青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

初氷とアンジェラとクルマ

2017年12月08日 14時37分44秒 | 日々の思い
12月7日(木)

朝、庭に出たら



皿の上に、氷が薄っすらと張っていた。
多分、今シーズン初めての氷ではないかな。

天気予報で、都心は今朝3度Cとか。
ここは都心よりたいてい3度ぐらい低いから、零度だったとしてもおかしかない。




しかし、バラのアンジェラに花が数輪だが咲いている。
狂い咲き? だろうな。


車検に出したHarmonyに修理が必要な箇所が出てきた、とトヨペットから連絡があった。
部品を取り寄せ、仕上がるのが来週火曜日だとか。

うむむむ・・ 自宅待機か。

 雪山へ 想い駆けるも クルマなし




初めての秩父夜祭 二日目(大祭)フイナーレ

2017年12月06日 21時43分53秒 | 同上(お祭り)
12月3日(日)

道の駅ちちぶの駐車場は、きょうは露天が開かれるため一般車は進入禁止だ。



▲ 道の駅の裏の臨時駐車場へ7時前に移動した。

ここはセメント会社の私有地。
今日は7:00~24:00までが有料開放された。(普通車1000エン)
いつもは昼前に満車になっていたが、今日は8時過ぎに満車になった。(警備員さん談) 昨年のユネスコ無形文化遺産登録の効果と、今年は日曜日に重なったためらしい。




▲ 9時過ぎに、秩父神社へ再出動。





▲ こ、これはシゴキでは!?

違うよね。あなたはもうご存知。
ギリ廻し。方向転換だ。

これはきのうは出動していなかった中近笠鉾(なかちかかさぼこ)。
屋台と笠鉾の違いは、屋台では踊りが可能だが笠鉾はそのスペース無し。
代わりに笠鉾は3層の笠が本来あった。が、電線にひっかかるので近年取り外されたとか




▲ さて市中への曳き廻し開始。






▲ 獅子文様の上町屋台と中近笠鉾との交差。






▲ 小さい子供も引き手に参加。


秩父市役所の横にある秩父公園へ行ってみた。



▲ この公園は今晩、御旅所(おたびしょ)という重要な役を果たす場所だ。

今夕、秩父神社を出発する6台の山車(だし)(4屋台+2笠鉾)は、最終ここの御旅所に終結する。秩父神社の女神・妙見菩薩が、ここで武甲山の男神と年に一度だけの逢瀬をするという言われがあるのだ。

公園(御旅所)の周囲には、有料の観覧席がすでに設置されている。後ろの建物は市役所。




▲ その御旅所には亀(玄武)をかたちどった亀の子石がある。

この亀は、二人の神の逢瀬のキューピット役を担うことになっている。


近くの西武秩父駅にも行ってみた。



▲ 西武秩父駅。今晩は24時まで運行する。




▲ 駅前の広場では、屋台で特徴ある叩きをする太鼓の実演がされていた。


駅横の祭り湯に併設するフードコートで昼食。


▲ 炙り豚丼。

豚肉をカツにした大判のゾウリカツ丼の方が長蛇の列だったが、ボクはこっちのほうが好きだ。

昼食後はクルマに戻って休憩。夜に備えた。



御旅所へ入る前の急坂、団子坂を曳き登るのが一番の見せ場だが、そんなところは混雑と規制で近寄れない。で、その前の聖人通りで屋台・笠鉾を待つことにした。

いい観覧スポットを確保できた。
山車は秩父神社を19時に出発した。



▲ 御神幸行列の先頭が来た。

いい具合に、花火も羊山公園から上がり始める。




▲ これは高張提灯というらしい。

二頭の御神馬も続く。

諸々のいわれのあるモノの行列が終わって、いよいよ屋台・笠鉾の行列がやってきた。


▲ これは中近笠鉾だ。





▲ 黒い漆で全体が塗られている、動く陽明門。




▲ 前をゆっくり過ぎていったところで、しだれ花火みたいなのが打ちあがる。





▲ また、華々しい花火が炸裂!

(信号機と電柱が邪魔になるが)


そのあとまた、別の屋台が来る。



▲ 下郷笠鉾だろう。

高さ7m、重さ20tで、6台の中では一番高く重い。




▲ あんなとこで、怖くないのかね(^^;。




▲ 花火が上がる。





▲ また花火。


三台目が来た。



▲ 鶴幕の宮地屋台のようだ。





▲ ここの曳き手には、髪をキリリと結い上げた若い女性が多い。

いっせいに挙げる声が甲高い。

ソーレッツ!!




▲ そこに花火が降りかかる。






▲ オレンジ花火やら




▲ 白い花火やら

虹のスターマイン花火が打ち上げられた♪

まだ残りの3台が通るが、ここを去って御旅所へ移動する。


御旅所に隣接する空き地には人がいっぱい。
御旅所自体を覗くことは人垣でもうできない。



▲ 花火が打ち上げられる。

ここは遮る建物が無いので花火自体は見やすい。

ああ、あの御旅所では女神・妙見菩薩と男神・武甲山がランデブーを楽しんでいるのだろうか・・
しかし菩薩と山がどうランデブーするのだろうか?
想像を超えるなあ(笑)

このハイライトの場面で、ボクのコンデジのバッテリーが切れた。

Oh,XXXt!

