青い空とわたし

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秋の軽井沢2 明治浪漫の旧三笠ホテル

2014年10月29日 21時43分53秒 | 青い空の日は旅立(全般)
10月24日(金) 【続き】

天空カフェ・アウラを後にして、もと来た道を戻る。

行く途中チラッと見かけた、コレを見てこなくては。




▲ 国の重要文化財に指定されている、旧三笠ホテルだ。

三笠ホテルは、明治の実業家の山本直良が明治38年1905年に創業したもの。

初めの利用者は外国人が多かったが、しだいに近衛文麿、渋沢栄一、大隈重信など、日本を代表する政財界人が数多く滞在するようになった。

さまざまな経過をたどり昭和45年に廃業したあと、昭和55年(1980年)に軽井沢町に贈与され、現在一般公開されている。





▲ 国の重文に指定されたのは、日本人の手による純西洋式木造ホテルという点が高く評価されたとか。

さあ、中にはいってみよう。




▲ ホテルロビーだ。

電燈によるシャンデリア照明、英国製のカーペットの採用など当時の最高級の設備が整えられた。





▲ ホテル室内。

暖炉が備えられている。

天井はやたらに高い。





▲ 赤い絨毯を踏みながら、2階へ上がってみよう。





▲ 二階へ上がり切ったこの窓の下は、ホテル玄関口だ。

昔はここから玄関上のバルコニーに出られた。今はバルコニーは取り払われている。

窓の外は、カラフルだなー。






▲ それもそのはず、入り口のかえでが紅く、紅く、鮮やかだから。





▲ 別の板張りの部屋。

窓は太い縁の枠。ガラス窓には幾何学模様の木枠が入っている。ガラスは当初からのもので、ガラスの表面が波をうっている。

窓際には、書斎机みたいなのが置いてある。

普通のベッドの他に、左手前には赤ちゃん用のサークルベッドみたいなものもある。





▲ 軽井沢彫の老舗である一彫堂(いっちょうどう)が作ったテーブル。





▲ 廊下の奥の片隅に、テーブルとチェアがひっそりと置いてある。

外の紅葉が、ここでもかいま見れる・・・・

静かで、寂しげで、それでいて明るい。(未知への希望?)

明治浪漫、この雰囲気はいいねー。

(手前の赤い消火器がなかったらもっと良かった)


軽井沢の歴史と浪漫を静かに語る旧三笠ホテル
午前9時~午後5時 入館料400円



今日の軽井沢・地図 ↓(クリックで拡大)



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三笠ホテルを見たあとは、佐久の実家へ急いだ。

ご両親にご挨拶。午後4時を過ぎていたので、そこそこに私は出発。


来たのは、やはり私の隠れ家。

八ヶ岳・八峰の湯。





▲ ただし、今晩は駐車場ではなくて、近くの見晴しのいいところに停める。

夕陽が落ちて、八ヶ岳の山はシルエット状に浮かんでいる。

今日は、いい天気だったなあ。


またcoffeeをすすってひと息いれたあと、「さあお風呂に行こう。」


ここから、少し歩いて八峰の湯(やっほーのゆ)へ。

ゆっくり入浴した後、




▲ 一日の終わりの楽しみは、やはり夕食(笑)。

カフェ・アウラでは、量的にはほとんど食べていない。
今晩は、ここの一番メニュー、八峰御膳だ!

地元小海町産の蕎麦に、天ぷら、信州牛、きのこ汁・・、まとにかく色々あるよ。


あああ、いっぱいになった。(^^)




▲ 八峰の湯を出たときは午後8時をまわっていた。


星影に浮かぶ、ハーモニー。
私の別荘に戻る。


今晩は、ブログを書くのはやめよう。
その日のブログに手をつけると、静かな夜がそれで疲れてしまう。





▲ 秋の夜長は、そう、読書にふけるのだ。


読みかけの文庫本と買ってきた週刊誌で。