青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

大雪山・旭岳に登る

2013年07月08日 22時46分28秒 | 同上 (山歩き)
7月8日(月) ライブ

よかった晴れて。




▲ 北海道の最高峰大雪山・旭岳2290m。
今朝、登ってさきほど戻った。 アクシデント無し(笑)。


【続く】

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朝4時半に起床。気合がはいっている。
天気は雲が流れているが、晴れだ。


▲ 昨日はコンビニが見つからず、弁当が調達できていない。レンジご飯で、おにぎりを作ろうと思ったが、面倒になってパックに鰹節ふりかけと、海苔をかぶせた。立派な海苔弁だ。2パック制作。
 6時30分発のロープウェーに乗った。



▲ 数分で、姿見駅に到着。ここは既に標高1600mの地点だ。ここから目の前の旭岳2290mを仰ぎ見るが雲がかかっていてまったく見えない。他の団体さんを真似て、体操をする。



▲ 初めは、雪渓を歩いていく。軽アイゼンが必要なほどではない。

姿見駅を降りた一帯は、散策路になっていて高山植物が見られる。



 拡大はクリック

▲ 早速、エゾイソツツジの群生に出会う。白い小さな花は、尾瀬のワタスゲみたいだ。


姿見の池前の第5展望台まで登ってきた。ここから散策路を離れていよいよ旭岳一直線に目指す。



▲ また嬉しそうな人が出てきた。今日は胸を張っている。2日間期間限定開示。



▲ エゾツガザクラ。花が小さくかわいい。



▲ ずっと岩場が頂上まで続く。雪渓はもうない。風に吹き飛ばされやすいのか、地熱があるのか。横の地獄谷下部には、噴煙を上げ続けているスポットが数か所ある。ズアーという大きな音とともに、硫黄臭がたちこめる。



▲ 頂上の雲が一瞬晴れた時もあった。しかし、ほとんどのあいだ、霧につつまれている。晴れの予想だが、これから本当に晴れてくるのだろうか。ただ、もくもくと歩くのみ。



▲ メアカンキンバイ。花が梅に似ているから。


頂上が見えてきた。9時過ぎ。7時に姿見駅を出発したから、2時間ちょっと。標高差は690mあるのだが、山行としては楽な気がした。



▲ 頂上についた直後は、周りの山は雲に隠されてまったく見えなかった。しゃーねーな。自家製弁当でも食って、待ってみよう。

30分ぐらいしてから、少しずつ雲がとれてきた!

するとそこは青い空が。



▲ もうここはパノラマの世界だ。みんな、さかんにシャッターを切る。



▲ 昨秋に錦秋を求めて登った、大雪山・黒岳がずっと遠くに、台形の形をして見えてきた!



▲ 登ってきたトレイルが左手の尾根だ。浅間山の前掛山の尾根みたく赤茶けている。右手の谷が地獄谷だ。



▲ トムラウシ山もはっきり見えてきた。数年前に、多数の団体さんが低体温で亡くなった山だ。奥まったところに位置する。右手のポイントが、十勝連邦。十勝岳もあのどれかだ。遠いなあ。



▲ みんな、北海道最高峰からのパノラマを楽しんでいた。

こんなに周囲がきれいに見えるのは珍しいとか。
頂上には1時間半以上とどまっていた。もう恐らく二度と来ないだろうと思うと、去りがたかった。


ちょっと隣の山に足を伸ばしたい気もした。でも、ここでの情報を持たない単独行は無理だ。下山しなくては。



▲ 帰りは、視界がいいので登りとは違ってみえる。地獄谷と左の岩は、サイコロ状なので金庫岩。



▲ まだまだ多くの人が尾根づたいに上がってくるのが見える。

霧の中を登ってくるときは寒くなってヤッケを着たが、晴れると暑くなる。あながち外人の兄ちゃんのTシャツもあり得ないことではない。そうそう、下の方で外人のねーさんが、タンクトップ姿で上がってきたのは、びっくりして見とれていたよ。どうしただろう?


姿見展望台に戻ってきた。



▲ 旭岳を振り返る。尾根伝いのトレイルを、今理解した。


このまま、ロープウェーに乗るのではなくて、散策路を周ってみよう。



▲ エゾツガザクラの群生。

暑い内地の皆さん向けに、涼しい写真をご提供しよう。





夫婦池の一つの真ん中が溶け出して、深い青色に。題して「冷たい目玉焼き」。




▲ チングルマ。愛らしい。



▲ キバナシャクナゲ。形状が美しい花。これもあちこちにあった。



▲ 姿見駅に戻ってきた。さあ、ロープウェーに乗って下界へ戻ろう。



▲ 駐車場からも、赤茶けた旭岳がはっきり見えた。7年前にdecoと来たとき、あの旭岳に登るとは思わなかった。手術後1年しかたっていなかったし。


さあ、もう一つのこだわり十勝岳だ。移動しよう。



▲ 2時間ほどで、もう十勝岳のふもと望岳台へきた。明日の天気は曇り。のぼるかどうかは明日決めよう。



▲ 近くの吹上温泉。きょうはここで待機しよう。

おやすみなさい。