天体撮影に行けていないくせに、冷却CCDが欲しくなってきました。
僕にとって魅力的なのは、とにかくノイズに強く、光害に強いことです。
しかし、ちょっと欲しいなぁと思うヤツは100万円とかします。
安いヤツでも50万とか、普通にします。
常識人が手を出すシロモノではないのです。
で、冷却CCDに手を出す前に、自分のカメラの冷却化ができないかな?と。
ネットで調べていて、ペルチェ素子というモノに出会いました。
冷蔵庫の冷却装置などに使われているシロモノらしい。
原理としては、電気の力で片側の熱を、もう片側に移動させる素子らしい。
逆に、ペルチェ素子の片側を冷却して、もう片側を熱すると、発電できるらしい。
ほう。
そんなシロモノが世にはあったか。
購入したのは、ペルチェ素子(20mm×20mm, 5V, 3A)、ヒートシンク(40mm×40mm)、パソコン冷却用のUSBファン(40mm×40mm)、スマホ充電用USBケーブル(100円ショップで購入)。
計 2,500円ほどなり。
まず、ペルチェ素子の電線とUSBケーブルの電線をハンダでつなぎます。
これでUSB電源に刺すと、一瞬でペルチェ素子の片側が冷たくなり、もう片側が熱くなりました!
ビックリするくらい一瞬の出来事でした。
冷たい面はアッという間に結露しました。
もう片側は、火傷するくらい熱くなりました。
次に、熱くなる側にヒートシンクを熱伝導両面テープで貼付けます。
最後に、USBファンをヒートシンクに固定します。
強度的に微妙ですが、アロンアルファでくっつけました。
出来上がった冷却装置をEOS 60Daに取り付けたところ。
取り付けは、輪ゴム2本で固定しました。
向きを変えても押し付けられた状態には変わりませんが、若干位置がズレます。
セロハンテープで軽く固定してやればよいと思います。
後は実践投入のみですが、心配なのはUSBケーブルの長さがちょっと足りなさそうだということ。
USB延長ケーブルが必要かもしれない。
あとは電源の問題です。
キンキンに冷却してくれるのはうれしいのですが、相当エネルギーを消費してくれそうです。
もう一つ大型リチウムバッテリーを購入せねばならないかもしれない。
さてさて、どうなることやら。
次の観測が楽しみです。
おおー!やってますニャー=^ェ^=
こう言う方法は知ってましたが、自作も容易なようで、
これだけ見ても趣味に自信が付きます。
試写はまだのようですが、これなら問題無く冷却も出来ようと
思います。(^0^)
あとはやってみてあれこれ改良して行くのでしょうネ。
果たして、これでどれだけ効果があるのか。
また、CCDが結露しないかどうか(怖)
早く実践してみたいですね(^^)