
東京
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と
西岡たかし 小室等 吉田拓郎
の三方が
アコースティックなライブを敢行
拓郎さんは篠島をやり終え、
その後のツアーを一区切りするやいなや
このイベントを開催。
12月に入って慌ただしい中
精力的に動いていた吉田拓郎さん。
何か見えないものに
突き動かされるように…
そして…
70年代最後のケジメをつけるかの
ごとく…
フォークムーブメントは
75年つま恋でひとつの
頂点を極め、
その後
ニューミュージックと名を変えて
着飾った音楽へと
変貌していったような
感じ、
原点回帰の意味合いと
80年代へいくための
更なる助走のための
『10年目のギター』だった。
「歌う事」の意味と
「歌」のもつチカラ
そして自分たちがまだ
通用するのか?
音楽シーンに
必要とされているのか?
再確認の意味の
『10年目のギター』
小難しいことはファンはどうでも
よくて
拓郎の一挙手一投足を
まじかに見ることで
心地よい時間を得ることができた。
名古屋市公会堂
1552席ぐらいの
こじんまりした会場だった。
アットホームな雰囲気で
アコースティックのコンサート
にはもってこいの箱だと思う。
この時はチケットもほとんど前から数席で
目の前で観れるくらいの絶好の
ポジションだった。
「風に吹かれて」を歌う
拓郎さんから
コンサートは始まり、
加川良さんの
「教訓1」
をカバー
二曲目として披露した。
その後
西岡たかしさん小室等さんと
持ち歌を歌い、
拓郎さんがベースや
エレキギターをもったり、
西岡たかしさんは
木琴でフォローしたり、
曲をアシストしながら
それぞれ
アレンジの中で
三者が曲に演奏で絡み合う。


♪外は白い雪の夜
♪落陽
♪リンゴ
♪制服
など
名曲をアコースティックギターでの
弾き語り
スタイルで歌う吉田拓郎さん
まだ10年もたってないのに
随分と昔のように
感じるのは
どうしてだろう。
70年代って
みんながひょっとして
生き急いでいた?
色々な事が
矢のように
ものすごいスピードで
過ぎ去っていった感じが
あるのだ。
ほんの7〜8年前までには
このスタイルでコンサートを
やってたのに
そうゆう
時代背景を再確認するべく
「10年目のギター」の会場に
僕はいた。
篠島に参加した友人と共に
必死に拓郎を追いかけていた。
篠島
そしてその後の秋の全国ツアー
そして
「10年目のギター」と
アルバイトで稼いだお金もコンサートチケットなどに消えていった。
一挙手一投足を見失わないように
80年代に乗り遅れないように
拓郎の死水を取れるように
80年代はどこにいくのか
西岡たかし
小室等
吉田拓郎
前から二列目 ステージからほぼ
目の前の席で
凝視してみた
吉田拓郎。
次は20年目のギター
はあるのか?次は43歳?
想像できなかった
吉田拓郎さんの43歳,
されど
今年御歳 73才
ライブパフォーマンスで健在ぶり
を披露。
あれから40年。