林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
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とりあえずオイル交換

2016年01月26日 08時01分09秒 | バイク

こんばんわ。
アップルビデオ高津店 二輪担当ブルームです。


異常気象。
こうも毎年のようにそう呼ばれ続けておりますと、
もう何が正常で何が異常なのやら。

雪の予報だった日曜でしたが、何故か関東近辺は晴天。
でも全国各地でヤバイくらい降ってるらしいです。

そんな訳で、こっちもいつ降ってもおかしくないのだけれど
来たるべき雪の日のための備えが俺には足りない。


天候とか体調がよくない日、
メンテ中で自走できない時なんかのために
大小2台のバイクを所有する。
そんな生活も結構長いのですが、
昨年の夏に乗り換えた旧エボ・スポーツスター、
これが小さくて軽い上に、いい感じにボロっちい(褒め言葉)ので
多少の雨でも大きいほうで通勤するようになりました。
乗り換える前の新型スポの時は
今のよりも重くて車体が綺麗だったので
雨の日には絶対に乗らなかったものです。


ということで、乗る機会の激減したのがサブマシンの
ホンダCD50Sベンリィ(75cc仕様)

それで、たまに乗る時に限って、
エンジンが掛かりにくかったり、
タイヤの空気が抜けてたり、
チェーンがだるんだるんに延びてて
走ってる最中に脱鎖したりするのです。
ちなみに脱鎖ってコトバは多分ありません。
今俺が作りました。
脱腸とか脱線とかにみたいに、だっちぇーん と読みます。
要するに、走ってるとチェーンが外れるのね。

なんだよこの有様。バイク乗り失格!
コレはいかんね、ちゃんとメンテしてやらんとな。

と云うことで、ベンリィメンテ強化月間だ!
メンテと云えば、とりあえずオイル交換だ!
コレも実はもう長いこと換えてない気がするぜ!




このホンダ・スーパーカブというバイク。
おそらく知らない人は居ないでしょう。
まさにニッポンの誇るアーティファクト。
ベンリィも基本的にこれと同じ型のエンジンを積んでいます。

そして、カブエンジンにまつわる様々な都市伝説。
エンジンオイルの代わりに天ぷら油を入れてても走る、だの
耐久試験したら計測する機械の方が先に壊れた、だの
どこかの町が大洪水で車・バイクみんな水没してしまい
水が引いた後に唯一エンジンがかかったのがカブだった、だの。
こういったオーバーな話がいくらでも出てくるほど
恐ろしいまでの耐久性と完成度を誇るエンジンです。

そんな訳で、ついつい俺も軽く1~2年くらい
平気でオイル交換をサボったりしてしまうのも仕方がない。


そして、オイル交換といえばオイルフィルター。
真っ当ななバイク乗りは、大体年に2回はオイルを交換し、
そして2回に1回はフィルターごと交換のサイクルだと思います。

あれ?そう云えばカブエンジンのオイルフォルターってどこだ?
それらしきモノは付いて無いから外付け式では無いし、
それ用のハッチも見当たらないから内蔵式でも無いし?

実は…エンジンを割らないといかんのでした。

厳密にいうとコレ、一般的なオイルフィルターとは
少し構造の異なるモノで、遠心フィルターとかいうらしい。
一般的な車両では濾紙のようなカートリッジを使い捨てますが
コイツには小さな金網が1枚ついてるだけなのです。
アレだ、普通のサイクロン式とダイソンの違いみたいなもん。


さて、今回はオイル交換ついでに
こいつの清掃をやってみたいと思います。
サービスマニュアルでは12か月ごとの清掃を推奨してるそうですが
定期的なオイル交換やってれば10万キロくらいは平気とか
言う人も居るとかいないとか…。

一応エンジンを車体から降ろさなくても分解できる部分なのですが
サイドスタンドと一体型のステップを外す必要があります。
しかし、センタースタンドがついてないバイクなので、
ジャッキとかで持ち上げてやんないとダメなのです。

そんなこともあろうかと!

バ~イ~ク~用ジャッキ~~(どっかの青い猫型ロボ風に)

ベンリィの車重はたかが80kg。
背の高い脚立と例の紐があれば
華奢なこの俺でも十分に吊れる重さだ。
タイヤ交換とかではないのでタイヤは両方接地してても良いのです。
以前は頑丈な塀にもたれかけた状態で色々いじってたのですが、
引っ越した時に使えそうな塀が無かったので購入しました。
スポーツスターのメンテにも重宝しそうだったしね。
まだベンリィにしか使ってないけどな!

後編に続く。



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