青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

秋山旅の前に〜いつもの棒ノ嶺登山

2021年09月14日 09時56分37秒 | 同上 (山歩き)

9月13日(月)

 

▲ さわらびの湯・第三駐車場の朝

40分ほど走って、昨夕に来た。

WTC追悼の記事を送信して就寝。

朝になるとやはりボクのクルマだけ。

秋は、山に登りたい。しょっぱなに、ボクのホームグラウンドの山に登ってみよう。

7時過ぎに出発。7:17AM

 

▲ 隣の「ノーラ名栗」の施設を、通り過ぎて。

2年ぐらい前に、いきなりこんなおしゃれな北欧風アウトドア施設ができてしまって。

野外のサウナ施設に、はやりのグランピングができるとか。すぐ近くに立ち寄り温泉が元々有るし、着想はいいと思うが、今はコロナ下で苦しいかも。

 

 

▲ 有間ダムの人造湖、名栗湖を回り込んで

 

 

 

▲ 中途で、紅い花があって

 

 

▲ 白谷沢の登山口に着いた 7:43AM

杉の林立する登山道をしばらく歩く。

 

初めは左横の下を流れていた渓流、白谷沢。上がるにつれすぐ左横に、そして徒渉することになる。

 

▲ 藤懸(ふじかけ)の滝

藤が垂れるように滝が落ちるところからの命名か。

 

 

▲ そしてゴルジュ

両側に岩がそびえた回廊が始まる。

 

そのゴルジュの入り口は

▲ ここをどう進む?

右の岩盤は? 滑るだろうな、掴まるところが無い。

・・・?

正解かどうかは分からないが、左下の倒木に横向きに足を乗せて、左上の岩場に手を掛けながらそろそろとカニ歩きで進んだ。倒木がすべらないのが助かった。小さい子は無理な箇所だろう。

 

▲ ゴルジュの岩にも花がポツと咲く

 

 

▲ このあとも、ゴルジュは続く

こんな大変な山だったかなあ?

昨日まで雨が数日続いていたから、水量が増えている。

普段なら、ひょいひょいと岩場を渡ってきたところが、注意深く足を乗せないと水につっこむ。

 

 

▲ 白孔雀の滝

二つの並列の滝が、孔雀が羽を広げたように見える? 見えたら、想像力が豊かな人だ(笑)。

 

 

▲ 棒の嶺の頂上に達した。標高969m。標高差は700mほど。9:56AM

駐車場を出てから2時間40分ほどかかった。

こんなものだろう。

 

▲ 桜の樹も健在だ

 

 

▲ しかし、前面にはズラッと木が生い茂って、後ろの山並みが見にくい!

こんなのは、初めて。

いつもは、管理者が伐採していたのだろうか ???

 

 

▲ 昼食は助六寿司

きょうは出発前に、レンジチンをしてきたので米が固くなかった。

 

 

▲ 気温は22℃ぐらいか。

Tシャツ1枚、短パンの出で立ちで登ってきたので、暑くも寒くもない。

 

 

▲ テーブルの上に立って写真を撮ったので、前面の山並みがかろうじて見える

 

 

 

▲ この頂上広場で、ススキの穂を見るのは初めてだ

もう, 立派な秋だ。

 

しばらくいて、下山。

 

▲ 白谷沢登山口まで戻る 12:35PM

 

 

▲ 第三駐車場へ帰還。12:57PM

5時間40分の山行。

どこも痛くない、疲れてない、体調万全。

ウン、これなら秋山も大丈夫かな。

 

 

▲ クルマに戻ると

さすがに、コーヒーを淹れて飲むではなくて、

昨夜に半分飲み残しているスーパードライを飲んで、オールフリーを飲んで、

ああ、ウマイ!!

 

一息ついてから、数分歩いて立ち寄り湯へ。

▲ さわらびの湯

何度もこの温泉の前を通過したが、コロナ下では避けていた。もうちょっと走れば、自宅の湯に入れるので。

今夜もここで車中泊するので、今回は利用だ。それに今週は「敬老感謝ウイーク」とかで、入浴料が65歳以上は200円引きの600円!で、堂々と利用だ。

入浴者は他に4人ほど。開け放しの浴槽だし、ま、いいんじゃない。

 

▲ 入浴者数の割には、外に車が多く停車していたが

入浴のあとも、施設内でゆっくり休んでいるかたがチラホラと。

そういえば、きょうの山は、今までなら平日だし年寄り登山者が多いはずなのに、20代の若いカップルがやたらと多かった。彼らも行くところがないのだろう。が、健全でいいじゃない(笑)。

 

クルマに戻って

▲ コーヒータイム!!

