さてさて、だんだん寒くなってきましたが、いかがお過ごしですかな?
新しいギターを業者に注文して、はや2ヶ月くらいが経過しておりまする。
とにかく、練習しながら、ギターの到着を待とう、と決めたというのが前回のお話。
この間、いろんなことを考えまして。
うちのバンドの、これからのアンサンブルをどうしようか、などというところまで頭を使っておるんです。
というのは、うちのバンドには、
ベースがいないんです。
これは、はるか20年位前にこのバンドを結成したときからの問題。
VROOOMが参加したてのころの、試行錯誤時代に、ほんの一時期ベースを弾いていたこともあるけど。
音量の問題やら何やらで、結局、パーカッションに変更。
んで、ベースがいないことについてもいろいろと考えてみたのですが。
うちのバンドはとても仲がいいので、ここに新たにベースを加入させるという選択肢は、ひとまずのところ、無し!!
というわけで、ベースなしで、いかに良いアレンジをするか、ということですよね。
んで、ベースがいない有名なバンドといえば、
ドアーズですよね!
このバンドは、ヴォーカル・ギター・キーボード・ドラムスの4人編成。
でも、キーボードのレイ・マンザレクが、左手で低音を担当しているので、ベース音はアンサンブルに入ってます。
うちはキーボードがいないので、この方式は使えませんなあ。
あと、おいらが個人的に大好きなバンドで、ベースがいないバンドといえば、
ハウンドドッグ・テイラー&ハウスロッカーズ!!
この写真だと分かりづらいですが、後ろに立っている人は、ギタリストなんですよ。
つまり、ギター・ギター・ドラムスの3人編成。
そして、ヴォーカルも担当するハウンドドッグ・テイラーはスライド・ギター。
おお、ほとんど、うちのバンドと編成が同じじゃん。
これは参考になるぜっ!
あ、ちなみに、このハウンドドッグ・テイラーの左手は、指が6本あることで有名!
これは多指症といって、わりと珍しくなくて、歴史上の有名人でいえば、豊臣秀吉なんかもそうだったらしい。
指が6本あると、ギターを弾く上では、いろんなことができて便利じゃん、と思ってしまいますが(笑)
実際は、邪魔でしょうがなかったらしい(爆笑)
で、こんな写真も残ってます。
そうか、ハンドドッグ・テイラーも小指にスライドバーをはめていたんですね。
昔の人ほど、中指や薬指にはめてるイメージがあるので、この世代のスライド・ギタリストとしては、わりと珍しいかも。
んで、肝心のこのバンドのアンサンブルですが。
ものすごいパワーで押しまくるバンドなもんでして。
タイプとしては、「アンサンブルなんてどうでもいいぜっ」て感じなのですが(笑)
後で聞いてもらいますが、この猥雑な感じのブルーズ、最高にすばらしいっす!
注意深く聴くと、ギターの二人が交代で低音を担当している気がするざます。
なるほど、こういう方法もあるのね。
おいらの演奏者としての、かなり大きな欠点として「低音が弱い」というのがあるっす。
低音の重要性に、かなり無頓着だったんですね。
なもんで、自分を奮い立たせて、新たな演奏方法を確立しようと、決めたのですよ。
「低音をしっかり鳴らしたうえで、うちのバンドにもっとグルーヴを」ってことですね!!
では、ちょっと、聴いてみましょうか!
ベースのいない、ハウンドドッグ・テイラー&ハウスロッカーズの演奏ですよっ!!
最初の30秒くらい、演奏じゃなくてしゃべりが入ってますけど、このしゃべり方も、味があっていい!
Hound dog taylor: Shake your moneymaker
ベースがいなくても、十分、低音がおぎなえているじゃん!!
さて、こういう演奏をするために、具体的にどうするかというのが、次回ですねっ!!
ありがとーございますっ!!
いやぁ、嬉しいっすー
こちらも、ときどき寄らせていただきます、どうぞよろしくお願いします~!
このハウンドドッグ・テイラーさんは初耳でしたが、ご機嫌ないい音でした。
ベースなしでグルーヴ出せるようお祈りいたします。また寄らせていただきます。