時が止まった家

2階から見る集落です。
この山あいの谷に10軒ばかりの一族が暮らしています。
既に限界集落です。


台所から居間を覗く景色です。
右手廊下の奥はトイレと浴室です。
この家は2世帯住宅なので、トイレが4ヶ所あります。
至る所に手摺りを付けています。

台所の2面と廊下の手前右側が食器棚です。
昔は自宅で接客をしていたので沢山の食器がありました。
大半を処分しても、まだ一杯残っています。

電池が切れた時計が止まっています。
こうして、この谷にまた1軒空き家が出来ました。


「跡取り」の私が住まないからです。

帰省します。

実は、今は帰京しています。
既報のとおり、タブレットではギャラリーから張り付けた写真が真っ黒になってしまうので投稿できませんでした。
帰京して書いています。
時間が約2週間逆戻りますがご容赦ください。

羽田を出発しました。
曇り空の下に海ぼたるをかろうじて確認しました。


飛行機は西へ飛びます。
曇り空の下、中部国際空港と知多半島が見えます。
あのブーメランの山部分(半島の中心の右側)、常滑市の外れに家内の実家がありました。
道路の向かいはソニーの創始者の実家、盛田酒造でした。
やがて、義両親は半島を渡って、半田市に住居を構えて20年ほど暮らしました。
懐かしく見ます。


六甲山の向こうに神戸の町並みが見えます。


橋を渡ると淡路島です。


瀬戸大橋です。
向こうは四国です。


しまなみ海道が見えてきました。




飛行機が高度を下げます。


四国は晴れています。




更に高度を落として、船の頭を掠めるように、帰省しました。




暫く滞在します。