どっちもマロン。

右か?左か? 

定期健診の終わったあとで意識高くなっていて、はい、右のケーキ一つだけにしておいた(笑)

 

このあと、山記事を書いて、テレビニュースを見て就寝。帰宅は明日にしてくれと言われているので、明日予定で。

 

さあ、この秋はどこへ行こうか・・ 

 

 

 

 


World Trade Center 9.11.2001

2021年09月12日 18時16分56秒 | 日々の思い

9月12日(日)

 

9.11の時、ボクは家内とハワイにいた。

日本から観光旅行にきていたわけだが、のぞいたカフェが騒然としていた。TVには黒煙を吐いたWTCが映し出されていた。

観光しようとしていた真珠湾は閉鎖され、日本への帰国便も延期になった。

 

90~97年にはニューヨークに赴任していたが、WTCには富士銀行さんの他にも、日本銀行のNY支店が入っていた。金融機関に勤めていた関係上、WTCの日銀の担当者ともWTCで面会している。その後も、このニュースが繰り返されるたびにあの方たちはどうされたのか、との思いがこみ上げてくる。

WTCで2192人名が亡くなられたが、邦人は24名とだけ知らされている。

 

 

バッハ G線上のアリア  Bach Air on the G String

追悼

 


小さなブドウ狩り

2021年09月07日 17時35分59秒 | 新型コロナ

9月7日(火)

2日の乗鞍高原に戻ってから、ご存じのとおりずっと雨続き。

きょう、ようやく晴れ間が出るとかで。

朝食後、いつものコースを散歩した。

 

▲ 幼稚園のマイクロバスが2台停まって

運転手さんに「アリガトウゴザイマシター」と声を一斉に上げて、園児がぞろぞろ出てきた。

次いで降りてきた運転手さんは若い女性。

見ていたボクに会釈するので、こちらも。

残っていないか確認しましたか?(なんて余計なことは絶対言わない)

 

▲ さあ、急げ、遅れたよ。

黄色い帽子は年中さん。

青い帽子は年長さん。

近所の幼稚園の子たちだ。

 

 

▲ 今日は、ブドウ狩りに来たのだろう

さあ、説明のあと、準備のできた年中さんはブドウ園内へ。

 

 

 

▲ マスカット二粒

 

 

 

▲ ブドウの房

 

 

 

▲ お茶畑の中に、ブドウ園が散在している

 

 

 

▲ 小学校の栗の木はどうなった?

 

 

 

▲ うん、ある、ある。

 

 

 

▲ なっている、なっている

でも、熟して、自然に落ち始めるまでは、あと数日かかるかな。

 

散歩コースを1周して、またブドウ園の前に戻ってきた。

 

▲ ピンク帽子の年少組の子たちが、マイクロバスに乗り始めていた。

孫のMayちゃんも年少組だったな。同じようなちんこい子ばっかりだ。

こんな、いたいけない子までに、マスクをさせて、マスクをしないといけないなんて・・・

 

広い空よ 僕らは今どこにいる?

 

 


9月の秋になってしまったし・・

2021年09月02日 11時07分14秒 | 青い空の日は旅立(全般)

9月1日(水)

朝から曇り空で

時々、パラパラとルーフに雨音がする。

 

▲ ブログを朝食後に書き上げて発信。

 

ちょっと雨が止んだ時に、外に出て

 

▲ クルマユリ? オニユリ?

 

 

▲ アザミ

 

 

▲ 黄色い花

 

 

▲ マーガレットではないと思うが(笑)

 

昼には、焼きそばを食べて・・いやお湯を注ぐだけのアレで

 

最新の天気予報をチェックするが、

今日はこのまま、そしてあしたも、あさっても雨  予報は変わってない。埼玉の自宅の予報は・・同様に雨だが、もうずっと気温は30℃以上にならない。25℃以下。「避暑地で涼しく読書」の大義名分が失われた。

 

それでも、今晩は乗鞍休暇村でリッチに食事しようと思って、電話してみると

 

「外部のお客さんの食事は午後1時までで終わりました。お風呂も午後3時までで」

が~ん!

