林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

バンドの歴史70(スキャロップド加工)

2024年11月02日 06時59分35秒 | バンドの歴史

みなさま、お元気でございましょうか??

どんどん季節が移り変わって、まるで走馬灯のようですわ(遠い目)

年をとってから、どんどん時間の流れが速くなっているような気がする・・・

 

まあ、それはともかく、前回は、店長が新しいギターを買った、というところまで語りました。

ところが、それだけでは、店長の本領は発揮されないわけですよ。

 

そう、表題にもあるとおり、

スキャロップド加工

されていないギターだと、店長にとっては弾きにくいギターになってしまうのです。

 

スキャロップド加工というのは、イングヴェイ・マルムスティーンや、リッチー・ブラックモアのギターに、その加工がなされていることで有名ですね。

店長はイングヴェイ・マルムスティーンにあこがれて、ギタリストを目指したわけですからな。

当然、使用するギターについても、大きな影響を受けています。

 

 

んで、スキャロップド加工とは何かと言うと、

こんなふうに、指板をえぐり取る加工のことです。

こうすることで、小さな力で弦をフレッドに押し付けることができるわけです。

よって、速弾きをする場合には、大変やりやすくなるわけですな。

 

店長はここ最近、あまり速弾きはやらなくなっていますが、

というか、アコギの12弦ギターですからね、そもそも速弾きには全然向いていませんし(笑)

 

 

それでも店長がスキャロップド加工にこだわるのは、

きれいな音が出せるから

ということのようです。

 

 

つまり、指板がえぐられていることによって、弦がしっかりとフレットに押し付けられるので、澄んだ音が出せるということなわけですな。

店長は何よりもギターの鳴り、音にこだわる男ですからね。

ギター本体のヴォリューム・ノブは、最大じゃないと嫌だし。

ピッキングを弱くして、音量を下げることも、好きじゃないです(苦笑)

 

昔は、音楽的に必要だと思われる場面でも、ピッキングを弱めることを嫌がりましたからね~。

筋金入りの、フォルテシモ演奏家です(笑)

 

 

そう、そんな店長からしたら、弦の押さえが足らなくて、濁った音が出るなんて、言語道断!

 

 

というわけで、店長のメイン・ギターにするからには、

このブリードラブの12弦ギターを、スキャロップド加工する必要があるわけです。

 

 

 

で、誰がやるの?

 

 

 

 

そりゃ、VROOOMでしょ(爆笑)

 

 

 

 

この、スキャロップド加工というのは、指板をすべて、なめらかにえぐり取るわけですからね。

しかも、フレットとフレットの間の長さは、全て違います。

つまり、一様に削り取ることはできませんから、すべて細かく調整する必要があります。

業者だと、うん万円の工賃がかかる、かなり大規模な作業なのです。

 

 

VROOOM曰く、

この作業だけは、もうやりたくねえ!

というほどの、とんでもない作業を、

正月三が日

やってもらいました(爆笑)

 

 

 

というわけで、

VROOOMから店長に引き渡されるブリードラブ。

 

いやあ、店長の満面の笑みがたまりませんなあ~(遠い目)

 

 

そして、その出来具合を、

確認して、さらに喜ぶ店長!!

 

 

考えてみれば、この時から、店長のブリードラブ時代が始まったのか~(遠い目)

今となっては、店長がブリードラブを弾いていない姿を想像することもできませんが。

このギターは、本当に、店長にマッチしているよな~(讃嘆)

 

 

しばらく前に、店長と2人でカラオケで練習したんですが。

アンプを使わないで、生音で練習したら、店長のギターの音量が

おいらのリゾネーター・ギターにも負けないどころか、勝っているぐらいで・・・

すごく、びっくりしましたわ。

リゾネーター・ギターは、音量を上げるために設計されたものですからね。

それを凌駕するほどの音量・・・いくら12弦ギターだからといっても・・・

いやあ、素晴らしいギターであることは、間違いないと思うっす。

 

 

もちろん、使っていれば、傷んでいくのは仕方ない事。

これ以後(6年くらい)使い倒したわけですから。

ボディが削れたり、ジャックが傷んでノイズが出たりしておりますが。

メンテナンスしながら、まだまだ使えるはずですぞっ(鼻息)

 

 

というわけで、以下次号じゃ!



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