林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

思い出の音楽 その18 No Woman, No Cry

2021年02月01日 06時57分19秒 | 思い出の音楽

さて、みなさま、お元気でございますかな?

緊急事態宣言の期間も、どうやら延長されそうな感じですなあ(ため息)

でも、店長のブログにもあった通りできることからコツコツと!!

 

それはともかく前回は、スーパー・ギター・トリオのCDについて語りましたな。

おいらのギター弾きとしての弱点は、右手!!(遠い目)

これは後々までおいらを祟りまして、再結成してからのうちのバンドのライブでは・・・

毎回のように弦を切って、ライブを台無しにする始末(滂沱の涙)

 

そんなおいらですが、当時は20代前半、へたっぴのくせに、路上で演奏しておりました。

今思えば、第1期のアップルビデオ高津店の活動期間は、3年くらいあったかどうか・・・

バンドとして、アンサンブルを向上させていくような、時間的余裕は無かったと言えますな。

現在のように1週間に1度、会って練習できるというのは、大変幸せなことですわ。

なので、できる限り無理をせず、練習時間を持ち続けようと思っておりまする。

 

さて、そんな若いころ、第1期のアップルビデオ高津店の路上ライブの思い出ですが。

うちのバンドは、特定の方だけには、大変ウケました(苦笑)

 

これは、現在でもそれほど変わっていなくて、うちのバンドの上得意様は、

年配の方

保育園児

外国の方

以上です(爆笑)

 

若い女性が、かぶりつきで見てくれる、なーんてことは、数えるほどしか遭遇してません。

ですが、

年配の方は、遠くからしばらく眺めた後、近づいてきて、お酒やお金をくれたりします。

保育園児は、必ずといっていいほど、うちのバンドにくぎ付け(笑)

外国の方は、演奏に合わせて手拍子してくれたり、写真を撮ってくれたりします。

 

でも、それ以外の方は、ほとんど、ちらっと見て通り過ぎるだけ。

 

いや、それは全然間違いじゃなくて、路上演奏は、騒音だと言われればその通り。

ひたすら謝って、その場を立ち退くのが当然です。

だから、うちのバンドは、できる限り、迷惑にならない場所を選んで、音量もひかえめに演奏してます。

それでも苦情が来てしまったら、その場所ではもう演奏しません。

 

でも、たまーーに、うちのバンドの音楽を聞いて、声をかけてくださったり。

お金をいただいたりお酒を差し入れてくださったりすることがあって。

そういうことを経験すると、嬉しくて、もうやめられなくなってしまうんですわ(苦笑)

 

第1期の時でも、そういうことはよくあったのです。

店長なんか、それで完全にハマってしまって、毎年夏の路上ライブが楽しみで仕方ないみたい。

そう考えると、おいらが店長に、変わった趣味を教えてしまったようですな。

 

そう、おいらが忘れられないのは、第1期の路上ライブの時に、熱心に聞いてくれたおじさんが居て。

 

君さ、ええ歌、歌うとるな。

と、声をかけてくれたのです。

あ、ありがとうございます~!

と言ったら、

わしのう、ボブ・マーリーが好きでたまらんのや。

と言われ、立て続けに、

リクエストや、「No Woman, No Cry」歌うてくれ。

と言われたのですわ。

 

いやあ、慌てました(大笑)

当時のおいらは、ボブ・マーリーについては名前を知っている程度で、ちゃんと聞いたことがない。

素直に謝って「Stand by me」かなんかを歌って、お茶を濁しました。

 

路上ライブが終わって、次の日に、冒頭の写真の、

ボブ・マーリーのライブCDを買いました。

 

そして「No Woman, No Cry」を聴いて、素晴らしい名曲だと思いましたわ。

それを知らなくて、さわりだけでも歌えなかった自分が情けなかったっす。

 

それ以降、お客さんがリクエストしてきた曲は、できる限り聴いておこうと思ってます。

だから、おいらの「思い出の音楽」の中には、お客さんからの影響もあるのですわ。

 

というわけで、聞いていただきましょうか。

Bob Marley & The Wailers - No Woman, No Cry

 

この独特のリズム感と、素晴らしい声。

情感に訴えてきて、泣けますな~(遠い目)

いつか、この曲をちゃんと演奏したいですわ~。

 

というわけで、以下次号じゃ!!