コロナで時短になっているのだそうだ。

ヤメタ、ヤメタッ 

もう帰ろう・・

 

じゃ、出発だ。エンジンを掛けるだけだ。

 

ちょっと、お世話になったとこを寄っていこう。

▲ 観光センター横の臨時駐車場

ここが一番便利な場所。

 

 

▲ 観光センター前の大駐車場

情報を集めさせていただきました。

雨にけぶるというよりも、単にピンボケでした。

 

▲ センター前Pで、頑張っている自作キャンカーのかた

自作キャンカーのかたが他にもチラホラ、多かったような。

彼らこそ性根の座ったキャンパーで、コロナだろうが雨だろうが涼しくなっただろうが、そんなもん関係なく旅を続けるのだろう。

 

 

▲ 湯けむり館の駐車場

4回入浴したか。割引券(100円)使って@620円。

お世話になりました。

今回もピッツア、美味しかったよ。

 

松本の町へ下りて、長野道、中央道に乗って、

 

▲ 諏訪湖サービスエリアで休憩

諏訪湖好きだし、ここで車中泊してもいいかと思ったが

いや、もう少し走っておこう。

トラックが小型車エリアまで侵入してきてウルサイところの双葉SAは、絶対忌避して

 

 

▲ 談合坂SAまで来た。18:17PM

この小型車専用エリアで車中泊するのは初めてだ。雨が降ってもアーケードをたどってメイン館に行けるようになっているのがオシャレ。

ここから自宅までは1時間。

すぐ帰れるが、家人に連絡すると、明日は午後3時まで外出でイナイヨということなので。明日の朝、ここでブログして、昼飯も食べてから帰ろう。

 

これをもって、8泊9日の遅ればせながらの「避暑地の出来事」は無事終わりということで。

お読みいただきありがとうございました。

 

 

風立ちぬ 松田聖子 (1981)

 

いつも古いねえ


ボッチピザはウマイぞ!

2021年09月01日 13時13分47秒 | 青い空の日は旅立(全般)
  • 8月31日(火)

 

▲ 5:40AM

ウン? 今日は曇り予報だが、晴れている。

パジャマのまま、外に出てみる。

乗鞍岳の山並みが朝日に照らされて、浮き上がっている。

 

 

▲ 左からの陽は、まだこの駐車場に届いていないが

オッ!

いつの間に来たのだろうか、奇特な2台のお車も停まって、いや泊まっていた。それぞれ左右の端に陣取って。あれが我らの流儀だ。ボクみたいに真ん中に停めるのは、傍若無人のそしりを受ける(笑)。

 

いつものテキトーな朝食のあと、ブログ執筆に(笑)。こもって書いていても、家人に下宿人扱いされないのがよろし。

書き終えて、散歩だ。

 

▲ 白樺の径というのがあって

 

 

▲ 上からネイチャープラザの駐車場を見下ろす

昨晩からのお仲間の2台のクルマは、とうにどこかへ出発した。また新たなクルマがポロポロと来て、去っていく。

 

散歩を終えて

▲ ランチは塩ラーメンだ

卵を入れて、野菜もどっちゃり入れた。

うん、いい味だねえ。

 

昼のニュースショーを見ながら、脱出最終日。今こそ怒りのアフガン1988、ランボーによる救出が必要なのではと思ったり(笑)。あの時、ランボーはタリバンの前身と協力してソ連軍に立ち向かうのだよな。政治、ポリティックス。

 

さて、昨日から読み始めた本の続きを。

▲ ヤマザキマリと中野信子の対談集だ。

この本は、少し前の土曜日か日曜日、NHKラジオ朝6時台のサタデーエッセーに出たヤマザキマリが紹介してた本。

二人とも、ボクのブログを読んでいる方なら御存知だと思うが、一応。

著者略歴 

ヤマザキ/マリ
1967年、東京都生まれ。漫画家・文筆家。東京造形大学客員教授。フィレンツェの国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を専攻。2010年『テルマエ・ロマエ』(エンターブレイン)で第3回マンガ大賞受賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞。2015年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞

