小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

たわけ

2025-01-07 08:10:41 | 日記

          R,07,01,08    た わ け  NO,4351

昭和の戦争が終わるころまで、日本人の多くは零細農民だった。 3反百姓「水のみ百姓」

と言われるほどに貧しかった。

戸主が亡くなっても「家督相続」という形で原則として長男が財産を総取りした。

それは、ただでさえ少ない農地を、兄弟で分けると農地が農地の役割を果たせなくなるから、

そうしたのは一種の生活の知恵だった。

だから、あえて農地(田)を分割する者に対しては「たわけ者」と言って非難した。

戦後の新憲法が制定されて、家督相続制度はなくなったが、その代わりに遺産相続紛争が頻発

することになった。

 

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