12月28日(日)のパリ。快晴ですが、非常に寒い一日です。週明けはもっと寒く氷点下になるようです。
パリらしい冬の午後、子どもたちと公園に遊びに出かけました。現在住んでいる貸しアパートからすぐのところに教会もあったので、子どもたちと三人で入りました。とても素敵な教会で、子どもたちと穏やかな気持ちになりました。
その後公園に行き、遊具等で遊びましたが、極めて寒く、子どもたちも遊具の金具がすごく冷たい、と話していました。
教会が暖かいので、帰宅する前にもう一度、教会に寄りました。下の写真は、教会の最前列で何らや敬虔な気持ちになっておられる子どもたちです。
わがままな人間が増えている今の世の中。
キリスト教では、人間は本来、罪深い存在とされているかと思います。
「世に棲む日日」で描かれているように、高杉晋作は、人間の一生はせいぜい、「三銭のプラス」というようなことを言いました。高杉晋作をもってしても、です。
基本的には、生きているだけで周囲に迷惑をもたらすのが人間という存在です。様々なものや仕組みに支えられて、生かされています。
私自身は、現在は性善説に近い立場で物事を捉えています。私は世の中に求められる役割を果たすべくベストを尽くす性質があり、時代の大きな転換点で、前に向かっていくポジティブな方々との連携が極めて重要なため、性善説的に思考し、行動しているのだと自己分析しています。また、そのやり方が、私自身の能力を最大限に発揮することも知っているからだと思っています。
知ってしまえば、自らが罪深き存在であり、多くに支えられている存在であることなど自明であり、何とか周囲に貢献したいという気持ちを持つことも難しくないはずなのに、そんな当たり前のことが難しい現代社会。日本社会。
そのようになるべく多くの方々に気付いてもらうことも、私の果たすべき役割の一つだと思っています。
このエッセーを書き終ったらまた、子どもたちとトランプです。。。
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