やっぱ刺身はシンセン(新鮮)な方がいい…という私自身は、日々の生活にくたびれちゃってて、心ともどもフレッシュさ…シンセンさを失ってますが…苦笑
やはりシンセンがいいのよ!!シンセンが好きなのよ!!
そんな私ですから、シンセングミ(新選組)も好きなのよ!!???
(なんのこっちゃ!!)
ということで、シンセン組を描いた映画
原作は司馬遼太郎さん…監督は原田眞人さん
そして、岡田准一さんが主人公、土方歳三を演じ、その新選組副長・土方歳三の生涯を描いた映画
「燃えよ剣」
をイオンモール大高まで、みにいってきました…
シンセン組(新選組)の映画を見るのもシンセンな方がいいと思って、封切初日にね!!!!
あ、ここからは感想…
たいした感想じゃないけど…ネタバレになっちゃうところもあるから、まっさらな気持ちでこの映画をみたい方は、ここでお別れしましょう!!
また明日!!このブログに「シンセン」もとい「サンセン(参戦)」してくださいね!!
あ、最近、いくら新規新型コロナウイルス感染症患者数が減っていると言っても、しっかり手を洗ってうがいして、「カンセン(感染)」にも気をつけてくださいね!!
では、ブログのホンセン(本線)であるシンセン組(新選組)の映画「燃えよ剣」の感想をば…
冒頭から髷を切り落とした土方歳三が登場して語る…
自分の生涯を、「起きた事件」などを、回顧するといったストーリー展開
さて、この映画ですが、私のように「シンセングミ」にそれなりに興味があって、「池田屋事件」や「鳥羽伏見の戦い」のことをそれなりに知ってる方には、ストーリーについていくのに何の問題もありませんが…新選組結成の頃から亡くなるまで、土方歳三の壮大な生涯を2時間半で描くがために、ダイジェストっぽく淡々と流れていくところもあって、これ、新選組に詳しくない方には、みていてなんのこっちゃ!と思えそうな理解不能の場面も多々あると思う…映画見ててもよくわからなくて退屈で、この映画をみてつまらないと思える人も多くいらっしゃるのでは…といった危惧も感じました…
たとえば、芹沢鴨については登場から死ぬまでのくだりはほぼ描かれず、突然切り込まれて死んだようにしかみえないし…
また山南敬助が脱走し、沖田総司見守る中、切腹するといった描写の場面では、山南敬助が脱走に至る要因、心理描写などは一切描かれておらず…ただ土方歳三の作った新選組のご法度で脱走は切腹とされていたから、そうなったと薄く受け取られてしまいそうな感じもしたなど…2時間半という限られた時間の中に、土方歳三の生涯を一気に描くがため、ところどころ薄っぺらい描写になってしまっていたところが残念と言えば残念…
新撰組についての予備知識がない人には何がなんだか分からず、知ってる人にとっても粗筋を見せられているだけのようにしか感じられない場面も多々…
内面描写のリアリティが薄かったと言いましょうか…
ただ役者陣の演技に注目すると
山田裕貴さんが演じた徳川慶喜ははまり役…まさにあんなイメージ…会津藩や幕臣を残してさっさと江戸に逃げちゃうところ、その発言と演技、脇役ながらお見事でした!
山田裕貴さんが徳川慶喜にみえた!みえた!…(笑)
沖田総司を演じた山田涼介さんも、まさに思い描く沖田総司どおり…沖田総司そのものでした…男ばかりの集団の中で男色が蔓延してといった描写は一切なかったけれど…
近藤勇役を演じた鈴木亮平さんも思い描く近藤勇って感じでしょうが…私の中ではNHK大河の「西郷どん」の西郷隆盛を演じた印象が残っていて、どーしても西郷勇もしくは近藤隆盛みたいに思えちゃう???
???って、そもそも誰も西郷勇もしくは近藤隆盛のような歴史上の人物知らんけど…
岡田准一演じる土方歳三の箱館でのシーンでは、肖像写真で見た土方歳三そのものにみえて…びっくり…(笑)
さてさて
この映画、主人公、岡田准一演じる土方歳三と柴咲コウ演じる「お雪」を中心にストーリーは展開されていくのですが…
土方歳三って、あんなに「お雪」に一途だったのでしょうか…私のイメージでは数々の女性がいてて、一人の女性に惚れまくるイメージは、なかったのですが…私の中では女ったらしのイメージ…時代が時代ですしね…と、浅はかな知識の中で、私は勝手に土方歳三像を描いていましたが…
でも、これはフィクションで、岡田准一演じる土方歳三と柴咲コウ演じる「お雪」のラブストーリー的要素を前面に押し出した方が映画的好感度がアップするなどの効果を狙っての演出方法でしょうかね
あと、土方歳三が撃たれるラストシーン…これは100パーセント、フィクションでしょう!!!
予想もしなかったラストシーンでしたが…
私的には…う~ん…
単騎…というのも気になったし…そもそもあんなに何発も撃たれたのか???…不死身の男みたいに…
まあ、「シンセン組」好きなら、抑えておいてもいいかな…そんな映画でございました…
「キンセン」(入場料1100円)くらいは楽しめたかな…
内面描写は薄くても画的には大迫力でしたからね!!