さてさて、みなさま、やっと長い梅雨が明けましたね~。
おいらは7月13日のホット・ロッキン・ナイトが終わって、まだ軽い放心状態が続いている気がするっす(遠い目)
いや、それぐらい、すさまじい体験でしたよ・・・
こんな状態でしたからね~(笑)
こんなにも、観客の皆さんに盛り上がっていただくと、バンド冥利に尽きますってば・・・(号泣)
それはともかく「ブルースマンへの道」の続きを書いておかねば!!
途中いろんなことがあって、中断されておりましたけれども・・・
そう、前回は1セッションで3曲やることになっていて。
2曲が終わった時点まで書きましたな。
でも、ギターの青年くんが「キーがEじゃないと弾けない」と言っているので、どうしようか、というところまで・・・
ここで、おいらがうちのバンドの曲をアレンジしてきた経験が生きます。
おいらはその青年くんに向かって、
「カポタスト持ってます??
それを5フレットにつければ、同じ指使いでAの曲がやれるから、やってみましょう!」
と言います。
追い詰められたが故の、窮余の一策なのですが、周りの人たちは感心してくれます。
おお~、つぁんさん、良いね~!
まるでブルースの先生みたいだね~!!
なんていう、冷やかしが入ります(苦笑)
うちのバンドは、アコースティック・バンドだし、店長がなかなか練習時間が取れないので。
おいらのアレンジでは、カポタストを多用します。
これは、けっこう意見が分かれるところでもあるんだけども。
「カポタストを使うのは邪道」という考え方は、エレキギターを弾く人の中では、けっこう根強いものがあるんです。
うちの店長も、もともとは、カポタストをあまり使いたがらない人でしたわ。
でも、おいらは断固として「カポタストを使う派」です!(鼻息)
それにはいろいろ理由があるのですが、そこはまあ、置いておいて。
少なくとも、ブルースの世界では、エレキだろうが何だろうが、カポタストを使うミュージシャンは居るのです。
これを・・・
御覧下さい!!(笑)
はい、天下のブルースマン、アルバート・コリンズ様ですね!!
自分の指使いは一切変えず、カポタストによってキーを調整する!!
この清々しさがたまりません!!(涙目)
というわけで、それをこのギター青年くんに提案してみたんですが。
何とこれが大成功!!!
キーがAの曲「Help me」を、普通に弾きこなすギター青年くん。
弾けた本人がびっくり仰天(笑)
こうしておいらは、なんとかセッションを生き抜いたのです。
そして、セッションを終えて客席に戻ると、いろんな人とコミュニケーションが取れました。
ギター青年くんも、これによって、すべてのキーに対応できるようになったわけですね(爆笑)
いやあ、こういうのが音楽をやる喜びですよね・・・(遠い目)
そして二回り目のセッションも無事にこなして、楽しかったブルース・ジャムが終わったのです。
おいらにとっては、すごく良い経験だったし、ギター青年くんからも感謝されて・・・
言うことなしですわ!!
というわけで、ひとまず今回で「ブルースマンへの道」は終了としますね。
もちろん、また新たな動きがあったら、加筆していきますよ~!!