3月8日(日)
ボクの好きな番組の一つに、NHKBSの新日本風土記というのがある。

風土記とは、奈良時代に地方の文化風土や地勢等を国ごとに記録して、天皇に献上させた報告書の呼び名。そこから題名をとった紀行番組(2011年4月~)だ。
かっての新日本紀行(1963~82)がディスカバージャパン的だったのに対して、新日本風土記はもっとその土地の歴史に重点を置いて、その土地の昨今をエピソードを交えながら語っていく。

先週金曜日に録画してあった「小樽」を今日、洗濯をしながら観ていた。
明治・大正の時代に繁栄を極めた小樽だったが、その後経済的には大きく衰退していった。
その歴史を知ってか、我々は運河、レンガの建物にノスタルジーを感じる。
繁栄の記憶を頼りに観光都市として生きる小樽だけでなく、新たな今の小樽を紹介するところが目を引いた。

▲ 冬の小樽港。
小樽といえば、昔ニシン漁で栄えたところ。一攫千金を夢見た男たちが日本各地から集まった。それが戦後ばったりと獲れなくなったのはご存じの通り。しかし、10年ごろ前から徐々にニシンが小樽港に来るようになっているとか。2月に産卵のため押し寄せるニシンの精子で海がミルクのようになる。あのミルキースイーは、白い雪景色とあいまって綺麗だ。人々(男)の夢もまた膨らんできている。

▲ 小樽運河。
炭鉱、ニシン、南樺太領有化で開運物流の大拠点となった小樽。荷揚げ場所が足らなくて運河を造った。しかし戦後斜陽化した物流で、この運河を埋め立てる計画があったとか。反対運動の結果、半分だけ残されたのが今の運河。反対運動以来、運河の絵を描き続ける人の話。

▲ 煉瓦倉庫ももちろん貴重な文化資産に。
他に、寿司屋横丁に押し寄せる外人観光客の話。寿司だけでなく彼等に合わせてフライドチキンも出す寿司屋さん。横丁の半数以上は外人らしい。
昭和の大スター、石原裕次郎を育てた老舗料亭・海陽亭の話。
裕ちゃんは小学生の時から、泊まり込みで遊ぶ父のために下着持ち込みの使いをしていたという。
今度行くときは、馬鹿にせずに小樽の裕次郎ミュージアムに行ってみよう。

▲ 小樽雪あかりの路(2月6日~15日)
キャンドルの灯火が古い街並みを優しく照らす幻想的なイベント。運河会場、手宮線会場をメーン会場に開催される。伊藤整の小説「雪あかりの路」にちなんで名づけられ、平成11年からボランティアベースで始まった。
雪あかりが幻想的でいいねー。いつか近いうちに、冬も訪れたいなあと思う。
小樽はボクの北海道キャラバンの始点・終点(新潟⇔小樽)として、過去に何回か訪れている。
今年の夏には、初めて親子孫3代で北海道へ行く計画がある♪
小樽はその時、また拠点になるだろう。
時代が入り混じり、国籍も入り混じる(らしい)「トキメキの小樽」(放送で)、改めて自分の目で観て
みたい。
2013夏の小樽運河
ボクの好きな番組の一つに、NHKBSの新日本風土記というのがある。

風土記とは、奈良時代に地方の文化風土や地勢等を国ごとに記録して、天皇に献上させた報告書の呼び名。そこから題名をとった紀行番組(2011年4月~)だ。
かっての新日本紀行(1963~82)がディスカバージャパン的だったのに対して、新日本風土記はもっとその土地の歴史に重点を置いて、その土地の昨今をエピソードを交えながら語っていく。

先週金曜日に録画してあった「小樽」を今日、洗濯をしながら観ていた。
明治・大正の時代に繁栄を極めた小樽だったが、その後経済的には大きく衰退していった。
その歴史を知ってか、我々は運河、レンガの建物にノスタルジーを感じる。
繁栄の記憶を頼りに観光都市として生きる小樽だけでなく、新たな今の小樽を紹介するところが目を引いた。

▲ 冬の小樽港。
小樽といえば、昔ニシン漁で栄えたところ。一攫千金を夢見た男たちが日本各地から集まった。それが戦後ばったりと獲れなくなったのはご存じの通り。しかし、10年ごろ前から徐々にニシンが小樽港に来るようになっているとか。2月に産卵のため押し寄せるニシンの精子で海がミルクのようになる。あのミルキースイーは、白い雪景色とあいまって綺麗だ。人々(男)の夢もまた膨らんできている。

▲ 小樽運河。
炭鉱、ニシン、南樺太領有化で開運物流の大拠点となった小樽。荷揚げ場所が足らなくて運河を造った。しかし戦後斜陽化した物流で、この運河を埋め立てる計画があったとか。反対運動の結果、半分だけ残されたのが今の運河。反対運動以来、運河の絵を描き続ける人の話。

▲ 煉瓦倉庫ももちろん貴重な文化資産に。
他に、寿司屋横丁に押し寄せる外人観光客の話。寿司だけでなく彼等に合わせてフライドチキンも出す寿司屋さん。横丁の半数以上は外人らしい。
昭和の大スター、石原裕次郎を育てた老舗料亭・海陽亭の話。
裕ちゃんは小学生の時から、泊まり込みで遊ぶ父のために下着持ち込みの使いをしていたという。
今度行くときは、馬鹿にせずに小樽の裕次郎ミュージアムに行ってみよう。

▲ 小樽雪あかりの路(2月6日~15日)
キャンドルの灯火が古い街並みを優しく照らす幻想的なイベント。運河会場、手宮線会場をメーン会場に開催される。伊藤整の小説「雪あかりの路」にちなんで名づけられ、平成11年からボランティアベースで始まった。
雪あかりが幻想的でいいねー。いつか近いうちに、冬も訪れたいなあと思う。
小樽はボクの北海道キャラバンの始点・終点(新潟⇔小樽)として、過去に何回か訪れている。
今年の夏には、初めて親子孫3代で北海道へ行く計画がある♪
小樽はその時、また拠点になるだろう。
時代が入り混じり、国籍も入り混じる(らしい)「トキメキの小樽」(放送で)、改めて自分の目で観て
みたい。