中野/信子
1975年、東京都生まれ。東日本国際大学特任教授。脳科学者、医学博士。東京大学工学部応用化学科卒業。東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。2008年から2010年までフランス国立研究所ニューロスピンに博士研究員として勤務

 

 

▲ きょうは、こっちの本で。

第一章 コロナでわかった世界各国「パンツの色」

第二章 パンデミックが変えた人類の歴史

第三章 古代ローマの女性と日本の女性

第四章 「新しい日常」への高いハードル

第五章 私たちのルネッサンス計画

話題の運びは、終始ヤマザキマリがリードするが、彼女がぞっこんの古代ローマ史の言及には、飽きるところがある。なぜか考えてみると、いかに古代ローマが偉大だったとしても、今のイタリアの世界的地位を思うとあんまり参考にしようと思わなくなってしまうのだろう。

そうは言うものの、興味深かった点を断片的に

・疫病に罹るというのは、人間が自然に負けたということでイタリア人には承服できないこと。キリスト教も罹患は信仰が薄いせいだとして、布教に利用した歴史的経緯があるということ。それゆえ、PCR検査を徹底し、ロックダウンで抑え込もうとした。しかし、衛生観念の低さ、密な家族主義があだになって感染爆発、医療崩壊を当初招いた。

・一方、日本では疫病は自然災害と同一視されて、ただ過ぎ去るのを待つパターン。かっこよくいえば、共生感を持つ。

・アウレリウスは名著「自省録」を著わしたが、「日本人はどうも自分たちの過ちを率直に顧みるのが苦手ですよね」(ヤマザキ)。この本は昨年の6月に発刊されたもので、日本の感染者数が少ないのはミラクルと喧伝されていた頃。「このコロナ対策の成功体験、あくまで暫定的な成功体験に酔って新しい芽をつぶすことだけはやめて欲しいと思いますね」(中野)。これは言い得て妙。昨年の6月以降の政府対策は・・あったのだろうか(笑)。

・14世紀のペストで何千万も死んだあと、ルネッサンスが出た。疫病は人間を混乱させるが、考える時間も与えてくれる。ある意味、貴重な機会だ。今回のパンデミックの後にも各々に蓄積している何かが爆発して、新しい精神改革に結びつく可能性も、無くはない。(ヤマザキ)

 

さあ、お風呂に行こう。

5時前に入ったが、二人だけ先客がいた。

それでも20分ほどで出て(笑)、

 

▲ 湯けむり館の食事処

予め予約しておいた、今晩のディナーをテイクアウトして

 

また新たな駐車場へ向かった。

▲ 座望庵 の駐車場

ここは舗装なし。ワイルドな広い駐車場。

もう誰も、絶対来ない駐車場だ。

 

 

▲ しかし、やはり熊は来るかもしれないので

夜間、クルマの外に出るのは自粛しよう。

 

さあ、食べよう。

▲ ジャーン、ピッザだ。枝豆付きで。

 

 

▲ 25cmのミックスピザ。1100円。

風呂とセットにしたからもっと安くなったはずだが、正確には忘れた。

一人でぜ~んぶ。

 

▲ 地元のテレビ、abn長野朝日放送 で。

「コロナ禍の週末 なぜ信州へ」とかのニュース。

Youはなぜ信州へ だって? 読書だよ(笑)。

 

 

▲ 信州は、キンキューにもマンボーにも掛かっていないから、観光客が来るそうだ

ま、それはあるな。

浪花には行かないわな。神奈川にも。

 

 

▲ 取り上げられていたのは、善光寺と軽井沢。

どちらも観光客が比較的に多いらしい。

「お寺巡りとか神社巡りとかしていて、ここ善光寺が有名だったからきた」のだって。

このピッザ、うまいな。

ボクにも聞いてよ。

しかし、観光地の声としては、「やはり来て欲しい」だって。

うん、どうもキャンカーに石を投げられることはなさそうだ。安堵。

 

 

▲ それよりは、明日から天気が・・

避暑という感じではなくなってくるなあ。