新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

2021年2月…松阪M'AXAで上田正樹さんと有山じゅんじさんの「ぼちぼちいこかLive 2021 」…第2部

2021-12-20 05:37:43 | ライブ

松阪M'AXAにて

上田正樹さんと有山じゅんじさんの
「ぼちぼちいこかLive 2021 」

 

メンバーは
上田正樹さん
有山じゅんじさんに
ピアノは堺敦生さん
コーラス&ボーカルにYoshie.Nさんの4人

Special Guestとしてナニワエキスプレスの岩見"KAZBON"和彦さんといった5人編成

でのM'AXAでのライブ…休憩挟んで…第2部のライブレポをば

 

まずは、上田正樹さんが語る…

ベートーヴェンは生誕251年…まだ民主主義じゃない頃にこういったそうな…人間は平等なんや、と…こういうことを初めてミュージシャンサイドでいったと…

民主主義じゃない中でベートーヴェンが、そういったことは実に素晴らしい…そのベートーヴェンを称えて、年末のシンフォニー「第九」を歌うと

「みんなが平等だという精神に基づいて、この歌詞をかいた、上田が歌うとこうなります」と

 

「第九」をR&B的にアレンジして


「ベートーベン交響曲第9番」


R&B要素も加わって
壮大さの感じられる曲調
バンドでのグルーブ感が最高で

ベートーヴェンの「第九」のゆったりと心癒される曲調に…

唄に感じられる優しさや慈しみ…
ハモるYoshie.Nさんの伸びやかな高音の唄声は
天使であるかのよう…

ベートーヴェンのこの曲調から
アレンジされた上田正樹さんならではの粘り気のあるボーカル
歌詞とリズムからは平和の願いさえ、伝わってきそう…

 

歌い終えて上田正樹さん

「そう言う時代にも音楽で元気づけられた…僕自身も「ビートルズ」や「アニマルズ」、 「BOOM BOOM(ジョン・リー・フッカー)」にも夢中になった…音楽の入り方はボブ・ディランのように詞から入る人もいるが、僕はビートが好き、R&Bにのめり込んでた…残念ながら日本の中ではマジョリティの中には、そんなに浸透していないけど…でも他の国ではR&Bはメイン・ストリート、僕はそんなシンガーになりたかった…京都にいて、大阪に家出をした…シンガーになりたくて、でもその時代にはシンガーには選挙権がなかった」とそう語って

 

「大阪へ出て来てから」

いやあ懐かしい!懐かしい!!もう気分は…気分だけは高校生!!

この曲、ホントハマったんだよな…大阪弁で唄うこのブルースサウンドに…大阪に行くたびに…近鉄特急で難波に向かうときには、いつもこの歌を心の中で口ずさんでいたように思う…

埃っぽい大阪が歌から伝わってきて…別に希望や明るい未来が隠されている歌ではないんだけど…

心に沁みつくどころかへばりつく程の摩訶不思議な魅力を持った曲でして…もう大阪を思えば…高校生の頃からずっとこの歌が、真っ先に心に思い浮かんでくるんだな…

曲の間奏で語る上田正樹さん

「天王寺の阿倍野の公演でホームレスをしていた…でも決めていた…どんなことがあってもシンガーになると…2021年まで、いろんなことがありましたが、今M'AXAでシンガーとして、今日を迎えています」と

 

「みんなの願いは ただひとつ」

有山さんの個性的なギターの旋律がブルースフィーリング満載でめちゃ痺れるほど!!

♪みんなの願いは ただひとつ お金はやっぱり ある方がいい~

全てはこのサビの歌詞に集約されてる曲

歌は男女の会話形式になっていて、女性役はYoshie.Nさんだったり…有山じゅんじさんだったり…

そして、上田正樹さんのシャウトは最高!!ラストは畳みかけるように…

で、サビは3人でハモる!!

当たり前のことだけど、この曲を聴けば、しみじみと思う!!

「お金はやっぱり ある方がいい」…(笑)

 

「お金ちょうだい!!」との客席からの声に

上田正樹さん

「俺が欲しいねん!でも金がなくてもシェアできる仲間がいて…そしてM'AXAがある!M'AXAのようなライブハウスというのはTVやメディアは何にもないけど、ここでやる音楽が、僕らの必要な場所、M'AXAは何から何まである素晴らしい場所である」と褒め称えて

 

続いてはラブソング

しっとりと…でも壮大さも感じられるメロディ

有山さんのフルートが響き渡り、有山さんの歌が響き渡る

「ウーララ」

素敵な…素敵なラブソング…

1番は有山さんが…
2番は有山さんと上田正樹さんが一緒にハモる!ハモる!!
それが…このラブソングにぴったりはまってて…
もう最高の心地よさ…

有山さん、そして上田正樹さんの絶賛の拍手が飛び交う中…

上田正樹さんが、新世代のソウルフルシンガー、ソウル&ブラックミュージックシンガーとYoshie.Nさんを紹介し

 

次の曲はYoshie.Nさんが歌う!!

弾むようなソウルのナンバー

躍動的な岩見"KAZBON"和彦さんのエレキ、有山さんのエレキはブルースフィーリング満載

間奏では、堺敦生さんの鍵盤の音色が彩り、有山さんのギターが映える!!

そして、なんと言ってもソウルフルに歌い上げるYoshie.Nさんの唄声は圧巻!!

