白山のビルの谷間に円乗寺があります。
円乗寺には八百屋お七の墓があります。

今日が命日です。

お七の生家は駒込片町(ここ白山の隣町)で大きな八百屋を営んでいました。
天和2年、近くの寺院の出火(後に天和の大火)でお七の家も焼けてしまい、菩提寺であるここ円乗寺に避難しました。

その避難中、寺の小姓である佐兵衛(または吉三郎)と恋仲になりました。

やがて家は再建され自家に戻りましたが、お七は佐兵衛に会いたい一心で付け火をしました。
焼け出されればまた円乗寺に避難できます。

放火の大罪で捕らえられたお七は、天和3年3月29日に、火あぶりの刑に処されました。
数えて16歳だったといいます。

中央は寺の住職が供養の為に建て、右側は寛政年間に岩井半四郎がお七を演じて好評だったので建立しました。

左側は近所の有志たちが270回忌の供養で建てたものです。

人の運の不思議を想います。
悲恋の主人公である彼女は大犯罪者です。
歌舞伎に取り上げられなかったらただの不良娘、ヤンキーだったのです。
円乗寺には八百屋お七の墓があります。

今日が命日です。

お七の生家は駒込片町(ここ白山の隣町)で大きな八百屋を営んでいました。
天和2年、近くの寺院の出火(後に天和の大火)でお七の家も焼けてしまい、菩提寺であるここ円乗寺に避難しました。

その避難中、寺の小姓である佐兵衛(または吉三郎)と恋仲になりました。

やがて家は再建され自家に戻りましたが、お七は佐兵衛に会いたい一心で付け火をしました。
焼け出されればまた円乗寺に避難できます。

放火の大罪で捕らえられたお七は、天和3年3月29日に、火あぶりの刑に処されました。
数えて16歳だったといいます。

中央は寺の住職が供養の為に建て、右側は寛政年間に岩井半四郎がお七を演じて好評だったので建立しました。

左側は近所の有志たちが270回忌の供養で建てたものです。

人の運の不思議を想います。
悲恋の主人公である彼女は大犯罪者です。
歌舞伎に取り上げられなかったらただの不良娘、ヤンキーだったのです。