林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

ブルースマンへの道! その34

2019年07月29日 07時34分42秒 | ブルースマンへの道

さてさて、みなさま、やっと長い梅雨が明けましたね~。

 

おいらは7月13日のホット・ロッキン・ナイトが終わって、まだ軽い放心状態が続いている気がするっす(遠い目)

いや、それぐらい、すさまじい体験でしたよ・・・

こんな状態でしたからね~(笑)

 

こんなにも、観客の皆さんに盛り上がっていただくと、バンド冥利に尽きますってば・・・(号泣)

 

それはともかく「ブルースマンへの道」の続きを書いておかねば!!

途中いろんなことがあって、中断されておりましたけれども・・・

そう、前回は1セッションで3曲やることになっていて。

2曲が終わった時点まで書きましたな。

でも、ギターの青年くんが「キーがEじゃないと弾けない」と言っているので、どうしようか、というところまで・・・

 

ここで、おいらがうちのバンドの曲をアレンジしてきた経験が生きます。

おいらはその青年くんに向かって、

「カポタスト持ってます?? 

それを5フレットにつければ、同じ指使いでAの曲がやれるから、やってみましょう!」

と言います。

追い詰められたが故の、窮余の一策なのですが、周りの人たちは感心してくれます。

 

おお~、つぁんさん、良いね~!

まるでブルースの先生みたいだね~!!

 

なんていう、冷やかしが入ります(苦笑)

 

うちのバンドは、アコースティック・バンドだし、店長がなかなか練習時間が取れないので。

おいらのアレンジでは、カポタストを多用します。

これは、けっこう意見が分かれるところでもあるんだけども。

「カポタストを使うのは邪道」という考え方は、エレキギターを弾く人の中では、けっこう根強いものがあるんです。

うちの店長も、もともとは、カポタストをあまり使いたがらない人でしたわ。

でも、おいらは断固として「カポタストを使う派」です!(鼻息)

それにはいろいろ理由があるのですが、そこはまあ、置いておいて。

 

少なくとも、ブルースの世界では、エレキだろうが何だろうが、カポタストを使うミュージシャンは居るのです。

 

これを・・・

御覧下さい!!(笑)

はい、天下のブルースマン、アルバート・コリンズ様ですね!!

自分の指使いは一切変えず、カポタストによってキーを調整する!!

この清々しさがたまりません!!(涙目)

 

というわけで、それをこのギター青年くんに提案してみたんですが。

何とこれが大成功!!!

キーがAの曲「Help me」を、普通に弾きこなすギター青年くん。

弾けた本人がびっくり仰天(笑)

 

こうしておいらは、なんとかセッションを生き抜いたのです。

そして、セッションを終えて客席に戻ると、いろんな人とコミュニケーションが取れました。

ギター青年くんも、これによって、すべてのキーに対応できるようになったわけですね(爆笑)

いやあ、こういうのが音楽をやる喜びですよね・・・(遠い目)

そして二回り目のセッションも無事にこなして、楽しかったブルース・ジャムが終わったのです。

おいらにとっては、すごく良い経験だったし、ギター青年くんからも感謝されて・・・

言うことなしですわ!!

 

というわけで、ひとまず今回で「ブルースマンへの道」は終了としますね。

もちろん、また新たな動きがあったら、加筆していきますよ~!!