車を回し続けるしかありません。大型外部資金を取らなければよい、という選択肢もあろうかと思いますが、大型外部資金のおかげで東北の高耐久床版の手引きも仕上がっていきます。毒を飲んで、実を取る。

さて、明日の2月17日は、日曜日ですが仙台で終日会議。東北地整の高耐久床版の手引きの議論の大詰めです。我々の研究室で行ってきた、高耐久床版のひび割れ抑制も、手引きへの実装の具体的イメージが固まり、大きな山場は越えつつあります。しっかりした内容になるよう、今日も作業しますが、明日の会議と懇親会@仙台も充実したものになるよう、1プレーヤーとしてベストを尽くしたいと思います。

2月28日が卒業研究の審査会で、その夜に研究室の打ち上げです。あと10日ちょっとですが、その間に膨大な量の仕事をさばいていくことになります。

とにかく健康第一。睡眠を削るという最終手段にはなるべく手を付けないように自己マネジメントし、今日の午後もジムでRun+水泳をして体力増強に努めたいと思います。

→ 事後報告
ジムで5.4kmのRun(30分)と、1kmのSwimで、快適な汗を流してリフレッシュしました。家族と相談して、夕食は鮭とキノコのシチューがメインディッシュのディナーを作りました。人間らしい時間がないと地獄の中で闘っていけません。大事にしたい時間ですね。。。