郵趣8月号の箕面市の市村さんの“1964年大会に見る『東京オリンピック村郵便局』”の記事は非常に有益でした。今まで分からなかった事が詳細に渡って纏めておられます。さすが、オリンピック切手関係のコレクターさんだと感心しました。同局の押印には当時のコレクターは大変だったようですね。寄附金付き切手20種の小型シートが、郵政省の外郭団体であった財団法人郵便切手普及協会が海外向けに販売するのを主に発行されたとは存じていましたが、今で云うところの販売独占権を一手に引き受け、オリンピック村局使用の小型印20種押印記念台紙等々を作成、販売していたのがよく分かりました。
さて、その記事に触発されて、オリンピック選手村郵便局の開局カバーをお見せしましょう。
同好会の肉筆カシエカバーです。時刻表示は午後になっています。
こちらは、午前の時刻表示でアメリカの関係者でしょうか?サインがされています。