 

演奏を終えて上田正樹さん

「OK!イイ感じで…みんなが踊れる感じです…でも、その場に立って動かないように盛り上がってください」と

新型コロナウイルス感染症対策への配慮も忘れない!!

 

さてさて、盛り上がってるそのままの流れで

 

70年代を彷彿させるご機嫌なダンスナンバー

ステージのみなさんの
見事なグルーブ感に圧倒される…

岩見"KAZBON"和彦さんのエレキが、堺敦生さんの鍵盤の旋律が彩り

そして
Yoshie.Nさんが実に伸びやかに歌う!歌う!
そこに上田正樹さんのボーカルが被さって
それはそれは、ご機嫌のファンキータイム!!
自然に体が揺れる!揺れる!!
気分は最高!!

さらに上田正樹さん

たくさんのソウルシンガーと同じ時間、同じステージに立てた幸せを語る「Ike & Tina Turner」「Tower of Power」「BB.KING」さらには「Ray Charles 」…さまざまな偉大なミュージシャンの名をあげて



「Soul to Soul 」

いやあ、ソウルってかっこええなあ
上田正樹さん、かっこええなあって心から思える曲
ミディアムテンポの曲調の中に
壮大さも感じられる

唄は囁いていたかと思えばシャウトする
まさに上田正樹ワールド全開のソウルフルナンバー
そこに絶妙に絡むYoshie.Nさんのハモリ


5人で作り上げられる
グルーブ感は最高!!

Otis Redding、Tina Turner、Otis Clay 、BEN E.KING、Ray Charles などなど
その他にもたくさんのソウルシンガー、ソウルミュージシャンをリスペクトしながら

もう、心の中は大盛り上がりのこの瞬間

「もう、ちょっとやろか!」と上田正樹さん

「どんなに辛くてもGIVE UPしない!いつも出口はある!大丈夫や!絶対幸せになる…NEVER GIVE UP!DON'T GIVE UP!!」と

 

「NEVER GIVE UP」


いやあ、なんかめちゃめちゃ元気がもらえたような気がする


後半は
間奏に挟んでメンバ―紹介を

和歌山出身と岩見"KAZBON"和彦さんのソロの見せ場たっぷり!めちゃカッコイイ!

そして「日本の誇りです!」と有山じゅんじさん!!

「天才、日本、嫌アジアで一番素晴らしいピアノマンと最近、ブログに書きました」と堺敦生さん

それぞれ、見せ場たっぷりで

最後に「次世代のシンガー」とYoshie.Nさん

Yoshie.Nさんが伸びやかなソウルフルな圧巻の唄声で魅了する!

上田正樹さん、PAやエンジニア等裏方さんも褒め称えて

歌詞の1番は英語で歌っていたけれど、2番はわかりやすいように、日本語で♪負けないで~立ち上がれ~

希望をもってと


いやあ、この5人で作り上げるご機嫌ミュージックのサウンドのグルーブ感は最高!!


ラストは
上田正樹さん「don't give up」と畳みかける

最後にもう一発

「don't give up」と叫んで、本編終了!!

 

当然、鳴りやまぬ拍手に応えてUN

上田正樹さん、お客さんに嬉しいと声をかけ

「最近、冬眠している感じなので」と笑わせる…

そして、松阪にきてよかったこと、ブログを最近始めたこと、そして、歌を継承するコンセプトでアルバムを作りたいと語って

「悲しい色やね ~Osaka Bay Blues~」



ブルースフィーリングが散りばめられた
ジャージーなアレンジで
しっとりと

ウエット感満載の甘くハスキーな歌声が
マクサに響き渡る…

懐かしいこのメロディー
私の気分も10~代…

大阪弁で…ハスキーな歌声から繰り出される究極のこのバラードは
何度聴いても…心に沁みる…

♪大阪の海は悲しい色やね さよならをみんなここに捨てにくるから~

この歌詞の深さ…

そしてときどき
上田正樹さんの心の叫びが溢れんばかりの唄声に心底やられちゃう…


間奏のブルージーな有山じゅんじさんのギターには
心奪われるほど…素晴らしくて

バンドでの演奏は
実にドラマティックで感動的に…

松阪M'AXAには軽四で
2時間くらいはかかるんだけど…

「松阪M'AXAにきてよかった…」と

 

そしてラストの曲は

「有山と一緒に21歳のときに作った曲、これが大阪のブルース」と

コテコテの大阪の世界



手拍子発生
大盛り上がりの

「梅田からナンバまで」


私にとって
梅田や難波に行くと「大阪に出て来てから」と同様に
必ずこの歌のフレーズが浮かんでしまうほど
身体に沁みこんでる
「梅田からナンバまで」

「梅田からナンバまで」は遠くてとてもじゃないが歩けないと…
なんども地下鉄に乗った思い出が…

その時にも必ず口ずさんでいた曲

もう気分は10~20代!

松阪M'AXAには軽四で
2時間くらいはかかるんだけど…

「松阪M'AXAにきてよかった…」と

だって、若ガエル!!から??ね!!

 

はい、安全運転で、2時間くらいR23を走らせて

無事カエル!!

…で、家について入浴時、鏡をみたら…10~20代の私は、そこには映ってはいませんでした…(笑)

 

どーやら、10~20代の私をM'AXAに置き忘れてきたようで???

また10~20代の私を取り戻しにM'AXAにいかなくちゃ!!!