急遽、スマホカメラにチェンジ。



▲ ブルーの花火が、二人をハート印で囲むように上がる!





▲ そして、二方向から同時にオレンジ花火が!





▲ 立て続けに、またもう一つ上がって!

フイナーレの黄金の滝だ。

こうして冬の夜空を焦がす花火をバックに、秩父神社の女神妙見様と武甲山の男神龍神様が年に一度出逢うラブロマンスが成就された!! (パンフから)

めでたし、めでたし。



(寒空で寒いので、そのあとすぐ帰りました)




初めての秩父夜祭 1日目(宵宮)

2017年12月04日 23時24分36秒 | 同上(お祭り)
12月2日(土)



▲ 道の駅ちちぶ での朝。

もう、車中泊のクルマでほぼ満杯。
キャンカーが多い。
向こうに見えるのは、ご存じ秩父・武甲山

秩父祭の初日だが、午前中は主だったイベントはない。



▲ 午後から秩父神社に行った。

境内には、すでに二つの屋台が出ている。
人々も徐々に集まってきた。




▲ 神門に面して設置された屋台では、「屋台曳き踊り」が奉納されている。

曳き踊りは、長唄の曲を演奏する地方(ぢかた)と踊り手の立方(たちかた)による所作事だ。

これは上町屋台。

 

▲ 境内の神楽殿では、神職みたいな人による「秩父神社神楽」が奉奏されている。





▲ 三台の屋台が出揃った。

左から、

宮地屋台~秩父祭の屋台で最も古い。鶴の水引幕。
本町屋台~きらびやかな造り。達磨が目印。
上町屋台~屋台の中では最も重い13t。軒の出っ張りが大きい。鯉の刺繍。

秩父祭には四つの屋台と、二つの笠鉾の計六つがあるが、初日に出るのは四つの屋台のみのようだ。

屋根の上にも3,4人の人が乗るのがユニークか。




▲ 更に加わった中町屋台(左)と、宮地屋台(右)との掛け合い。





▲ 両手を前に挙げて、ワーとか叫ぶことを繰り返す。

なんという掛け声を上げているのかと尋ねると、

ホーラーイ、ホーラーイ、(宝来)と叫んでいるとのこと。

前に両手を突き出す所作は、祇園祭りにもあったような。


そして一台づつ、秩父神社境内から各町内へ繰り出していった。屋台曳き廻し



▲ 屋台曳き踊り。

各町内の要所で屋台を止めて、神門前でもやった曳き踊りをする。上町屋台。






▲ まあ、ボクには踊りは分からないが(笑)。





▲ 本町屋台の曳き廻し。

いったん止まって



▲ 全面に立っていた兄さんも、紐の締めなおし。

柱に自らの越し回りを結びつけているようだ。
転落防止策だ。
屋根に登っている人には、命綱みたいなものは無いようだったが。


ギリ廻しの開始。



▲ 屋台の側面に設置してあった長い角材を後ろに突き刺した。

この後、活躍するのが矢印の青ジーンズのメチャ背の高い兄さん。




▲ 角材に飛びついて、体重で引き下ろす。





▲ 角材を皆で押さえつけて、テコの原理で屋台を傾ける。




▲ 傾いているうちに、屋台の下に人が潜り込んで




▲ 中央に屋台を回転させる支柱台を差し込む。





▲ そして全員で、屋台を回転させるのだ。

この方向転換の所作を「ギリ廻し」という。
見せ場だ。


夜の部。



▲ 18時から、屋台には灯が点けられて、また曳き廻しが始まった。





▲ 提灯を持って、ホーライ、ホーライと叫ぶ。





▲ 2台の屋台が交差する。




▲ 単発だが、花火も上がった。

明日は、もっと花火が打ち上げられるはずだ。


そのまま、日帰り湯に行った。


▲ 祭りの湯

西武電鉄が今年、西武秩父駅の横に造った日帰り温泉所。

一般にも開放されたフードコートも併設されており、新たなレジャー施設を目指しているようだ。

明日道の駅の駐車場は、露天商のための広場になる為、駐車できなくなる。
朝一に道の駅の裏の臨時駐車場に移動しなくてはいけない。
では、今晩はこれまで。



初めての秩父夜祭の 前夜に

2017年12月01日 15時22分25秒 | 同上(お祭り)
12月1日(金)

12月になった。



▲ 自宅から1時間半ほどかけて、道の駅ちちぶに来た。





▲ 明日から秩父夜祭が行われるからだ。

秩父夜祭は、埼玉県・秩父の総社、秩父神社の例大祭で300有余年の歴史がある。
京都の祇園祭、飛騨の高山祭とともに日本三大曳山祭に数えられ、昨年にはユネスコ無形文化遺産に登録された。

秩父市だからボクの地元行動圏だが、なんせこの祭りは毎年12月の2、3日の夜に行われて、間違いなく寒い。で、今まで敬遠してきた。しかし30万人以上が来るという人気のこの祭り、いつまでも避けていて本当に行けなくなったら・・、という思いでようやく来た。

今晩と明日はここで車中泊予定。
(うむーー駐車場が満杯になってきた)

さあ、どうなることか♪