古くからイノシシは足腰の守護神…
私…ずっと腰が痛いのよ!!時に、動けなくなるほどに…
かつ、両足の肉離れも経験しているので、昔に比べると足も弱くなって…
となれば…足腰を鍛えよう!!!
足腰鍛えるの大変だよね…
と思う前に…???まずは、神頼みでしょう!!
冒頭で述べたイノシシの神様に…
ここまで、のらりくらりと生きてきたけど
残りの人生、若い頃のような足腰になって
猪突猛進!!がむしゃらに頑張って生きていきたいじゃないか…笑
…ということで足腰を鍛えるより前に
神頼み!!
もう2度と肉離れしませんように…朝、腰痛で起き上がれないなんてことがありませんようにと願うべく
イノシシの神社
猪子石神明社
を参拝する…
ここは実は…私のような城址マニアが喜ぶ
猪子石城跡地なんですよ!!
お隣りの月心寺とこの猪子石神明社の境内が猪子石城跡地なんですが…遺構らしきものは見当たりません!!
猪子石城は、この地を支配していた横地氏の城…
1584年、小牧・長久手の戦いで城主・横地秀次が羽柴秀吉方の池田恒興らの案内役を務めるが…敗れて美濃方面に逃走した後に、廃城となったとのこと
鳥居をくぐると
鼻の穴がでかすぎる…笑
顔を見てるだけで、大爆笑しちゃいそうな狛犬がお出迎え
にらめっこしちゃうと絶対負けちゃいますな
二ノ鳥居をくぐると、即正面が拝殿
これが猪子石神明社の境内図…城址といっても、その半分がお隣りの月心寺ですので、そんなに広くありません!
一ノ鳥居をくぐったところにあるドドンとした石碑は
名古屋市猪子石土地区画整理組合事業の完成記念の石碑
もう神域のように囲まれてまして…完成した喜びが伝わってきそうです…
その隣には大中小と石碑が立ち並ぶ
大は…御料地払下記念碑…必死に読みました…笑
中は…柴田通知翁頌徳碑…必死に読みました…笑
小は…岸田蓬生碑…必死に読みました…笑
どんな記念碑なのか…どんな方かは調べてません…興味のある方はググってもらって、呑み会の席で私に熱く語ってくださいな…
必ず、私「へー、そうだったんだ…」と相槌しますから…笑
こちらは、改築記念碑
記念碑がいっぱいです…笑
で、こちらが
猪子石神明社の由緒が刻まれた碑…
ここまで観てきた碑の中で初めて全文を読む気になれました…笑
主祭神は天照大御神さま
猪子石神明社は、元々は旧猪子石村の農民の氏神であったよう
創建は平安時代と伝えられているが本当かどうかは不詳、花園天皇の御代には、猿投山への御幸に際してこの地で休憩したとも伝えられているとか…
ではでは、さっそく腰痛撲滅を願って参拝をば
おっと、その前に、手水舎で手を清めなくちゃ!!
このところの感染者数…ひょっとしたら手にへばりついているかも知れない新型コロナウイルスも洗い流さなくちゃ!!
私の気配を察知すると…龍の口から竹へと…
柄杓を使わないように工夫されており、新型コロナウイルス感染症対策もばっちりです!
ではでは、拝殿にて…二礼二拍手一礼
ようつう(腰痛)にようつうい(腰痛い)…もとい…要注意して…
重いものを持ちません!(そんなわけにはいかんやろ!!)
無理をしません!!!(そんなわけにはいかんやろ!!)
とにかく…ようつうい(腰痛い)…もとい…要注意しますから、激しい腰痛が起きませんようにと
おみくじは「小吉」実に微妙だなと思いつつ
ここに結んでと…
その奥には、ご神木
御神木と思えるほどの貫録はなかったけど…
さてさてこれが境内全景
この拝殿の左側に
摂社がいくつかありまして
その中の一つが
全国でも珍しい「蛇に耳がある耳神様」のいてる「龍耳社」が…
明治の初期、三河碧海郡(現在の豊田市)の弁天池にて「耳のある蛇」が捕らえられたそうな…その後、守山区小幡の畑一衛門(または市左衛門)という方がこれを「耳の祭神」のご神体としてお祀りをしていたけど、畑一衛門さんの希望もあり、昭和初期からはこの猪子石神明社の末社としてお祀りすることとなったんだって…
「耳の神様」…突発性難聴がニュースになった…KinkiKidsの堂本剛さんのファンの方が多く参拝しにきているとSNSでも話題になってたとか…
リアル私も、耳の聞こえが…いや…これ案外悪口も聴こえてこないので、都合がいいかも…いや持病の、なかなか治らない外耳炎が…
ここは心から二礼二拝一礼
「龍耳社」と並んである右側の末社は
英霊社
どのような方が神様になられたか、存じ上げていませんが、日清・日露戦争太平洋戦争の戦死者を祀る英霊社、ここは手を合わせて…
さてさて、もう一つ末社がありまして
痔塚神社…
「痔」にいいらしい…
私は「痔」は患っていませんが、それでも細菌性大腸炎になったとき、下痢をし過ぎて、お尻の穴が痛くなったことをふと思い出す…
「小牧・長久手の戦い」猪子石城主は横地秀次で、羽柴秀吉側(池田恒興)に味方した…
徳川軍によって焼き討ちされたそうで
彼を祀った「横地塚」が、縮まって「地塚」、そして「痔塚」になったと言われているとか…
まさかの自身の塚(お墓)が「お尻」の「痔」になって祀られているとは…
でも、きっとこれは「横地氏」の来世への願いなのかも知れないなあと思ったりして
戦いは「おしりまい」にしよう!!…もとい「おしまい」にしよう!!
おお、オチがついてチャンチャン
お尻だけに「ウン」がつかなくてよかった!よかった!!
PS…現金なもので、腰が軽くなったと思えるように軽快に境内を散策していたら
このような崇拝所が
猪子石崇拝所
まあ、イノシシに掛けて、子孫繁栄、安産の神様が、この境内から離れたところにあって、ここから拝めるように設置されてるんだけど
猪子石の牝石は
フツーに安産の神様なんだけど
問題は、猪子石の牡石の方…
触れると祟られる…
神社でお願いしたいどころか祟られる???
「牡石(おいし)」だけに「おいしそう」と思って触れたら祟られる…
祟られるとどんな不幸なことが起きるのでしょうか
猪が正面衝突してくるとか…イノシシだけにイノシシがけの…もとい…イノチがけの惨事が待ち構えているに違いない…
って、ことでB級スポットマニアの私、これは出かけずに、一目見ずにはいられない…
ちなみに小心者の私…絶対触ったりしませんから…
(続く)