1984年発売のアルバム

で竹内まりやさんの結婚後
復帰し、歌声を聞かせてくれた
曲が
村田和人と竹内まりやさんの
デュエット曲
「Summer vacation」
この歌は竹内まりやさんとのデュエットを熱望し、
復帰を待つ形で
満を辞して歌われた
曲でもあり、
ブランクを感じさせない
竹内まりやさんの歌声と
切なさほろ苦さを忍ばせた
詩の世界を上手く表現した
夏の優しいラブバラードだ。
夫婦で(達郎、まりあ)でも歌われている
この歌は
もともと村田和人さんが
かなり山下達郎さんを意識、リスペクトされてることがわかる感じの歌い方 似たような歌唱を
されているし、作風も
近いものがあるわけだから
当然、似ていて
違和感なく
聞けるわけでもある。
一本の音楽
という歌でデビューしてから
シティポップのジャンルに区分けされ
洗練された歌と歌声を聞かせてくれた
村田和人さん。
日本人がこれだけ
クールに
アメリカンポップス
の香りのするバラードを
デュエット出来るレベル
にまできたと思える
この軽さと心地良さは
もはや
日本人とかアメリカ人とかでない
ニュアンスと
ハート、スピリットが開放され
曲のもつ雰囲気がより、
ポップな感じに日本人が作れるようになってきた証なのだろう。
60年、70年アメリカンポップスから遅れること
10年〜20年かけて
追いついた。
和人 まりあのハーモニーが
心地よい。
そして僕はこの歌と重ね合わせるように
パーシーフェイスの
「夏の日の恋」を思い出す。
ゆく夏
過ぎて思う
一瞬の夏の日の出来事。
まだまだ
夏は続く。
