子供の頃
ある日突然
仲良くしてた友達が
口をきいてくれなくなる
そんな状況が
突然やってくる。
僕、本人からしたら
なんのことか分からないまま
無視がはじまり、口をきいてくれない
当然一緒に
遊んでくれない。
そう、「絶交」
というやつだ。
♪嫌われてしまったの
愛する人に
捨てられてしまったの
紙屑みたいに
あなたならどうする
あなたならどうする
〜
泣くの歩くの死んじゃうの
あなたなら
あなたなら
この歌が
あの時の状況のバックに
流れてきそう。
だから 友達付き合いは
僕はその頃から
特定の人と深く仲良くしていくのではなく
保険をかけて
違う気の合うやつとも
仲良くしておいて、何かあった時は
そいつと遊べるようにしていた。
だって、急に
「絶交」されるわけだから
対処のしようがない
いわばいつも
仲良くしている近所のその仲間たちとは
そうであっても
仲直りはするものの
なにかの拍子で
「絶交」がはじめるのだ。
子供の世界は実に残酷だ。
ゲームのように
仲間内の見せしめのように
なんの落ち度もないやつを
ある日突然
「絶交」モードで仲間はずれにする。
いつもそれはやられるやつは
決まっているわけではなく
その時その時のお山の大将の機嫌の
もとで行われる。
あなたならどうする?
あなたならどうする?
え〜
どうしょうもないんだけど
いつもの仲間たちの輪には入らず
僕のリザーブしている友達のところへ伺い
「絶交」された
腹いせに
思いっきり遊びまくっていた。
仲間はずれ、無視、
子供の頃は
罪もないのに
やったり、やられたら
子供はある意味残酷なんだよね。