荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

松戸市矢切界隈

2017年03月16日 | 散文
「野菊の墓文学碑」の場所から更に坂道を上がったと思ったらすぐ下り坂です。
頂上が狭い台地です。
その下りの途中に「矢喰村庚申塚案内」があります。

昔は、「矢切」でなく「矢喰」と言ったのでしょう。

自転車に乗ったまま見ます。


この比較的新しい石碑は「野菊の墓」をモチーフにしたものと思います。


その斜め向かい側の下り坂の途中には矢切神社があります。


小さな神社です。


台地の上にある神社です。


坂を下りると「松戸街道」に出ます。
街道沿いの煙草屋です。

店名が地元色豊かです。

その街道沿いに、矢切駅が在りました。

今日の終点です。

帰りは江戸川左岸をひたすら走ります。




いつもは右岸の「下町ロケットの土手」から見るマンションがこんなに大きいです。


柴又の岸辺でひょいと乗った渡し舟からこんな散策になりました。
お付き合いありがとうございました。
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野菊苑・野菊の墓文学碑

2017年03月16日 | 散文
階段を上がると「野菊苑」です。


江戸川方面を見ます。
江戸川から広い畑を過ぎて、急に盛り上がった台地に来ました。


先ほど見上げた橋があります。


橋上から自転車で上がって来た道路を見ます。

ここは坂の途中にあります。

橋を渡り切りました。


「野菊の墓文学碑」です。


小説の文章が刻まれています。

この純愛小説は何度か映画化されました。
ヒロインの民子を誰が演じたかで、その人のおおよその年齢が分かります。

松田聖子や山口百恵、私が観た映画の主人公は高田美和です。


文学碑はお寺の敷地に隣接しています。


こんな案内板もありました。
ここ矢切台を舞台に、里見一族が北条氏康・氏政親子に戦いを挑んで結局大敗を喫し、以後里見一族は安房に篭って戦国の表舞台に出て来なかった。
そんな話です。


もう一度江戸川方面を見ます。
民子も、兵どもも駆けた大地です。

この石段を下りて自転車に向かいます。
せっかくなので、矢切駅まで行ってみます。
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