なんか、東京は良い天気が続いておりますな~。
散歩とジョギングが大好きな、おいらとしては最高に気持ちいい季節です。
外に出ると、きりっと引き締まるような寒さが、これまた良いのですわ。
さてさて前回は、路上ライブをやっていたころに、お客さんからリクエストを受けた、という話でしたな。
当時のおいらは、大学では音楽サークルに入ってました。
その音楽サークルで、文化祭のたびに、ライブをやっていたのですが。
当時は「アンプラグド」がブームだったのですよ。
MTVの企画で、有名アーティストが、アコースティック楽器で演奏するという趣向の番組。
これは、アコースティックが大好きなおいらにとっては、たまらない企画!!(鼻息)
たくさんのアーティストの「アンプラグド」CDを買いましたなあ(遠い目)
そして、音楽サークルの仲間と、アコースティック・バンドを組んだものです。
これは、メタルばっかりやっているサークルの中では新鮮で、お客ウケも良かったのです。
その中の1人の後輩が、
「アコギでやるんなら、路上でもできますよ!」
とおいらを誘ってきて、2人で池袋の芸術劇場の前で路上ライブをやることになり。
だんだん、毎週末のようにその後輩と路上で演奏するのが当然のようになってきたのです(笑)
ただ、おいらもその後輩も、ギターを弾きながら、勝手に歌うことしかできなかったし。
自分の好きな曲しか歌詞を憶えてないので、お互い融通が利かず(笑)
交代で演奏するという感じで、いっしょに演奏していたと言えるかどうか(爆笑)
でも、路上で演奏するのは楽しくて、病みつきになってしまったのですわ。
それをアルバイト先の店長に話したら、今のバンドの結成につながったわけです(大笑)
そう、うちのバンドの元をたどると「アンプラグド」ブームに行き着くのですわ。
そんなブームの火付け役になったのが、冒頭の写真、
エリック・クラプトン様ですよっ!!
もちろんおいらは、CDも、ビデオも、楽譜も、全部持ってますっ!!(鼻息)
このCDに入っている曲は、どれも素晴らしくて、だいたいの曲はコピーしました。
おいらにとっては、音楽の教科書のような存在ですね。
それらの中で、クラプトンがスライド・ギターを弾いている曲もあるのですよ。
ビデオのその映像が、おいらが初めてスライド奏法を見た瞬間かもしれないです。
これまで、スライド・ギターが入った曲は聞いてきたけども、実際に見るのは初めて。
ガラスの筒を指にはめて、弦の上を滑らせて音を出すのを見て、
カッコよすぎる!!(憧れ)
と思ったのを、つい昨日のことのように憶えておりますぞい。
ただ、その時には、ギターのチューニングや弦高の問題など、おいらがマネをするには、敷居が高かったのは事実。
すぐにスライド・バーは購入したけども、ぜんぜんうまく弾けませんでしたわ。
おいらがチューニングを変えて、スライド奏法をやるようになるのは、この20年後くらいですね。
その代わりというわけではないけども、スライド奏法以外の曲については、だいたいコピーしました。
その中でも、表題の曲「Tears In Heaven」については、ずいぶん練習しましたなあ。
今でも、このアルバムの中の曲としては、楽譜を見ないで弾ける、唯一の曲かもしれないっすな(笑)
この曲が弾けるだけで「おお、やるじゃん」と思ってもらえて、かなり得をしましたわ(爆笑)
自分のギターをオープンDにチューニングする前は、ギターを持ったら、とりあえず、この曲を弾いてました。
それぐらい、おいらのギター人生で、たくさん弾いた曲なんですわ。
ただ、うちのバンドでは、演奏しなかったです(苦笑)
というのは、店長に憶えてもらうには、あまりにも複雑な構成の曲だから。
なので、自分1人で演奏するときだけの曲、といった感じです。
今でも、この曲を聴くと、大学時代のいろんな情景が思い浮かんできます・・・(遠い目)
というわけで、聞いていただきましょうか。
Eric Clapton - Tears In Heaven
和訳付きでみると、グッときますなあ・・・(涙)
この曲は、クラプトンの息子さんが、事故で亡くなったことを歌っているのですよ。
名曲中の名曲と言っていいでしょうなあ(遠い目)
というわけで、以下次号じゃ!!