細田暁の日々の思い

土木工学の研究者・大学教員のブログです。

花粉と散歩

2019-02-26 13:03:58 | 職場のこと

先ほど、かなり久しぶりですが、学内を昼食後に散歩してきました。

散歩をした理由は三つありまして、一つは、本日はデスクワークのみなので、ずっと座っていると腰に負担がかかるので運動しようと思ったこと。

もう一つは、通販で購入した花粉対策メガネを今朝、大学で受け取ったので、その効果を試そうと思ったこと。重篤な花粉症である私ですが(2種類の飲み薬のうち、抗ヒスタミン剤でない種類のものを12月中旬から飲んでいます)、マスクと新しいメガネで快適に散歩することができました。

最後の一つは、花粉対策メガネの梱包のゴミをゴミ捨て場に捨てること。ゴミ捨て場に行こうとしたら、実験室で実験をしているラファエルさんの姿が見えました。最近、相当に頑張って実験を行っている博士課程の留学生(ナイジェリア)です。ゴミを捨てた後、実験室に寄り、SWATの計測をしているラファエルさんのところに行きました。円柱の供試体のことで私が気になったことがあったので、質問したところ、彼の回答が返ってきました。これから1年以上、相当にガリゴリと実験をしていくことになると思うので、研究のターゲットが明確になってきた今ぐらいの段階で、徹底的に議論を重ねるべきと思っています。そのようにしっかり議論しなさいよ、という神様からの助言だったのかもしれません。しっかり議論をしたいと思います。

学内の自分の好きなコースを散歩していると、YNUささらサロンにも来ていただいた(というか冒頭の司会をしていただいた)四方先生にばったりお会いして、ささらサロンのことについてほんのちょっと立ち話。面白かったよ、と言っていただき感謝です。

さらに歩いていると、これまたYNUささらサロンに来ていただき、22日の「成熟社会」をテーマにした1~4限の講義を一緒に企画した教育人間科学部の泉先生にばったりとお会いしました。メガネを取って挨拶したところ、「花粉症ですか?」「今日買ったメガネなので効果を試すために散歩してます」「ププッ」

気持ちよく歩いていると、リズムのおかげか、いろんなことを思い出したり、アイディアがひらめいたりします。

ある講義のシラバスの件がふと思い出され、散歩コースを少し変更して、都市科学部の事務に寄りました。事務の方と少し話して、ある小さな懸念事項の対処策が決まり、満足して散歩に戻りました。

今朝は、読みかけで止まっていた、三島由紀夫の「豊饒の海」を再開しました。通勤中、ショパンの音楽を聴きながら、三島ワールドにどっぷりと浸かりました。

溜まっている原稿・報告書や、複数の講演のPPTなど、やるべき業務は溜まってはいます。23日、24日の週末は岩手県の雪山のトンネル(現在は冬期通行止め)を使っての技術開発の実験でした。現場での実験が大好きな人間なので、大変に興味深い、刺激的な実験でした。さすがに疲労が蓄積していたため、昨日は久しぶりに一日休ませてもらい、リラックスできたのか、気持ちもゆったりとし始めています。

卒論の審査会が28日にあり、指導学生の発表の指導も本日から始まります。年度末、です。