さて、みなさま、お元気でございますかな?
緊急事態宣言の期間も、どうやら延長されそうな感じですなあ(ため息)
でも、店長のブログにもあった通り、できることからコツコツと!!
それはともかく前回は、スーパー・ギター・トリオのCDについて語りましたな。
おいらのギター弾きとしての弱点は、右手!!(遠い目)
これは後々までおいらを祟りまして、再結成してからのうちのバンドのライブでは・・・
毎回のように弦を切って、ライブを台無しにする始末(滂沱の涙)
そんなおいらですが、当時は20代前半、へたっぴのくせに、路上で演奏しておりました。
今思えば、第1期のアップルビデオ高津店の活動期間は、3年くらいあったかどうか・・・
バンドとして、アンサンブルを向上させていくような、時間的余裕は無かったと言えますな。
現在のように1週間に1度、会って練習できるというのは、大変幸せなことですわ。
なので、できる限り無理をせず、練習時間を持ち続けようと思っておりまする。
さて、そんな若いころ、第1期のアップルビデオ高津店の路上ライブの思い出ですが。
うちのバンドは、特定の方だけには、大変ウケました(苦笑)
これは、現在でもそれほど変わっていなくて、うちのバンドの上得意様は、
年配の方
保育園児
外国の方
以上です(爆笑)
若い女性が、かぶりつきで見てくれる、なーんてことは、数えるほどしか遭遇してません。
ですが、
年配の方は、遠くからしばらく眺めた後、近づいてきて、お酒やお金をくれたりします。
保育園児は、必ずといっていいほど、うちのバンドにくぎ付け(笑)
外国の方は、演奏に合わせて手拍子してくれたり、写真を撮ってくれたりします。
でも、それ以外の方は、ほとんど、ちらっと見て通り過ぎるだけ。
いや、それは全然間違いじゃなくて、路上演奏は、騒音だと言われればその通り。
ひたすら謝って、その場を立ち退くのが当然です。
だから、うちのバンドは、できる限り、迷惑にならない場所を選んで、音量もひかえめに演奏してます。
それでも苦情が来てしまったら、その場所ではもう演奏しません。
でも、たまーーに、うちのバンドの音楽を聞いて、声をかけてくださったり。
お金をいただいたり、お酒を差し入れてくださったりすることがあって。
そういうことを経験すると、嬉しくて、もうやめられなくなってしまうんですわ(苦笑)
第1期の時でも、そういうことはよくあったのです。
店長なんか、それで完全にハマってしまって、毎年夏の路上ライブが楽しみで仕方ないみたい。
そう考えると、おいらが店長に、変わった趣味を教えてしまったようですな。
そう、おいらが忘れられないのは、第1期の路上ライブの時に、熱心に聞いてくれたおじさんが居て。
君さ、ええ歌、歌うとるな。
と、声をかけてくれたのです。
あ、ありがとうございます~!
と言ったら、
わしのう、ボブ・マーリーが好きでたまらんのや。
と言われ、立て続けに、
リクエストや、「No Woman, No Cry」歌うてくれ。
と言われたのですわ。
いやあ、慌てました(大笑)
当時のおいらは、ボブ・マーリーについては名前を知っている程度で、ちゃんと聞いたことがない。
素直に謝って「Stand by me」かなんかを歌って、お茶を濁しました。
路上ライブが終わって、次の日に、冒頭の写真の、
ボブ・マーリーのライブCDを買いました。
そして「No Woman, No Cry」を聴いて、素晴らしい名曲だと思いましたわ。
それを知らなくて、さわりだけでも歌えなかった自分が情けなかったっす。
それ以降、お客さんがリクエストしてきた曲は、できる限り聴いておこうと思ってます。
だから、おいらの「思い出の音楽」の中には、お客さんからの影響もあるのですわ。
というわけで、聞いていただきましょうか。
Bob Marley & The Wailers - No Woman, No Cry
この独特のリズム感と、素晴らしい声。
情感に訴えてきて、泣けますな~(遠い目)
いつか、この曲をちゃんと演奏したいですわ~。
というわけで、以下次号じゃ!!