青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

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初めての秩父夜祭 1日目(宵宮)

2017年12月04日 23時24分36秒 | 同上(お祭り)
12月2日(土)



▲ 道の駅ちちぶ での朝。

もう、車中泊のクルマでほぼ満杯。
キャンカーが多い。
向こうに見えるのは、ご存じ秩父・武甲山

秩父祭の初日だが、午前中は主だったイベントはない。



▲ 午後から秩父神社に行った。

境内には、すでに二つの屋台が出ている。
人々も徐々に集まってきた。




▲ 神門に面して設置された屋台では、「屋台曳き踊り」が奉納されている。

曳き踊りは、長唄の曲を演奏する地方(ぢかた)と踊り手の立方(たちかた)による所作事だ。

これは上町屋台。

 

▲ 境内の神楽殿では、神職みたいな人による「秩父神社神楽」が奉奏されている。





▲ 三台の屋台が出揃った。

左から、

宮地屋台~秩父祭の屋台で最も古い。鶴の水引幕。
本町屋台~きらびやかな造り。達磨が目印。
上町屋台~屋台の中では最も重い13t。軒の出っ張りが大きい。鯉の刺繍。

秩父祭には四つの屋台と、二つの笠鉾の計六つがあるが、初日に出るのは四つの屋台のみのようだ。

屋根の上にも3,4人の人が乗るのがユニークか。




▲ 更に加わった中町屋台(左)と、宮地屋台(右)との掛け合い。





▲ 両手を前に挙げて、ワーとか叫ぶことを繰り返す。

なんという掛け声を上げているのかと尋ねると、

ホーラーイ、ホーラーイ、(宝来)と叫んでいるとのこと。

前に両手を突き出す所作は、祇園祭りにもあったような。


そして一台づつ、秩父神社境内から各町内へ繰り出していった。屋台曳き廻し



▲ 屋台曳き踊り。

各町内の要所で屋台を止めて、神門前でもやった曳き踊りをする。上町屋台。






▲ まあ、ボクには踊りは分からないが(笑)。





▲ 本町屋台の曳き廻し。

いったん止まって



▲ 全面に立っていた兄さんも、紐の締めなおし。

柱に自らの越し回りを結びつけているようだ。
転落防止策だ。
屋根に登っている人には、命綱みたいなものは無いようだったが。


ギリ廻しの開始。



▲ 屋台の側面に設置してあった長い角材を後ろに突き刺した。

この後、活躍するのが矢印の青ジーンズのメチャ背の高い兄さん。




▲ 角材に飛びついて、体重で引き下ろす。





▲ 角材を皆で押さえつけて、テコの原理で屋台を傾ける。




▲ 傾いているうちに、屋台の下に人が潜り込んで




▲ 中央に屋台を回転させる支柱台を差し込む。





▲ そして全員で、屋台を回転させるのだ。

この方向転換の所作を「ギリ廻し」という。
見せ場だ。


夜の部。



▲ 18時から、屋台には灯が点けられて、また曳き廻しが始まった。





▲ 提灯を持って、ホーライ、ホーライと叫ぶ。





▲ 2台の屋台が交差する。




▲ 単発だが、花火も上がった。

明日は、もっと花火が打ち上げられるはずだ。


そのまま、日帰り湯に行った。


▲ 祭りの湯

西武電鉄が今年、西武秩父駅の横に造った日帰り温泉所。

一般にも開放されたフードコートも併設されており、新たなレジャー施設を目指しているようだ。

明日道の駅の駐車場は、露天商のための広場になる為、駐車できなくなる。
朝一に道の駅の裏の臨時駐車場に移動しなくてはいけない。
では、今晩はこれまで。